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2015年11月20日 21:58

映画『ベテラン』監督リュ・スンワン、武田梨奈の回し蹴りに「蹴られたい・・・・」

2015.11.19 取材:記事・写真/RanRan Entertainment

2015年11月20日、東京・リーレ新宿にて、今年8月に韓国で公開され1200万人動員の記録的ヒットをあげたアクション映画『ベテラン』のイベントが行われ、本作のメガホンを取った、『ベルリンファイル』などで広く知られるアクション監督のリュ・スンワンと、『ベテラン』を見て大ファンになったというアクション女優の武田梨奈が登壇した。

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本作を一足先に観たという武田は「本当に久々に、何回も見たくなる映画に出会いました!」と興奮しつつ切り出し、監督の作品『ベルリンファイル』なども観た上で「元々私が好きなアクション映画は、ダサくてかっこいい!なんです。ここ数年でグッときた作品でした。」と好みに嵌ったことを明かした。

それに対してスンワン監督は、「こんな美しい方に褒められて身の置き所がありません!話す姿をずっと見ていました。」と笑いを誘いつつ、「作品を観ると爽快で明るいイメージが残るかもしれませんが、実はその裏には重いテーマが隠されています。私たちの後の世代にこんな世界を残してはいけないというメッセージも込めています。」と作品に含まれた後世への意図も語った。

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韓国を代表するアクション監督に”美人”と褒められた武田はスンワン監督とは初対面。感想を聞かれると「映画を見た限りではとても怖い方なのかなと思っていたのですが、とても爽やかで!」と意外な印象の様子。

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また、劇中に出てくる必殺技の前蹴りアクションを監督直々に指導を受けたいという武田の依頼に、この場で特別に前蹴りを披露することに!

ミットを持ったスタッフに前蹴りを決めるとスンワン監督は思わず「すごい・・・」と感嘆の一言。続いて、「蹴られたいです・・・」とのジョークで笑いを誘った。

前蹴りに続き、監督からのムチャ振りで後ろ回し蹴りも披露すると監督から「もしチャンスがあれば武田さんの素晴らしいアクションを私の映画で撮れたらと思っています。」との熱いラブコールを受けた武田は、「ぜひ!いつでも韓国に行きます!」と感激しつつ同意した。

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いつかスンワン監督の映画に出演するときへの期待が高まる武田からの「監督の夢はなんですか?」という質問には、「以前は、映画をたくさん作りたい、自分の名を世の中に広めたいという夢があったのですが、その夢が自分を幸せにしてくれないのなら、意味がないと思うんです。自分が豊かで、幸せであることが今の夢です。」と、映画の内容とも通ずるものがある内面の豊かさについて語り、これには武田も大きく頷きつつ共感した。

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最後に、これから映画を見る方々に2人からメッセージ

武田「アクション映画というと、男性が見るものというイメージがあると思いますが、この映画は男女関係なく楽しめて、見終わった後心が熱くなるのではないかと思います。2回3回と見たくなる映画なので楽しんでください!」

スンワン監督「映画を見て、楽しくないなと感じたらそれは席が悪いんだと思います(笑)家に帰るまで、寝るまでには楽しかった〜と思える映画です。作品の中には世の中を生き、正義の価値を知る人々がたくさん描かれています。私は、庶民が勝利する映画を作りたいと思って撮りましたので楽しんで頂けたら幸いです。」

《あらすじ》

ソウル警視庁の広域捜査隊に所属するソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)は、金はなくとも刑事としてのプライドは人一倍。個性豊かな仲間に囲まれて、大規模な事件を次々に解決していった。そんなある日、財閥シンジン・グループの御曹司チョ・テオと出会う。起きている不審な事件の裏側には冷酷非道、傍若無人な彼の姿があると悟ったドチョルは、外国への高飛びを目論むチョ・テオの逮捕に執念を燃やし、巨悪との闘いに身を投じてゆく。

『ベテラン』

12月12日(土) シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

配給:CJ Entertainment Japan

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