2015.11.03 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
韓国ドラマ『私の残念な彼氏』のTBS地上波放送&DVD/ Blu-rayリリースを記念して、11月3日にディファ有明で「プレミアムイベント」を開催。このイベントの前に、主演のノ・ミヌ、ユナク(超新星)が登壇する記者会見が行われた。
超新星が担当するドラマの日本版テーマ歌「My Life」が流れる中、ノ・ミヌとユナクが登場。日本語が堪能な二人なだけに、会見は終始日本語での対応となった。
ノ・ミヌ:こんにちは、“残念君”のノ・ミヌです。“残念君”を愛してください!
ユナク:僕はこのドラマで完璧な男性“ヒチョル”の役をやっています。今日は来てくださってありがとうございます。楽しく記者会見をやりたいと思いますので、宜しくお願いします。
Q:このドラマでのお二人の役どころについて教えてください。
ノ・ミヌ:“残念君”の役を初めてもらった時、外見はイケメンで人気がありそうに見えるけれど、女性と一度も付き合ったことがなく、ピュア過ぎてちょっとズレている感じの役だと思っていました。「(監督に)この役はどのように演じたらいいか」と聞いたら、「ミヌの素の姿をそのまま出せばいいよ」と言われたのでそうしてみました。ありがとうございます。
ユナク:“ヒチョル”という役は、お金も女性からの人気も結構あり、この世の中に野望とかはないけれど、成功したい気持ちはあり、本部長から社長、会長へ上り詰めたいと頑張っている人です。そして“ジナ”という女性を好きになるのですが、“残念君”と三角関係になり、最後は僕が悪役に変わります。
Q:(ノ・ミヌさんへ)「そのまま演技をすればいい」と監督に言われていましたが、どんな部分が自分と共通点がありますか?
ノ・ミヌ:そう監督に言われた瞬間、「そんなにミヌはアホみたいですか?」と言ったら「そうだよ」と言われました。第一印象は冷たい性格だとよく言われますが、話をするとすぐに仲良しになれるし、「優しいね、ミヌ」とよく言われます。ドラマの中で“残念君”は昔のおもちゃとか日記とかを持っているのですが、実際に僕もおもちゃとかをたくさん持っています。その理由は大人になってから、外で受けたいろんなストレスを家に帰って部屋のドアを開けた瞬間、心がキレイになるからだという部分が“残念君”と同じじゃないかと思います。
Q:(ユナクさんへ)完璧な男を演じられましたが、自分との共通点はありますか?
ユナク:共通点…僕も良く分かりませんが、成功したいと頑張っているのに、邪魔者が入ってきたら、悪魔に変わるかもしれないという気持ちはあります。邪魔者を追い出したい気持ちになると思います。でも僕は今回この本部長の役が苦手でした。女性にすごく人気があるし、僕が何か一言言えば周りの女性が僕に惚れたりするので。でも役としてはすごく楽しかったです。もう二度と出来ないと思うから。
ノ・ミヌ:(ユナクさんは)話がスゴイ上手だし、面白いから、スタッフさんたちに人気がありましたね〜。
ユナク:“東京ばな奈”とか買ってプレゼントしたんです(笑)
ノ・ミヌ:だからか!俺はあげなかったからか…さすがです(笑)
Q:思い出に残るエピソードがあれば教えてください。
ノ・ミヌ:ユナクさんとアイコンタクトをしながら演技するのは難しかったです。なぜかと言うと、ユナクさんは話が面白く日本語が上手なので日本語でも良く話しましたが、楽しい話をしながら笑っていたのに、監督さんが「レディー」といった瞬間にユナクさんの顔が悪魔の表情に変わるので、そのギャップが面白かったんです。僕はスイッチの切り替えが上手でなく、深刻なシーンなのに笑ってしまうと怒られるので、二人のシーンの時は目を合わせないでほっぺたを見るようにしてました。
ユナク:ミヌくんとのツーショットシーンは7話か8話くらいから本格的に始まり、その前はほぼ会っていませんでした。いきなり悪役に変わってから二人のシーンがあり、それまで楽しく会話していたのに「レディー!」の掛け声と共に真剣な表情に変わるので、どうしても笑ってしまうんです。NGばかり出してみんなに迷惑なので、僕はミヌくんのここ(眉間)をずっと見てました。
Q:第8話でユナクとミヌさんがピアノを弾くシーンがありますが、このシーンを撮影した時はどんな様子でしたか?
ユナク:台本を最初にもらった時、ピアノを弾くシーンがあるのを知り、「やばっ!ピアノか」と思いました(笑)。僕の役の設定上は何でもできることになっているのですが、僕は実際何にも出来ません。現場に行き、僕が適当に演奏をしていたら、楽器の得意なミヌくんが、どうすれば上手く格好良く見れるかなどアドバイスをくれました。ミヌくんは本当に弾いて、僕は弾くフリをしていましたが、どうでしたか?
