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2021年1月30日 23:42

岩田剛典、映画が安らぎのひとときになってくれれば!映画『名も無き世界のエンドロール』公開記念舞台挨拶

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『名も無き世界のエンドロール』の公開記念舞台挨拶が1月30日(土)、TOHOシネマズ 六本木にて行われ、主演の岩田剛典、共演の新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、そして佐藤祐市監督が登壇した。

 

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本作は、何よりも強い絆で結ばれた幼馴染みの2人、キダ(岩田)とマコト(新田)による10年にもおよぶプロポーズ作戦。【ラスト20分。この世界の終わりに、あなたは心奪われる】というキャッチが話題を呼んでいる。

冒頭、岩田は「ちょっと感動しますね。お客さんが入った状態で舞台挨拶ができるのは、本当に幸せだと実感しております。314ヶ所のライブビューイングありがとうございます」と挨拶。

 

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初めて本作を観た感想を問われ、マコトに求婚されるリサを演じた中村は「観終わったあとの第一声がなかなか出なかった。余韻がすごかったです」と答え、岩田が「同じ回の初号試写を観ていて、(中村、山田)二人の顔が印象的でした。言葉が出てこない感じ」と続けた。そして、キダとマコトとの少年時代に登場するヨッチを演じた山田は「ヨッチがいなくなったあとの10年間、キダとマコトがこんなに頑張ってくれたことが、ワーっという感覚。初号を観終わったあとは、何とも言えない空気になったことを覚えています」と振り返った。

 

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自宅でDVD鑑賞したという新田は「個人的には、すごく好きなジャンル。ものすごく面白くて、一度脚本を読んで分かっているんですけど、映像で観るとまた違っていて、自分の想像を超えるシーンがたくさんあって、2回観るほど面白かったです。ぜひ皆さんも2回映画館に足を運んでください」と本作を絶賛した。

岩田は「脚本をいただいて、2年ほど経つんですけど、やっぱり面白いなというのが最初の感想で、切ないヒューマンドラマというのがこの作品の本質ですね。ご覧いただく皆さんはそれぞれ違う人生を歩まれていると思いますが、大切にしている方とか大切にしている感情は、環境が変わっても変わらないもの。自分にこういうことが人生に起きてしまったらどうなるんだろうと考えさせられました」と話した。

 

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そして、佐藤監督は「こうやって公開できたことが嬉しいですし、観ていただき何かを感じていただけたことがすごく嬉しいです。昨日公開となった『ヤクザと家族』、『花束みたいな恋をした』とともに、人と顔を合せて話せない時代に期せずして様々な絆を描いた映画が同時開催となったことは感慨深いものがあります。エンタテインメントがこういう世の中で息抜きを提供できるのであれば、皆で頑張っていきたいという気持ちになりました」とコメントした。

 

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続いては、お客さまから事前に寄せられた質問に答えるコーナー。本作の中で、キダがドッキリにひっかかっていたが、皆さんは仕掛ける方、それとも?早速、新田が「最近、ドッキリを仕掛けました」と、バラエティ番組で岩田に仕掛けたことを披露。「ものすごい面白かったです。映画の中と全く同じだな。とにかく楽しかったです(笑)」と話すと、岩田は「入りがめちゃ自然だったんですよ」と弁解。新田は「家でTVを観ても笑っちゃった。これからもどんどん仕掛けていきたいと思います」と満足げだった。

岩田には“お気に入り”のシーンは?という質問。「幼馴染みの10年前のシーン。3人が海辺のきれいな夕焼けの中で撮影するというシチュエーションでしたので、鮮明に覚えています。ヨッチがこの作品の本質を語るところはすごく印象深いです」と語った。

“マジックは本当にやったのか?”という問いに、新田は「全部練習してやりました。1年前から(ウソ)・・・、1時間前から練習してやりました」と得意気。佐藤監督も「マッケンは器用で、ワンカットで撮りました」と認めていた。

 

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さらに、“ナポリタンに大量のパルメザンやタバスコをかけていましたが・・・”と問われた山田は「渋めの食べ物、キモとか銀杏が好きです」と答え、「それは酒飲みのつまみだよ(笑)」との指摘も。そして、中村には“感情の爆発するシーンは迫力がありました”との称賛の声も上がっていた。

 

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最後に、岩田は「上演後の舞台挨拶ということで、ご覧いただいた皆さんには、このあとあそこはああだったと話すのがすごく楽しい作品になっていると思います。マッケンも2回観たと言ってましたが、2回目を観るとトリックというか仕掛けがたくさんあって、また違うんです」と客席に語りかけ、さらに「これからご覧になる方には『ラスト20分の真実』というワードは一旦忘れてください。切ないラブストーリー、ヒューマンドラマだと思いますので、そのつもりで来ていただきたい。こういう時代だからこそ映画がもっと活気づいてほしいし、感染対策をばっちりすれば映画館は絶対に安全ですので、映画の時間が安らぎのひとときになってくれればと思います」と締めくくった。

映画『名も無き世界のエンドロール』は絶賛公開中。

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