漫画・森永いと、原作・東ゆきによる同名コミックをドラマ化したテレビ東京ドラマ「推しが上司になりまして」（10月4日放送開始）記者会見が9月26日(火)に行われ、主演の鈴木愛理、共演の片寄涼太（GENERATIONS）、髙野洸、稲田美紀（紅しょうが）、カルマが登壇した。
主人公・瞳を演じた鈴木は、まず「中条瞳ちゃんは2.5次元俳優である桐生斗真（片寄）をずっとずっと推して毎日を過ごしていた女の子。ドラマは、斗真が引退するところからスタートするんですけど、その推しが会社の上司（高城修一）として現れるっていうので、一見すごいファンタジー」とストーリーを紹介。そして「自分自身も℃-uteやBuono!で、アイドルグループの解散、ラストライブを経験した身なので、瞳ちゃんとは逆の立場。推される側としての経験が瞳ちゃんにいい影響をもたらせながら、演じることができたら。私がオンステージで見てきたファンを今度は自分がやる側だったので、20年以上見てきたファンの皆さんを参考にしつつ、観ていただく方には、オタクとしてのリアリティーを認めてもらえたら嬉しいなと思います」と観て欲しいポイントを力説した。
瞳の推し・桐生斗真であり、瞳の上司・修一を演じた片寄は「突拍子もない設定かと思いきや、意外と今の時代にありそうなストーリーではあるなと思いながら、撮影をさせていただきました。見どころは、僕の演じる推しがいる時の瞳さんの居方、僕が見てないところの瞳のギャップの幅を楽しんでもらいたい。この気持ち分かるなっていう風に、推しがいる方こそ、分かるんじゃないかなと思っています」と瞳ちゃんが見どころとアピールした。
修一の後輩の舞台俳優・桜木和樹を演じた高野は「斗真君に憧れて、斗真君に認められることが原動力になっている俳優を演じています。僕も実際に2.5次元の舞台に出させてもらっているけれど、ドラマでウィッグを被るのも、カラコンもつけるのもすごく新鮮でしたし、楽屋にいるシーンも撮影しました。楽屋にいる時はめっちゃ恥ずかしいので、お手柔らかに観てほしいです」と謙遜していた。
また、洸、瞳と修一が働くTKGカンパニーの同僚役として、本作がドラマ初出演となる稲田は「私だけ演技指導みたいなのがなく、その私のままでいいって言われてましたので、そのままなんです」と笑いを誘っていた。
この後、鈴木が推しグッズを紹介。桐生斗真の等身大パネル、斗真の写真入りウチワ、アクリルスタンドキーホルダー等々を並べ、鈴木「こんなにたくさんの推しグッズが出てくるドラマは珍しい」、片寄「（推しグッズで充満している）瞳さんのお部屋でのシーンも続けて撮影したので、片寄で胸焼けしないか心配です（笑）」など、推しグッズで盛り上がった。
こんな元スター俳優でオーラがダダ洩れな修一を演じた片寄は「難しいなと思いながらも、あまり気張らず自然体でやろうかなと思って演じました。あとは所謂丸の内のオフィスが似合う自分でやりたいなと思いながら、毎日スーツを着ました」と会社員姿にも自信を覗かせていた。
鈴木には推しの質問。鈴木は「私がアイドルの世界に入ったのは8歳の時。推しという言葉は私が高校生とか大学生くらいの時に登場したんです。私は高校生の頃からずっとback numberさんが好きなので、推しというよりリスペクト。推しの生活っていうハッシュタグに似合うような存在は意外といなくて、瞳ちゃんは楽しそうでいいなって思いながら演じていました」と明かした。
一方、片寄は「それが支えになるというか、本当趣味の範囲になりますけど、それはワインですね。ワインに生活を支えられているというか癒しになっている」と語り、ワインを絵画の説明かのように「熱量を込めて話せるのが推しなんだろうな」と自身納得していた。
また、最後の質疑応答ではメインビジュアル頬つね撮影時の印象についての質問があり、片寄「初日でしたね。若干距離感があって恥ずかしげだった印象があります」、鈴木「汗びっしょっりでしたよ。どうしたらいいか分からなかったです。ラブコメは初めてだったので、ラブコメ大先輩に、頬つねをしてもらいながら付いて行こうと･･･」、片寄「あの日はぎこちなく終わりましたけど、コメント動画がSNSに上がっていて、一番恥ずかしかった」などと二人で盛り上がっていた。
ドラマNEXT「推しが上司になりまして」
2023年10月4日スタート 毎週水曜 深夜24:30～25:00放送
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知」、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
公式サイト：https://www.tv-tokyo.co.jp/oshijyoshi
