【前編】藤原大祐インタビュー 初出演ドラマ『中3、冬、逃亡中。』3月8日(日)配信スタート!

2020/3/15 16:03

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

芸能事務所アミューズの若手俳優、藤原大祐が『中3、冬、逃亡中。』でドラマ初出演を果たした。ドラマの原作は人気マンガ「中3、冬、逃亡中。」(ノレソレ作、ウェイブ/COMICゴイチ)で、孤独な35歳独身女性とワケありの中学3年生の少年が出会い、逃避行という道を選ぶ禁断の愛の物語である。壇蜜が主人公35歳独身女性・花菜を、藤原大祐が中学3年生・翔太を演じる。難役に挑戦した藤原大祐に、役作りやドラマの見どころについて聞いた。

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――初ドラマ出演ということですが、ご出演が決まった時のお気持ちからお聞かせください。

マネージャーさんからいきなり連絡がきて、「大祐、今から会社に来られる?」と言われたので、“あれ?何か悪い事したかな?誰かと間違えられて怒られるのかな?”と恐る恐る会社に行ったんです。そうしたら台本を渡されて…。サプライズで知ったので聞いた時はとにかく嬉しかったです。

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――原作のマンガはご存知でしたか?

知らなくて、オーディションを受ける時にどういう作品なのかと思って調べて読みました。ただ、脚本が面白くて、原作マンガをアレンジしている部分もあったので、原作に捉われず、台本を読み込みました。

――台本を読んでみていかがでしたか?

最初に読んだ時はとにかく面白い本だと思いました。その後、何回も繰り返し読んでみて、役者としてこの役(翔太)を演じると考えた時にメチャクチャ難しい役だと思いました。翔太は僕の元の性格と真逆なんです。僕は、自分を信じて生きているタイプなので、自分の中に根拠のない自信が生まれてきて、何でもできちゃうんじゃないかと思うことがよくあるんですが、翔太は、信じられるものがないから、ああいう事になってしまったのかなと思いました。自分のことも両親も信じることができない。自分と真逆だったので、真逆だったからこそわかった部分はあるかもしれません。

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――藤原さんと翔太の共通点は無いということですね?

共通点は無いんですけど、自分じゃない誰かを演じるために、共通点を作ろうとして、自分の中の引き出しから翔太に近いものを探して、それを組み合わせて翔太像を作りました。もし自分がこの状況だったら何をするかなと考えて、そして、それの逆をやれば翔太になると考えたりもしてみました。いろいろ試しました。

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――撮影を終えて、印象に残っているシーンやエピソードがあればお聞かせください。

最初に台本を渡されたときに、「翔太、泣く」と書いてあって、“俺、泣けないよ~!”って思って、不安になりましたが、実際には、涙ぐむことはできましたし、気持ちを作ることができました。でも、今回の作品の取り組みとして一番意識したのは現場での居方です。

――居方ですか?

壇蜜さんと本当は話したかったのですが、翔太と花菜の関係としては話さない方がうまくできるかと思って、そのようにさせてもらいました。壇蜜さんもわかってくださったので、なるべく最初は会話をせずにいました。途中から段々翔太と花菜の関係性が深まっていくのでそれに合わせて話したいなと思っていたら、壇蜜さんからも話しかけてくださって、すごく優しい方でした。

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――最初に、共演が壇蜜さんとお聞きになった時にはどう思われましたか?

あぁ、壇蜜さんだ、と思いました()。『サンデージャポン』を見ていて知っていたので。

――壇蜜さんから、藤原さんに対して何か言われましたか?

「君は背負って立つ男になるよ」って言っていただきました。

――へぇ~。

僕の未来ノートを考えて、壇蜜さんと壇蜜さんのマネージャーさんとメイクさんとスタイリストさんと集まって、僕の将来の話をしてくださって。「たぶん、大祐、30歳ぐらいに何々が起きるから」とか、「大祐、気を付けた方がいいよ、二十歳ぐらいの時に何々が」みたいなアドバイスをいただきました()

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――共演の笠松将さんはいかがでしたか?絡みはあったのですか?

シーン的には少なかったです。笠松さんはとにかく切り換えがすごい方でした。楽屋ではけらけら笑って話しているのに、“よーいスタート!”になったらいきなり変わるので、すごいなぁ、役者だなぁと思いました()。僕はそれがまだできないので。僕は口角が普段上がっているのですが、翔太は絶対口角が上がらないですし目尻も僕と違うので、そう演じるために、さきほど話したように壇蜜さんと話さないようにしていたんです。

――そういう役作りについては先輩からアドバイスを受けたりしたのですか?

いえ、自分の中で翔太像を思い浮かべてやりました。

――普段口角が上がっているのに、下げておくのは難しいですよね?

はい。だから撮影入る前に一日笑わないようにしました。家で、親とかにびっくりされました。「体調悪いの?」って聞かれて(※暗い表情で)「いや、別に、今から現場だから」って感じでした()

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――撮影中、けっこう大変でしたね。

でも楽しかったです。役者としてあんな素晴らしい役に出会えて。

――初ドラマでしたが、演じてみていかがでしたか?

すごく貴重な経験をさせていただきました。家で役を考えて作ってそれを現場で披露すると思っていたのですが、そういう考え方ではなくて、家である程度60%、70%作っていって、後は現場で得るもの大切にする、というちょっとリスキーなことをしてみたのですが、それによって得られることが大きかったです。現場というのを初めて知ることができました。

――髙橋泉監督からのアドバイスはありましたか?

はい、監督さんともかなりコミュニケーションをとりました。僕からもいくつか提案させてもらったりして、おこがましいんですけど。非常に楽しい現場でした。

――提案というのは、例えば動作とかですか?

動作もそうですし、台詞もそうですし、カメラのアングルについても言わせていただいたりしました。家を借りて撮影をしていたのですが、アングル的に撮り辛いという会話が聞こえてきたので、「ここどうですか?」と提案をして、実際に採用されたこともありました。役者のことを考えてくださる現場で、安心して演じることができました。

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 後編に続く~http://ranran-entame.com/dorama/66441.html

『中3、冬、逃亡中。』(全4話)
■脚本/監督 髙橋泉
■出演 壇蜜、笠松将、藤原大祐、渋川清彦 他
dTVチャンネル
3月8日(日)より毎週22:30~ 配信中!

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