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2019年7月19日 11:03

三吉彩花、やしろ優、chay、そしてムロツヨシ、客席中央でダンス!『ダンスウィズミー』 ジャパンプレミア

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

『ダンスウィズミー』は「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督が構想16年、「ミュージカルって突然歌い踊り出すなんてヤバくない?」をテーマにした、かつてないコメディ・ミュージカル映画。816日(金)の日本公開に先んじて世界の映画祭で上映され特別監督賞観客賞を受賞、世界中から注目されている。

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そして、満を持してのジャパンプレミアが、718()に新宿ピカデリーで行われ、上映前に主演の三吉彩花、共演のやしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明、そして矢口史靖監督が登壇した。

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主人公・静香(三吉)はインチキ催眠術師のマーチン上田(宝田)によって、音楽を聞くと勝手にカラダがミュージカルしてしまう状況に陥り、踊れば踊るほど先が読めない展開に!こズルい調査員の渡辺(ムロ)、お金とイケメンに弱いフリーターの千絵(やしろ)、ワケありストリートミュージシャンの山本洋子(chay)、嘘くさい先輩エリート社員の村上(三浦)らが予測不能なストーリーを演じ、歌って踊って笑ってハッピーな名曲に彩られる。

「狙いうち」の曲のもと、キャストたちが踊りながら登場、満場の客席の中央でポーズを決める!そして大歓声を浴びながらステージに勢揃いした。

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日本中のオーディションで選ばれた三吉は「(撮影の)2ヶ月前からダンスなどの練習が始まったんですが、全然追いついていないんじゃないかと毎日葛藤しながらやっていたので、撮影に入るまでの準備期間がハードでした。こうして映画が完成し、いろんな方に評価していただいて、少しずつ自信に変わっていることを実感しているので、頑張って良かったなと思います」と胸を張った。そして、注目して欲しいミュージカルシーンについて「最初の静香が踊り出すオフィスのシーンは、華やかで煌びやかな、皆さんが踊りたくなってしまうようなシーンになっていると思います」と語った。

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三吉とコンビを組んだやしろについて、監督がスターウィーズのC-3POR2-D2をイメージしてキャスティングしたという。やしろは「彩花ちゃんとはすぐ打ち解けて、初めて会うシーンも仲がよすぎる感じが出ちゃったのかな。誰もが知っている(スターウォーズの)名コンビに負けないくらいの感じは出せたのでは」と振り返った。

本作が女優デビュー作となったシンガーソングライターのchayは「山本洋子はだいぶ強烈なキャラで、(しっかり)演じられるかと思いました。今まで知っているchayとは真逆な感じなので、chayファンが減っちゃうかも(苦笑)。(山本洋子との)共通点は、ミュージシャン役で路上ライブするシーン、実際デビュー前も路上ライブをやっていたので、懐かしいなと思いながら撮影していました」と述懐した。

三浦は、静香との夜のダンスシーンについて、「ダンスは苦手で・・・。今まで触れてきたことのないダンスの種類だったので大変でした。(三吉と)二人で合わせたのも1回くらいしかなく、家で夜になったら窓に写る自分を見ながら練習してきました」と苦笑。

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そして、こズルい調査員役のムロは「念願の矢口組に参加して思ったのは、1シーン終わるごとに、次はこういう風にやってみましょうとか・・・。OKは出ているんですけど、監督が何通りの答えを持っていて、言われたことをやっていくと新しいモノが生まれる。それがすごく楽しかったです」と監督を称賛するが、「僕はミュージカルに人生で3回出ていて、監督に『歌も、踊りもやったことありますよ』って言っているんですけど、僕が歌って踊るシーンはほとんど無かったです。監督は頑なに僕の目を見ないです」と不満げに語った。ただ、「監督から『ムロさん、その服いいですね』って、私服が採用されました。それがラストシーンです」と見どころのひとつを語ってくれた。

最後に、矢口監督は「カナダ、上海に行って、(本作を)すごく喜んでくれたんですけど、この映画は、日本人が作った、日本のお客さんのための日本のミュージカルです。今日、どれだけ楽しんでいただけるかを見届けて、全国公開へと弾みをつけたいです」、三吉も「本日を迎えることができて感無量です。いろいろな世代の方に共感していただき、楽しんでハッピーになれる映画だと思います。皆さんも一緒に盛り上げていただければうれしいです」と締めくくる。

ところが、直後に監督が「今日一番面白いことを言います」とムロに無茶振り。ちょっとうろたえたムロだが、「僕は(本作を)まだ観ておりません。喜劇は、お客さんの笑い声があって初めて成功、完成するものですので、今日面白いことを言える訳がございません!皆さん楽しんでいただきたいと思います」としっかり語り、喝采を浴びた。

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そして最後の最後に、コールアンドレスポンス。三吉の「この夏は!」の掛け声とともに、会場全員が「ダンスウィズミー」と応答、キャノン砲の祝砲もあがり、お開きとなった。

『ダンスウィズミー』 816日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019「ダンスウィズミー」製作委員会

 

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