取材：記事・写真/RanRanEntertainment
MANKAI STAGE『A3!』〜SPRING 2019〜の初日会見とゲネプロが4月25日（木）に、天王洲・銀河劇場で行われ、横田龍儀と牧島輝、前川優希、立石俊樹、古谷大和、笹森裕貴が出席した。
本作は、ダウンロード数600万突破のイケメン役者育成ゲームを舞台化した作品。新生MANKAIカンパニーの各組旗揚げ公演までを描いた第一部を終え、本公演では春組にスポットを当てた、第二回公演『不思議の国の青年アリス』と第三公演『ゼンマイ仕掛けのココロ』の2ストーリーを展開する。
佐久間咲也役の横田は、「春夏公演をやって、秋冬公演をやってからの、初めての単独公演です。僕たちが始まりの季節なので、それをしっかり届けられるように、そして、春組をさらに愛してもらえるように頑張っていきます」とあいさつ。見どころについて、「今回は春組だけで１幕２幕をやるので、また違った楽しみ方ができると思います。１幕と２幕で色がガラッと変わるので、１つの舞台で２度楽しめますし、衣装も本当にかわいい。水野くん（笹森）と綴くん（前川）の関係性とか、感動できる部分もたくさんある、涙あり笑いあり、超大作です！ 『A3!』 を観たことがない方でも絶対楽しめる作品だと思っているので、楽しみにしていただきたいなと思っています」と説明した。
碓氷真澄役の牧島は、「この単独公演が成功することが、ほかの季節にとっても影響を与えることなると思う。それに関してはプレッシャーもありますが、みんなで一丸となってこの舞台を成功することにかけています。期待を持って観にきていただきたいです」とアピール。さらに、本作の「キーワード」を聞かれると「１幕と２幕でガラッと色が変わりますが、共通して人とのつながりや友情がキーワード。同じ組がやっていることなのに、アプローチも全然違うので、それが面白い」と語った。
皆木綴役の前川は「SPRING&SUMMER 2018の初日に、一番最初に舞台に出た時には、緊張や怖さもあったんですが、今は怖さや不安はなくなりました。MANKAIカンパニー全員がこのカンパニーだから面白いものができるという自負があります。だから、今は楽しみな気持ちの方が強いんです。皆様にもこの気持ちを共有して、楽しんでいただけたら」と本作への思いを語る。
茅ヶ崎至役の立石は「僕と綴は秋冬公演に出演したのですが、その時から『次は僕たちの番だ』って思いがありました。稽古が始まってからは、綴が言ったように、怖さよりも自分のやるべきことをしっかり果たすという気持ちが強く、楽しむことにフォーカスできたらと思って過ごせました。なので、今は幕が開くのも楽しみですし、早く監督さん（観客）の前に立って、皆さんの笑顔が見たいです」とコメント。
シトロン役の古谷は「待ちに待ったという気持ちでいっぱいです。でも監督さんが劇場にいらして、僕たちを支えてくれて、見守ってくれて、ようやく完成する作品なので、お客様には期待を持って、楽しみながら最後まで見守っていただければいいなと思っています」と笑顔を見せた。
本作がシリーズ初登場となる水野茅役の笹森は「（稽古場で）素敵なキラキラ光るものが（キャストの）皆さんから発せられていて、僕もそれに必死にしがみつくような思いで挑みました。劇団以外のキャラクターがここまでフォーカスされる話はないと思うので、そこも見どころだと思います。綴くんとの関係性を僕なりの水野で伝えていけたら」と思いを寄せた。
華やかで楽しく心暖かくなるストーリーはそのままに、キャラクターそれぞれがより深く描かれ、細やかな心の機微も見られる本公演。１幕では、真澄と至の関係性や真澄の心情を丁寧に見せ、２幕では綴と水野の関係を綴る。
MANKAI STAGE『A3!』〜SPRING 2019〜は、以下の日程で上演。
4月25日（木）〜5月6日（月・休） 東京・天王洲 銀河劇場
5月10日（金）〜5月14日（火） 大阪・メルパルクホール
5月18日（土）〜5月19日（日） 新潟・長岡市立劇場 大ホール
5月23日（木）〜6月2日（日） 東京凱旋・天王洲 銀河劇場
