『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』
小芝風花主演、土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」(テレビ朝日系)の続編、「映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―」が絶賛公開中だ。
映画では、妖怪たちと一緒にシェアハウスで暮らす主人公・目黒澪役の小芝風花をはじめ、お岩さん/四谷伊和役の松本まりか、酒呑童子/酒井涼役の毎熊克哉、座敷童子/和良部詩子役の池谷のぶえ、ぬらりひょん/沼田飛世役の大倉孝二らおなじみの妖怪キャストが引き続き出演し、ドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」のその後の話としてスタートする。
この度、テレビ朝日とABEMAの共同制作番組「バカ桁(バカゲタ)TV」にて、「映画のエンドロールがいつまでも終わらなかったら、一体いつまで見ていられる?」というドッキリで騙されたおいでやすこが・こがけん による「妖怪シェアハウス」解説動画が解禁となった。
「妖怪シェアハウス」解説動画: https://youtu.be/zsPTGtTcByI
この動画を見れば、初めて「妖怪シェアハウス」に触れる人でも、作品の世界観をつかむことができる動画となっている。動画内では、「妖怪シェアハウス」のはじまり、そして主人公の澪や妖怪シェアハウスの仲間たちの紹介、ドラマのシーズン1とシーズン2の後に映画にどうやって繋がっていくのか、劇場版の見どころなどが約5分でまとめられている。
「のび太的な主人公・澪」や、「所ジョージさんのような、ぬらりひょん」など、こがけんならではのフレーズも満載。動画の後半では映画のキーワードとなる“闇落ち”にも触れられており、さらには映画のクライマックスの対決シーンまで踏み込んで徹底解説。「妖怪シェアハウス」のドラマを見てないから映画見てもな〜と悩んでいる方々も、たった5分で丸わかり!
公開後は、SNS上で「後半はしっかり泣かされた」「妖怪最高」「何度もおかわりしたい」など絶賛の声が上がっており、さらに「全裸監督」のプロデューサー橘康仁氏や、妖怪に関する多く著す小松和彦氏、妖怪評論家、遊園地関係者からコメントが到着している。国際日本文化研究センター名誉教授の小松和彦氏は「妖怪たちと一つ屋根の下で暮らせたら、人類学者にして妖怪学者の〈私〉には、研究の絶好のチャンス」と明かしている。
以下、コメント全文。※敬称略
◆「全裸監督」プロデューサー:橘康仁
『妖怪シェアハウス』が映画になるとこうなるのか!ドラマと地続きでありつつ全く別物。とんでもない世界観。
登場するキャラクターはみんな変わらず愛らしいが、笑いの奥に底しれぬ知性と哲学が広がっている。二度と戻ってこれない井戸のよう。
しばらくは抜け出せそうにない。
◆国際日本文化研究センター 名誉教授:小松和彦
妖怪は人間を映す鏡、ならば人間は妖怪を映す鏡でもある。妖怪たちと一つ屋根の下で暮らせたら、人類学者にして妖怪学者の〈私〉には、研究の絶好のチャンス。妖怪たちの出自・由緒、その生活ぶりを詳しく調査・観察するとともに、彼らから忌憚のない「人間批評」を聞き出そうと思う。
◆よみうりランド(お化け屋敷担当者):玉那覇有花
闇落ちした妖怪のお芝居と演出が素晴らしく、圧倒されました!いつの世も一番美しいのも恐ろしいのも、人間の情なのかもしれません。軽妙なかけあいに笑い、澪と妖怪たちの絆に感動し、最後はちょっと切なく…あっという間の時間でした!
◆方南町お化け屋敷オバケン(株式会社HLC 代表取締役):日比 健
怖いのに笑っちゃう!笑っちゃうけど怖い!
そして怖いのに泣いてしまう・・・。
不気味なイメージがある幽霊とは違い、ユーモラスな妖怪達の個性や面白さを楽しめる作品!
しかし、こんなシェアハウスがあったら住んでみたい・・・。
◆妖怪評論家:荒俣宏
ゆりかごに揺られながらお化け話を聞く。平和ってそういうことだ、とかねがね思っていた。今や日本しかないだろうな、こういう「異族同居」映画を作れるのは。