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2019年6月27日 11:08

妻夫木聡と豊川悦司が、相思相愛!「アニキ」「ブッキー」と呼び合う仲 映画『パラダイス・ネクスト』

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『パラダイス・ネクスト』のジャパンプレミア試写会が、626日、東京・スペースFS汐留にて行われ、舞台挨拶にW主演を務めた妻夫木聡と豊川悦司、メガホンを取った半野喜弘が出席して撮影時のエピソードなどを語った。

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企画の立ち上げから半野監監督に寄り添ってきた妻夫木は「ようやくこの日が来た……。嬉しいです」と感無量な様子。

半野監督のオファーで快く出演を決めたという豊川も「皆さんに観ていただけるこの日を楽しみにしていました」と同調する。

半野監督は「20回ぐらい頓挫しそうになったんですよ」と完成までの長い道のりを振り返り、10年間の構想を重ね、ようやく完成を迎えた喜びをかみしめる。

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本作は、ワケありの日本人の男ふたりが台北から花蓮へ向かい、“運命の女性”と出会い、楽園を探すというストーリー。全編にわたって台湾でロケが行われた。何者かに命を狙われている牧野役を妻夫木、台北に身を隠す日本人のヤクザ・島役に豊川が扮している。坂本龍一がテーマ曲を担当している。

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妻夫木は「監督とお酒を飲みながら、こうしようああしようって。(完成したなんて)夢みたいですね……。『島役は豊川さんにやってもらいたい』って監督が言って、『やってくれないかも』って僕が言ったり(笑)。でもオファーを受けていただいて。嬉しかったですね」と豊川に感謝の笑顔を向けた。

豊川は「こういう企画って最近ないし、ブッキーが音頭を取っているというのもあって、是非やりたいなって……」と笑顔で返す。

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妻夫木と豊川の共演は『ジャッジ!』(14)以来となる。妻夫木は「お兄ちゃんのように甘えさせてくれる存在で、最後まで楽しかったです」と豊川に信頼の眼差しを向けると豊川も笑顔で「僕もブッキー大好き!女だったら恋してる()」と相思相愛ぶりを見せて、会場を沸かせた。2人は台湾でのロケ中、毎日のように食事を共にしていたことも明かしていた。

撮影中のエピソードの話になると、妻夫木が花蓮の海で沖に出る撮影に臨んだときの話になり、台風の後で高波の中で妻夫木は、「沖に出るのにヘルメット被ったの初めてですよ。ゴムボートに乗って沖に出て、撮り終わってそのボートで戻ってきて。降りてロープを引っ張ってたら、ボートが高波に呑まれたんですよ!」と、自分が乗っていた舟が消えてしまったことを告白。波が強く、危険な撮影現場に、会場から「エーッ!!」と驚きの声が上がった。

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半野監督は「自由な気持ちで観てもらえたら……。記憶に何か残る映画になればと思います」と感慨深げに呼びかける。

今作で、初めて台湾での撮影を経験した豊川は現地スタッフについて「みんなびっくりするくらいまじめ。現場に一生懸命だけど楽しく、エネルギーがあって素晴らしい方たちでした」と感心しきり。「個性的な映画ですが、自分にとって思い出のある作品になりました。ひとりでも多くの方に、この映画を好きになってもらいたい」と作品をアピール。

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妻夫木は「映画が完成して何よりも嬉しい。 “罪”や“赦し”を裏のテーマとしてやってきて、この映画にその思いが引き継がれていると思う。台湾の街や風景がこの作品の力になっている。自分にとっての楽園とは何か、そういったことを感じてもらえたら……」とメッセージを伝えた。

「パラダイス・ネクスト」は、727日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

 

 

 

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