取材:記事・写真/RanRanEntertainment
映画『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アン・フィルム)』と映画『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』の製作発表会見が、6月12日に東京・丸の内TOEIにて2部形式で行われ、ルパパトからはキャスト、監督9名、仮面ライダービルドからはキャスト、監督ら10名が登壇した。
ルパパトからは、伊藤あさひ、結木滉星、工藤遥、濱正悟、横山涼、奥山かずさ、元木聖也、田中直樹(ココリコ)、杉原輝昭監督が出席した。
夜野魁利/ルパンレッド役を演じる伊藤は「僕はこの映画が初出演なので、緊張しています。歴史ある戦隊シリーズの映画で主役をやらせて頂くということで、大きな責任感を感じていました」と挨拶。そして「今回は劇場版ということもあって、本物の火薬を使ったりしたアクションも派手で、大変だったけど、頑張りました。快盗と警察という役割を超えた2人のレッドの人間ドラマに注目してほしい」と映画をアピールした。
杉原監督は「今回は、2人のレッド(ルパンレッドとパトレン1号)が中心の芝居が多いけれど、2人とも朝方までの撮影でも集中力も切れずに気迫の芝居を見せてくれた」と絶賛した。
劇場版のゲストとして登場する、イケメン探偵エルロック・ショルメ役の田中直樹(ココリコ)は「戦隊ものにあこがれていたので参加できてうれしかった。(うれしすぎて)撮影現場では浮ついていたと思う。夢のような現場でした」と振り返っていた。
『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』からは犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、越智友己、滝裕可里、水上剣星、上堀内佳寿也監督、劇場版ゲストの勝村政信と藤井隆が出席した。
仮面ライダービルドを演じる犬飼は「ライダーといえば、”変身”だといわれる方が多いのですが、最初のうちはうまくいかずに悩んでいました。でも今回は1番の”変身”が出来ました」と笑顔で自信たっぷり。
本作は5月に福岡・北九州市にて、エキストラ3000人を集めての大規模なロケが行われた。北九州ロケでの思い出を聞かれた犬飼は「北九州といえば、ラーメン。撮影以外では、どれだけたくさんのラーメンが食べられるかということに集中しました」と大のラーメン好きであることを明かし、時間を見つけては食べ歩いたという。また、3000人のエキストラを集めての撮影現場については「集まっていただいた皆さんから熱い仮面ライダー愛が伝わってきました。とてもいい空気で、熱い現場でした」とエキストラの人たちへ感謝。充実のロケだったようだ。
ゲスト俳優として出演した勝村はオファーが来て、「本当に驚きました。7月に55歳になるんですが、こんな僕がライダーになっていいのかなって。周りの友達は『お前、すごいなぁ~』って。褒めてくれて……。仮面ライダーにあこがれていた小さい頃の僕に、(ずっと先で)『最強のライダーになれるよ』って教えてあげたい」とライダー役に感激しきり。
もう一人のゲスト俳優の藤井も「現場が素晴らしくて、身が引き締まる思いでした。出演できて、光栄でした」と語った。また、北九州ロケではたくさんのエキストラの数に驚いたことを明かし、「圧倒されました」と語っていた。
上堀内監督は「1年のテレビシリーズを経て、今回の(劇場版では)みんなの演技がレベルアップしているのを実感できた」と語った。また、1年にわたる撮影で、キャスト陣の間には固い絆が生まれたようだ。
最後に犬飼が「この夏もっとも熱い映画になっています!」と力強くメッセージを送ってイベントを締めた。
『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』、『劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)』は8月4日から全国公開