ミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』開幕!ゲネプロレポート
2019/12/14 17:00
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
日本中にディスコブームを巻き起こした、1977年公開のジョン・トラボルタ主演映画『サタデー・ナイト・フィーバー』。その伝説の映画が2018年、イギリスでビル・ケンライト演出、ビル・ディーマー振付でミュージカルとして蘇った。そしてついに2019年12月13日(金)、東京国際フォーラムで日本公演が開幕。初日公演を前にゲネプロが公開された。幕が上がるとすぐに映画版でお馴染みのビージーズの「ステイン・アライブ」の曲にのってダンスが繰り広げられ一気に世界に引き込まれる。トニー役のリチャード・ウィンザーは鍛え上げられた体で、切れのいいダンスを見せる。ビージーズの歌は3人のシンガーがライブで歌う贅沢な演出だ。
トニーとステファニー(オリヴィア・ファインズ)のダンスシーンも見どころの一つだ。もともとクラシックバレエをやっていたリチャード・ウィンザーの素早いターン、ジャンプの高さに注目して欲しい。
そして、カーテンコール。出演者たちが次々に挨拶をし、いよいよフィナーレのタイミングで、このミュージカルのスペシャルサポーターの、DJ KOOとアンミカが登場!
KOOは真っ赤なスーツでマイクを持って叫び、スパンコールドレスに身を包んだアンミカはなんと、トニー(リチャード・ウィンザー)とダンス。大盛り上がりの中、幕が閉じた。
DJ KOOは劇場でマイクを握ってお客さんを煽っていくのは初めての経験で「自分が興奮しているので、その感情がそのまま出てしまいました」と話した。
公演についてKOOは「映画を観た世代にとっては忠実でわかりやすかったです。映画の中のシリアスな場面や非日常の場面も含めて再現してくれていて、それを生で観れることは素晴らしいです。」と話すと、すかさずアンミカも「贅沢ですよね。立体感があります。日本の方もアメリカの方も時代を越えて一緒なんだなと思いました。家庭の問題、職場の問題、地域格差、青年の成長の葛藤、その中にディスコという救いの存在があって自分の居場所があるというのは時代を越えて共感できます。華やかだけではないところもちゃんと描かれていてわかりやすかったです。」と語った。
KOOは「音楽もすごくよかったです。映画『サタデー・ナイト・フィーバー』から40年
リアルタイムで観ていて、今回の演奏は聴き心地がいいです。生(なま)が」アンミカも「生がいいですし、しかもビージーズ3人のキャラを忠実に再現していましたよね。」と続けた。KOOは「立ちっぷりもそうでしたね。第2幕ではシリアスな場面も多いので、ビージーズの楽曲の歌詞がより入ってくる感じがしました。」
アンミカは旦那さんと仲間たちと観に来る計画を明かし「みんなも、おめかしして、今年流行っているスパンコールなどを身に着けて観に来て欲しいです。来年もシャラシャラ流行ります。」と話すとKOOも「家族でキラキラで過ごそうかなぁ」とノリノリの様子だった。
公演:12月13日(金)~12月29日(日)まで
会場;東京国際フォーラム ホールC
お問い合わせ:キョードー東京
公式サイト https://snf2019.jp/