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2012年5月4日 02:07

キム・ジソク、除隊後初のファンミーティング開催!「会いたかった!」

ドラマ「憎くても可愛くても」で主役を演じ爆発的な人気を集め、大好評ドラマ「推奴(チュノ)」や「個人の趣向」など数々のドラマ・映画に出演し、大注目のキム・ジソクが、4月30日、東京・大田区区民プラザにて、除隊後初となるファンミーティング『Kim Jisuk COME BACK!!』を開催した。

3月7日に除隊し、入隊前の約束通り一番に日本のファンに会いに来たキム・ジソク。ファンとの再会を心待ちにしていた彼が、イベント前に記者会見を行った。

Q:東京での初めての公式ファンミーティング開催を前に、今の気持ちは?

今日は、2年間待ってくれたファンのために作った時間なので、いろいろと準備しました。

自分にとって辛いときに応援していてもらったことが、本当に自分の力になりました。

Q:来日は、何回目ですか?

今回が5回目です。仕事で4回、プライベートで1回です。友人の日本留学中に来たとき、とんかつ、和牛、お寿司など、食べ歩きをして楽しんだことを覚えています。でも、今回の来日が一番お天気がよくて気分がいいです。

Q:入隊前と後で、俳優として変わったことはありますか?

変わったと思うことは2つあります。1つは、規則正しい生活を送り、健康な体になったこと。痩せているように見えますよね?実は、違いますよ~(笑)。

俳優キム・ジソクとしては、軍隊で「国防広報院 後方支援隊」に所属していたため、TVやラジオのMCなど、演技以外のことを経験し、多くのことを学ぶことができました。いろいろな芸能人たちと一緒に暮らしたので、その人たちの個人的なことまで知っていますよ。

Q:今後の作品の予定は?

現在、『二つの月』というホラー映画の撮影をしています。心理的な恐怖の内容となっている映画です。映画が終わったら、『ロマンスが必要2012 』というドラマの撮影に入ります。イ・ジヌクさんと三角関係を演じます。友人のイ・ジヌクさんと一緒なので、いいシナジーが出ればいいと思っています。

Q:いつも楽しいジソクさんですが、バラエティー番組に挑戦する予定は?

自分も好きなので、出てみたいですね。バラエティーで自分を出した方がよくアピールできるかも(笑)。先日、『強心臓』という番組に出演したら、MCの仕事の話も来るようになりました。でも、今は除隊したばかりなので、バラエティーより作品で自分を見せたいと思います。

Q:イ・ジヌクさんととても仲が良いそうですが?

はい、とても仲良くしています。でも、彼と僕はタイプが違います。イ・ジヌクさんは、お酒も飲まないし、たばこも吸いません。一緒に遊ぶときは、いつも彼が代行運転をしてくれて、僕がお酒で忘れた記憶を覚えていてくれます。好きな女性のタイプも違うので重なることはありませんね(笑)。

僕のタイプ?除隊したばかりですから、女性なら誰でも!

Q:では、結婚願望はありますか?

もちろんあります。僕には結婚して香港に住む兄がいるのですが、義姉さんと子どもを見ると、可愛くていいなぁと思います。

Q:軍隊生活では、ガールズグループが必須という話を聞きますが、いかがでしたか?

よく聞かれる質問ですね。軍隊では、女性アイドルの定義があります。軍隊生活で、ガールズグループは、お母さんの次に大切なんです。“少女時代”がベースになっていて、階級によってセクシータイプ、しっとりと聞かせるバラードタイプ・・・と変わっていくんですよ。

記者たちに対し、「何でも聞いてください。何でも話しますよ~。」と気さくに話しかけるキム・ジソク。あらゆる質問にウイットに富んだ表現で答え、かしこまった質疑応答の記者会見とは違い、和気あいあいとした笑いの絶えない会見となった。

また、「今日は、たくさんの取材の方がお集まりいただき、本当にありがとうございました。」と深々と頭を下げる真摯な姿に、彼の誠実さが感じられた。

除隊時の映像がスクリーンに流れたあと、「オッパー!」の掛け声で、キム・ジソクが登場。突然、客席後方から現れたジソクに、待ちに待ったファンはビックリ!最初からテンションアップでイベントがスタート。MCは、ジソクの10年来の友人、キム・ヨンフンが務めた。

