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2013年7月20日 06:00

プファル BOOHWAL、ついに日本上陸!初ライブでファン熱狂!

韓国の伝説ロックバンド「プファル<復活>」が、7月13日、東京・品川ステラボールにて、『プファルBOOHWAL Purple Wave concert in Tokyo 2013』を開催した。

伝説のギタリスト、キム・テウォンを中心に活動を展開し来年で30年目を迎えるプファル<復活>。1986年に、『Rock Will Never Die』でメジャーデビューし、「雨とあなたの物語」「ヒヤ」「フェサン(回想)」などの数々のヒット曲を排出。メンバー交代を繰り返しながら現在は、リーダーでギタリストのキム・テウォン、ドラマーのチェ・ジェミン、ベーシストのソ・ジェヒョク、ボーカルのチョン・ドンハの4人体制で活動し、韓国ロック界を代表するバンドとして君臨している。

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今回が日本初公演のプファル。この日を待ちわびたファンとともに熱いステージを展開した。会場が暗転し、幻想的な音楽と共にイントロデュース曲が流れると、スポットライトを浴びたチョン・ドンハのハスキーで甘い歌声が会場を包み込んだ。「夜明け」「Soloist」で一気に『プファル』の世界へいざない、観客はいきなり総立ちに。

まずは、メンバーが自己紹介をして挨拶。ソ・ジェヒョクが、「セクシー担当のベーシスト、ジェヒョクです。今年初めの公演で2時間ズボンのファスナーを開けたまま演奏していました。その時からセクシー担当になりました。でも、皆さん目線は上でお願いしますよ」と、会場の笑いを誘った。

チェ・ジェミンは、「僕らは、日本ではあまり知られていないと思っていたんですが、空港に着いたときに『プファル』のプラカードを持って迎えてくれた方がいて・・・僕たちもアイドルだったかと感激しました(笑)。ロックミュージックが発展している日本に、僕たちの音楽はあっていると思うので、これからも頑張ります」と目を輝かせた。

29年間プファルを導いてきたキム・テウォンは、「私たちに言語は必要ないですよね!」とファンに語りかけ、「私たちは、音楽で繋がることを約束します!」と宣言。会場から割れんばかりの歓声が上がった。

メンバーに加入して9年目となるチョン・ドンハは、観客の反応に「韓国語がわかっている方が多いんですね~」と驚きつつ、「僕は、メンバーとなって9年目になりますが、半分以上は暗い時代を過ごしました。でも、この曲がそんな気持ちを払拭させてくれました」と語り、「思い出す」を感情込めて熱唱。自身がプファルを知るきっかけになったという「愛するほど」を歌いあげ、会場のファンを魅了した。また、玉置浩二との出会いのエピソードを交え、日本語で安全地帯の「ショコラ」を披露する場面も。

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メンバーそれぞれがソロでも活躍し、豊かな才能を誇る彼ら。楽曲も、ハードロックバンドにありがちな、派手なものとは違う。美しい歌詞とメロディーを叙情的な感性がプファルの魅力の一つだ。この日も「目と目を合わせ、呼吸を合わせたい」という気持ちから、チョ・インソン主演映画『卑劣な街』のOST「夕焼け」をアコースティックバージョンで披露。ミュージカル『HEDWIG』に主演し、映画『サヨナライツカ』の音楽担当も務めたソ・ジェヒョクの華麗なベーステクニック。TV番組『不朽の名曲―伝説を歌う―』に出演し、さらにミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』で才能を開花したチョン・ドンハの歌声が心に響く。そして、キム・テウォンの人生そのものを歌い上げるような楽曲が、観客の胸を深く突いていく・・・。

ライブも終盤に入り、チョン・ドンハが派手な黄色のジャケットを羽織りテ・ジナの「同伴者」で洗練されたトロットを。会場は拍手喝采で大盛り上りに。続けて「Someday」を歌いながらチョン・ドンハが客席の降り立ち走り回ると、ファンはもう大興奮。名曲「ヒヤ」で会場のボルテージはMAXとなった。

最後に、キム・テウォンが「最初は、僕たちの雰囲気は合わないんじゃないかと、少し心配していたんですが、そんな不安をすぐにサッと消してくれて本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えると、チョン・ドンハは、「僕たちが感動を与えようと思って来たのに、むしろ僕たちが感動をいただきました」と感激仕切りの様子。

『プファル』の魅力を存分に堪能できたライブは、終始アットホームで温かい雰囲気が漂っていた。アンコール曲「回想Ⅲ」を含む全25曲、2時間半に及ぶステージはあっというまに幕を閉じ、ライブ終了後はハイタッチ会や団体写真撮影会でファンとの交流を深めた。

セットリスト

1            INTRO

2            夜明け  

3            Soloist 

4            人形の復活         

5            冷たい  

6            思い出す            

7            愛するほど                    

8            同化     

9            夕焼け   

10          ショコラ                     

11          1982    

12          Lonely night     

13          Never ending story         

14          You are so beautiful  + 復活(演奏曲)                

15          無情ブルース                     

16          美しい事実         

17          可能性           

18          光化門恋歌         

19          同伴者              

20          Bass solo + Drum solo    

21          愛して愛して     

22          Someday           

23          ヒヤ    

24          雨とあなたの話  

アンコール                 

25          回想Ⅲ  

 

 

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