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2019年5月10日 14:46

池田エライザ、ホラーが大の苦手「決心するのに2~3日かかった」 映画『貞子』

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

モデルで女優の池田エライザが59日(木)に原宿クエストホールで行われた映画『貞子』の完成披露試写会イベントに出席。出演のオファーが来た時の感想を聞かれ、「ホラーが大の苦手なので、出演を決めるまで23日かかりました」と明かした。この日は、池田のほかに共演の塚本高史、清水尋也、姫嶋ひめか(子役)、佐藤仁美、メガホンをとった中田秀夫監督が出席した。

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本作は、“呪いのビデオ”の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、中田監督が映画化し、アメリカでもリメイクされ世界的に大ヒットを記録した『リング』(98)から22年ぶりの新作となる。

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今作のヒロインで、心理カウンセラーの秋川茉優役を演じる池田は、「幼少期に『リング』の洗礼を受けて、例えばお仕事で地方に行って、ホテルに泊まるときなんかは、テレビに布を掛けたりするくらい、本当にテレビが怖かった……」とホラーが大の苦手であることを明かす。

しかし、「脚本を読んでみると、ただ怖い映画というだけではなくて、ヒューマンドラマというか、今までの『リング』とはまた一味違う幽霊模様というか、人間模様みたいな部分も描かれているので、そこに触れてみたいと思い、勇気を出して挑戦を決意しました」と出演を決めた理由について語った。

役作りについては、「爆笑するとか、ビックリする演技って難しい。なるべく自分をそういうメンタルに追い詰めなきゃなと思い、私には実際に弟がいるのですが、その弟が実際に”いなくなったら”と考えると怖かったので、そこは茉優とリンクさせたのかなと思います」と語った。

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事件に巻き込まれ、茉優と共に解決へと導いていく石田祐介役を務めた塚本は、池田について印象を聞かれると、「かっこいい人だなぁ~って……。茉優は真っ直ぐな女の子で、池田さんが茉優になろうと自分を追い込んでいる姿を現場でも感じていました」と池田の真摯な姿を称賛した。

茉優の弟で、YouTuberの秋川和真役を務めた清水は、劇中のYouTubeの映像について「僕が自分で手持ちの小さいビデオカメラで撮ったんですよ」と驚きの告白。清水が苦労して撮った映像は予告編でも流れているので、注目して欲しい。

『リング』(98)と続編『リング2(99)にも出演している佐藤は「一番最初に出た時は18だったので、正確に言うと22年前。何十年後に同じ役をやるなんて今後ないだろうなと」と感無量な様子。作品については、「貞子はやっぱり怖いし、気持ち悪い……」と正直な気持ちを吐露していた。

最後に、池田は「クラシカルな要素もありますが、皆さんが持っている電子機器から忍び寄る恐怖をぜひ感じとっていただけたら嬉しいです」とアピールした。

映画『貞子』は524日(金)より全国公開される。

 

 

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