「帰ってきました。会いたかったでーす!」「皆さんの顔が見たい。」と、メガネをかけて会場のファンを見渡すジソク。「忠誠!」と敬礼ポーズで凛々しく挨拶すると、一段と男らしくなった姿に、大きな拍手が沸いた。「今日は、海外に留学に行った彼女に会うような気分です。除隊したら、一番最初に日本に来ると決めていました。」と、ファンとの再会に喜びの表情を示した。

除隊してからは、1か月間ほどプライベートの時間を過ごし、先月から映画の撮影を開始。映画の撮影が終わったら、イ・ジヌクと共演のドラマ『ロマンスが必要2012』の撮影が予定されていると、今後の予定を報告した。

軍隊生活を振り返り、イ・ジュンギや、イ・ドンゴンらと一緒に舞台に上がった場面や、サイン会などの写真と共に、充実した様子を語った。「階級が上がると、下級の後輩たちが自分の世話をしてくれるんですよ。一等兵と二等兵は本当に辛い。自分も先輩の世話をしました。兵長になると自分で何もしなくても支度ができてしまいます。もう少し遅く除隊したら、ワールドスター・ピ(RAIN)が、僕の世話をしてくれたかも(笑)。」と、厳しい軍の階級を冗談を交えて説明し、会場の笑いを誘った。

「2年間、日本のファンの皆さんが待っていてくれたことに、とても感激しました。一般人となった僕に、手書きの手紙を送ってくれた方もいましたし、『美味しいものを食べてください』と、千円札を同封してくれた方もいました。日本円でしたから使えませんでしたが(笑)、もちろん大きな意味があるお金なので使うことはできません。」と、感謝の気持ちを伝え、「お返しのプレゼントを用意しました。」と、にっこり。

自らショッピングに出かけた映像が紹介され、「誰がこれを受け取ってくれるのかな?」と吟味している楽しそうな姿に、ファンもニコニコ。南大門市場のアジュマ(おばさん)に、「あなた、名前は?」と尋ねられ、「チョ・インソン。いや、チャン・ドンゴンだよ。」とふざけて答えるお茶目なジソク。除隊してすぐに親友イ・ジヌクと香港旅行をした際にも、ファンのために一日かけてプレゼントを探したという。そんな貴重なプレゼントは、ツーショット写真つきで抽選により3名に贈られた。

“プレゼントを受け取れなかった他のファンのためにも”と、彼の18番という『내가 만일(ネガマニル)』(私がもし)を歌いプレゼント。心を込め、熱唱するジソクに手拍子で応援するファンたち。ファンへの想いは十分伝わったようだ。

また、4月21日に誕生日を迎えた彼に、サプライズでファンからのバースディソングとケーキでお祝い。大はしゃぎのジソクは、ケーキを抱えて客席をまわり、無邪気な笑顔をみせた。「思ってもいなかったので、驚きました。本当にありがとうございます。」と感激しきり。「日本語を話せないので、残念。」と、自分の言葉で気持ちを伝えられず、もどかしそう。「時間ができたら日本語を勉強したいです。」と言って、ファンを喜ばせた。

 

さらに、ファンの為に自ら作詞したヒップホップ歌『Thank You』を日本語で披露。「皆さんに感謝の気持ちを伝えたくて、3か月かけて作りました。」と、ラッパーに変身しステージに登場。初めてとは思えない完璧なラップに、会場をかけめぐるノリノリのジソク。MCのキム・ヨンフンと共にライブを盛り上げ、会場のボルテージはMAXに!

歌い終わると、「伝えたいメッセージが長すぎて、歌詞にすべてを書くことができませんでした。その言葉をここで伝えたいと思います。」と、手紙を読み上げた。

「私はとても幸せな人。大事なこの瞬間を皆さんと過ごすことができました。幸せな時間をありがとうございます。皆さんがいるから、俳優キム・ジソクがいることを忘れずに演技をします。これからも、良い作品と演技で、ゆっくり一人一人に恩返ししていきます。いつか、皆さんがキム・ジソクのファンでいることを羨ましがられるように頑張ります。いつもは、“愛してる”という言葉は恥ずかしくて言えないけど、今日は特別。サランハムニダ!」と、溢れるファンへの愛を伝え、イベントは終了。

ファンミーティングの後は、出口で参加者全員と握手をかわしながらお見送り。満面の笑みでファンとの交流を深めていた。

謙虚で飾らない彼の人柄が感じられる温かいアットホームなファンミーティングは、今までにない新鮮なものだった。“ファンの為に”という言葉を使うのは簡単だが、本当のファンへの愛を見せつけられたようだった。軍隊を経験し、俳優としてより深い演技に磨きがかかるであろう、これからのキム・ジソクに大いに期待したい。

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