ノ・ミヌ:放送を見たら、実際に弾いた僕より、ユナクさんの方がもっと上手に見えるからびっくりしました(爆笑)。僕はピアノを弾いているときは集中しているので、真剣に演技が出来ずにアホっぽい感じなのに、ユナクさんは余裕な感じで演技をしているので、「あっ、キレイに撮れたな」と思いました(ユナクが大爆笑)。次からは実際に弾かずに演技をしようかなと思います(爆笑)
Q:(ユナクさんへ)第6話のシャワーシーンの苦労話があれば教えてください。
ユナク:これは本当に言いたかったです。ありがとうございます(爆笑)。このシーンの時に初めてダイエットをしました。僕は食べるのが大好きで、甘いものが大好きなのに、第1話でムキムキのミヌくんの裸のシーンがあったからどうしようかと思い、そのシーンの撮影を1ヶ月先延ばししてもらいました。申し訳ないですが、その間はミヌくんに撮影をしてもらいました。撮影後や超新星としての仕事が終わった後もジムで筋トレして、ボリュームのある身体を作りたかったので、食べないでプロテインだけ飲んで、頑張って撮ったシャワーシーンなんです。それなのにめっちゃ短く編集されていたので、編集するところに電話して怒った記憶があります(笑)
Q:(ミヌさんへ)第1話の池に飛び込むシーンの苦労話を教えてください。
ノ・ミヌ:もともと池のシーンはなかったのですが、現場に行って、監督がインパクトのあるシーンだからどうしようと1時間くらい悩んだ挙句、僕を呼んで「ミヌ、ここに入って!お願い!」と言ったんです。冬の寒い時期だし、しかも、その池は魚も住まないようなあまりキレイじゃないところだったので、入りたくなかったのですが、面白いシーンになるかもしれないと思い「やります!」と応えました。ワンテイクでOKになりましたが、その後肌が痒くなり、皮膚科に通いました。それに寒かったので、筋肉が縮んで乳首が…(大爆笑)
Q:記者会見後のファンの方たちとのハイタッチに向けて今、どんな気持ちですか?
ノ・ミヌ:思ったより早く、日本でこのドラマのプロモーションで会える日が来たので、昨日の夜もすごくドキドキしてました。みんなに感謝していますし、僕自身も期待しています。また、この後のイベントで、もともと予定になかったものも僕とユナクさんとサプライズで準備したので、みなさんを喜ばせたいですし、いい思い出を一緒に作りたいです!
ユナク:ここに来てくださった皆さん、スタッフの方、そして応援してくれるファンのみなさんのおかげでこういう場を持てたと思っています。超新星のメンバーではない、カッコいいミヌとドラマのイベントができるのも嬉しいし、実はハイタッチも初めてなんです。ハイタッチはどんな感じなんだろうと楽しみですし、イベントも楽しくやりたいと思います!
Q:日本のファンにメッセージをお願いします。
ユナク:ファンのみなさん、『私の残念な彼氏』が日本で放送されてすごく嬉しいです。深夜2:55という時間ですごく申し訳ないですが、見てもらいたいですし、冬の寒い時に撮影した貴重な作品なので是非ミヌくんと僕の魅力に落ちて欲しいと思います。宜しくお願いします。ありがとうございます。
ノ・ミヌ:まず、“残念君”を愛してください。そして、この時期に地上波で韓国のドラマが見られるのは奇跡だと思います。この奇跡が起きたのは普通じゃなく、いろんな人が努力によるものです。僕達も“残念君”を全国の皆さんに教えてあげたくて、SNSとかで宣伝してますが、ファンのみなさんは、周りの友達、ママ、パパ、おじいちゃん、おばあちゃん、犬(爆笑)、猫(大爆笑)にも紹介してください!ありがとうございます。
韓国ドラマ『私の残念な彼氏』
【出演】
ノ・ミヌ(『フルハウスTAKE2』『僕の彼女は九尾狐〈クミホ〉』)
ヤン・ジンソン(『百年の花嫁』『シティーハンターin Seoul』)
ユナク(超新星)(映画「無花果の森」)
ハン・ヘリン(『奇皇后』)
ほか
【地上波放送】 TBSテレビ 11月2日(月)より放送開始
(月)深夜26:53~27:47 (火)深夜26:33~27:27 (水)深夜26:38~27:32
http://www.tbs.co.jp/zannenkare/
【Blu-ray& DVD セル・レンタル】
Blu-ray & DVD-BOX1 発売中 / Blu-ray & DVD-BOX2 2015 年11 月4 日(水)Blu-ray 各18,400 円(税抜) DVD 各15,200 円(税抜)
発売元:TBS/TC エンタテインメント 販売元:TC エンタテインメント © 「私の残念な彼氏」日本版製作委員会