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2011年10月5日 05:54

ソル・ギョング、吉高由里子が、映画『カメリア』の舞台挨拶に登壇!

2010年第15回釜山映画祭のクロージング上映を飾り、多くの注目を集めたオムニバス映画『カメリア』が10月22日より全国公開される。同作品の一遍「Kamome」に出演した吉高由里子、ソル・ギョング、そして行定勲監督が10月3日、新宿バルト9において行われたプレミア試写会で舞台挨拶に登壇した。

『カメリア』は、釜山映画祭と釜山市が始めたプロジェクトで生まれた作品で、タイのウィシット・サーサティアン、日本の行定監督、韓国のチャン・ジュナンがメガホンを持ち、釜山を舞台に過去・現在・未来の時空を超えた切ない愛の物語。「Kamome」は、映画カメラマンの男(ソル・ギョング)と、偶然出会った“かもめ”という日本人の少女(吉高)が釜山の夜をさまよう様子が描かれている。

大きな拍手で迎えられた吉高由里子は、ソル・ギョングを「みなさんに紹介したかった人です。とても素敵な方。」と紹介。「この後、一緒にご飯食べに行くんです。ハングルも教えてもらいます。」と、まるで恋人に再会したかのような、はしゃぎっぷり。

 

一方ソル・ギョングは吉高の印象を「初めて会った時は中学生かと思いました。でも、モニターに映る彼女を見たら、成熟した女性でびっくり。彼女は現場のみんなの心をつかんで、最後は別れを惜しんで全員泣きました。掃除機のような凄まじい吸引力を持った女優さん。」と絶賛した。

吉高は、ソル・ギョングについて「大人になると時計の秒針に押し出されるように、時間に合わせて生きていくようになってしまいますが、ソル・ギョングさんは、そんな秒針を持たず自分の時空間があって、私はそこにお邪魔したみたい。お湯に浸かったような気分でした。」と独特な表現で語った。

 

また、行定監督のことを「監督も持ってますなぁ~。すごく上手に料理していただいた感じ。さすがですね!」と上から目線の言葉に会場は大爆笑。

行定監督は、「そんな女優いるか~?何それ・・・・」と苦笑い。そして、「この映画で、今が過去になっていく寂しさを表現したかった。」とし、ソル・ギョングの出演に対して「ソル・ギョングさんは僕と同い年なんですが、やっぱりオーラが違う。韓国のポン・ジュノ監督からダメもとで紹介していただいたのですが、今でも自分の映画の中にソル・ギョングがいるのが信じられないです。」と感激しきりの様子だった。

さらに、撮影中のエピソードを吉高は、「控室に置いたお菓子やカップラーメンを、勝手にギョングさんに食べられちゃったんです。すると、“韓国では独り占めはしないでみんなに配るんだよ。”と聞かされ納得したのですが・・・。でも、お湯を入れないでカップラーメンを丸かじりする人は初めて見ました。」と明かし、ソル・ギョングも頭をかかえて笑った。

終始、吉高由里子のユニークトークで笑いのあふれた舞台挨拶となった。

映画『カメリア』は、10月22日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー!!

http://www.camellia-movie.net

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