2023年8月11日 05:00

久間田琳加「この映画を境に自信が持てるようになった！白岩瑠姫（JO1）の運動神経にはビックリ」映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』舞台挨拶付き最速上映会

映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』“いちばんに夜きみに会いにいく”舞台挨拶付き最速上映会が8月10日(木)、TOHO シネマズ日比谷にて行われ、W主演の白岩瑠姫（JO1）、久間田琳加、共演の箭内夢菜、鶴田真由、そして酒井麻衣監督が登壇した。

本作は、10 代女子が選ぶ文芸小説No1に選ばれた汐見夏衛による同名小説が原作。しっかり者で誰からも信頼される学級委員長・茜（久間田）はある出来事が原因で、学校ではマスクが手放せない。美術部に所属する銀髪のクラスメイト・青磁に「俺、お前のことが大嫌い」と言われてしまう。茜はふと入った美術室で、今までに見たこともない美しい「空」の絵を見つける。その作者は青磁だった･･･。

脚本を読んだときのお気持ちや、ストーリー、そしてキャラクターに共感した部分について。白岩は「青磁は『時間は永遠ではない』とか、『人生一度きりなんだから、やりたいことや言いたいことは言った方がいい』って結構現実的な考え方をする。僕もライブの最後では『自分の人生最後のステージになってもいいと思って、全力を出し切ってやってます！』って言うので、青磁とは考えが似ているし、青磁にすごく共感する部分もたくさんありました。演じていても、“青磁、分かるよ！”っていう気持ちで演じていた部分が多く、すごく近しいキャラクターだなと思いながら演じました」と演じやすかったことを明かした。

一方、久間田は「茜という役は、過去のある出来事があって自分が思っていることをなかなか口に出せなかったり、周りの空気を読んでしまう役柄だったんですけれども、学生時代の自分も周りを気にして生活していたことを思い出し、茜に親近感を感じながら演じていました」と話すも、「この作品が意外とターニングポイントになったかも。何かちょっとずつ自分の気持ちを伝えることができるようになってきたのかなと思います」と自分に自信が持てるようになったことを明かした。

茜の友人・沙耶香を演じた箭内は「青磁、茜は二人にピッタリの役だなと思っていました。りんくま（久間田）ちゃんもすごく茜らしさがあって可愛かったですし、青磁さんは不思議で、爽やかなところが本人にピッタリ」と二人の演技を絶賛した。

茜の母親を演じた鶴田は「まず、瑠姫君人気すごいですね。確かに現場でも瑠姫くんの美男子ぶりにびっくりしました。そして茜のかわいい娘役にドキドキし、二人のキュンキュンする恋に私もキュンキュンしていました。女性監督が撮った美しい映像も楽しめる」とこちらも二人の演技、監督の映像に太鼓判を押していた。

撮影時には言えなかったエピソードなどを問われ、白岩は「“久間田さんが撮影を追う毎に青磁に感化され、自分の意見を言えるようになった。ターニングポイントになった”というのは本当にそのとおり。撮影が進むにつれて、（久間田は）メチャメチャ強気になってきたんです。僕は撮影のとき偏食でご飯をあまり食べずに撮影を繋いでたんですけど、途中からメチャクチャいじってくるようになりましたし、さっきも（久間田が）『緊張してる？』と聞いてきたので、『僕は平常心かな』と話したら、（久間田は）明らかに緊張してるのに、『私もです』と張り合ってくるようになりました」と久間田の素顔を明かすと、久間田は「心当たりがありますが、結構無意識でした。すみません」と笑いで返していた。

一方の久間田も「白岩さんに一言。白岩さんは運動神経が良すぎ！体育の授業でのサッカーのシーンだったり、青磁君に手を引かれて走るシーンが結構多かったんですけど、足が速く、私が後ろから追いかけても青磁君を見失うみたいな･･･。それは困りました」と白岩の身体能力には驚かされていた。

イベントの後半には次の質問が。原作には『夜が明けたときに会いたいと思った人が、あなたにとって本当に大切な人』という言葉があるが、本作のタイトルにちなみ、夜が明けたら、一番会いたい人は？

久間田は「いつもお世話になっているスタイリストさんです」と答えるも、白岩は困った表情を見せつつ「それは本当に自分の中で大切な人ですね。ファンの皆さんです」と答え、会場にいるファンを沸かせ、さらに「何事も、常にファンの方をファーストで考えるようにしているので、それが少しでも伝わってくれたら嬉しいです」と笑顔で話した。

イベントの最後には、茜と青磁が惹かれ合うきっかけとなる「空」にちなみ、各地から寄せられた「#いちばん大切な人に見せたい空」をバックにフォトセッションが行われた。