Block Bのzepp公演 BLOCK B at LIVE ARCH in Japan
「歌を通してファンのみなさんとひとつになりたいです!」
韓国では今、BAPなどBから始まる次世代ボーイズグループが大人気だ。その中でもBLOCK B、ブロビはかなりノリノリのヒップホップ系で、BigBangを思い出させる本格的なR&Bミュージックを目指している。2011年4月にDo You wanna B?でデビューした。昨年メンバーがタイの大洪水について、不注意な発言をしたことから、いっせいにバッシングされ、1年間活動を自粛していたが、昨年一回り成長して、10月にパンチのきいた『Very Good』で韓国の音楽番組1位を獲得。見事復活を果たした。昨年の12月に日本公演を成功させたばかり。また1ヶ月ぶりの単独公演にファンは大喜び。とにかく終始かっこいいライブだった。
スタートは『Very Good』、大変パワフルで「I’m very very good.」のフレーズが癖になって耳から離れない最近のヒット曲、そして自分たちの等身大を心のままに歌ったノリノリの曲『NILLILI MAMBO』と、現在のブロビの代表曲から始まった。黒のスーツに白いシャツ、蝶ネクタイの正装で、キレのいい溌剌としたダンスに、思わずのめり込んでしまう。
2曲終わったあと、今回のダブル司会者『韓タメDaily』編集長の椎名真子と、お笑い芸人の天津木村の音頭で、挨拶はお馴染みの「Do you wanna be Block B」でカッコよく始まった。あらかじめファンに「このメンバーのこういうところが好き」というテーマで、アンケートを書いてもらった中から、一人ひとり発表していった。
ジェヒョ (サブボーカル/23歳)――しゃかりきで踊っているところと、ゆる~く踊っているところの差、みかんが好きなところ、よく舌を出しながら歌ったり、他のメンバーのパートも口パクで歌うところ。本人いわく、「ステージにかける情熱を表しています!」
いじられキャラが可愛い。本人いわく「僕って可愛いでしょ!」会場(笑)
ユグォン(リードダンサー/ボーカル/スマイル担当/21歳)――笑顔と顎のラインの美しさ。本人が会場に顎のラインを見せる。会場(笑) 顔が世界一きれい、イケメン、行動が意味不明、本人「天然ということ?」彼女がいても愛せる、MC「彼女はいないから大丈夫!」会場(笑)
テイル (メインボーカル担当/23歳)――ハンパない歌唱力、自由なところ、本人「はい、そうだと思います」そして『雪の華』という歌を歌ってくれたが、キーが高すぎて苦しそう。本人「これはカットして下さい」会場(笑)
パクキョン (サブラッパー/卓球愛好家/21歳)――体を張って、皆を笑わせてくれる、目がクリクリしてる、きゅうりのような顔が好き。本人がお尻でTokyoと書いてくれた。拍手喝采にドヤ顔する。会場(笑)
ジコ君(リーダー/メインラップ担当/21歳)――声と書く歌詞が好き、シャープでクールな細い目ですてき。透き通った渋い声が好き。手がすごくきれいと発表されると、いきなり立ち上がった。ジコは中高時代を東京で過ごしたため、日本語が少しできるのだが、手を背と勘違いした。勘違いだとわかると本人「ミャネヨー」あらためて手を皆に見せてくれた。会場(笑)
ビボ君(メインダンサー/ボーカル担当/23歳)――ダンスがうまい、ちょっとハスキーなボイス、可愛い、本人がサビを少し歌ってくれたので会場は大喜び。全身全霊が好き、髪が決まっているところがすてき。
ピオ (ラップ担当/20歳マンネ)――たまにやってくれるセクシーなダンス、本人がセクシーダンスを踊ってくれたので会場は大喜び。七三に分けた髪、末っ子とは思えない自信を持っているところが好き。本人いわく「自信を持つようにアドバイスしてくれたので自信を持つようにしています」
続いてジェヒが尾崎豊の『I love you』をしっとりとソロで歌い、4曲目は全員カジュアルな服装に着替え、恋人に光になって明るく照らして欲しいというラブソング『Be The Light』を歌ったあと、トーク
ファンにあらかじめメンバーへの質問を書いてもらった中からメンバーがそれぞれ答えた。
-好きな女性のタイプは?-
ジヒョ――第一印象が大事、顔が可愛くて、やさしい人、前髪をおろしている人、前の方の席からタイプを選んでくださいに、カチューシャをしている女性を選んだので、会場は今度からカチューシャをして来ようと大盛り上り。
-最近あった嬉しいことは?-
ジコ――忙しい中、一生懸命次のタイトル曲を書いたのですが、気に入らなくて自分でボツにしました。落ち込んでスランプになったけど、次にいいのを書いて、スランプを乗り越えられました。
ビボ:最近少し狭い部屋から大きい部屋に引越ししました。荷造りしているとき、とても嬉しかったです。
ユクオン:ピボ君と同じ部屋になってとても嬉しいです。
5曲目は全員腰掛けて歌う『Did You Or Did You Not』好きな恋人にヤキモチのありったけを言っている。6曲目は「とてもロマンチックに言うよ」という楽しくて可愛いラブソング『Romantically』のあと、メンバー一人ひとりからのプレゼントを会場のファンから抽選で選んだ。タンブラーが多かったが、タンブラーにメンバーの唇の形が残っていたりの味付けに会場はワクワク、選ばれていた人はハグもOKだった。
ラストスパート7曲目は4人のラップの競演、ヒップホップ曲『Nice Party』、最後は世界中のファンがゴリラダンスを真似して大ブレイクした『Nanrina』で終わった。
アンコールは「All my party people ready」から始まり、「Have a nice day」で終わる『Nice Day』、『Very Good Rock Version』で締めくくられた。
カリスマ性溢れるリーダーのジコが作詞作曲編曲をも手がけることができるのは大きな強みだ。次世代のG-DRAGONと言われているが、G-DRAGONよりずっとワイルドでやんちゃで明るい。ラッパー3人もとても決まっていて、ヒップホップ系の歌が大変さまになっている。今後ますますブレークしていくだろうとても楽しみなボイズグループである。3月にまた日本公演が待っている。春に韓国でもまたカムバックできるように頑張っているから大変楽しみだ。
セットリスト
1 Very Good
2 NILLILI MAMBO
3 I LOVE YOU
4 Be The Light
5 Did You Or Did You Not
6 Romantically
7 No Joke
8 Nanrina
EN1 Nice Day
EN2 Very Good Rock Version
後援 Live Arch
(文作成 EKKO)