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2024年1月16日 05:00

小芝風花、タップダンスの練習をみっちり! 女性陣は温泉でみな裸の付き合い! 石川の魅力を伝えたい! 映画『レディ加賀』完成披露上映会

映画『レディ加賀』の完成披露上映会が1月15日(月)、都内劇場で行われ、主演の小芝風花、共演の松田るか、青木瞭、中村静香、そして雑賀俊朗監督が登壇した。

加賀温泉郷に実在するPRチーム「LADY KAGA(レディーカガ)」をモチーフに、加賀温泉郷を舞台とし、温泉旅館の女将たちがコロナ禍から立ち上がる姿を描いた本作。雑賀監督は、2012年に有村架純主演の映画『リトル・マエストラ』の撮影で石川県を訪れていた際に、「LADY KAGA」を目撃したそう。「駅で女将たちが立っていたのですが、みんな踊ってるようにしか見えなくて。これを映画にしたら面白そうだなと思っていました」と女将たちが奮闘する映画を作り上げた経緯を説明。

主人公・樋口由香を演じる小芝は、「(最初に台本を読んで) まず着物を着ながらタップをする和と洋の融合にすごく惹かれ、タップをやりたいという気持ちになりました。いろんな困難があっても、乗り越えていく石川県の人たちの力強さも感じましたし、いい作品にできたらいいなと思って臨みました」と本作の魅力を語った。

ダンスチームのメンバーあゆみを演じる松田は「撮影入る前に、多分風花ちゃんは9ヶ月前ぐらい、タップの練習をずっとやられて、私達は大体4、5ヶ月前ぐらいからレッスンを始めて、みっちり練習して撮影に入りました」とタップダンスの習得への道を振り返った。

小芝も「ダンスの経験はあったものの、勝手が違いすぎて・・・。足先はフラフラしてる状態でやるんですけど、体が力んじゃって、脱力してやらないと」とタップダンスのコツを説明。

同じくダンスチームの麻衣を演じた中村は、「本を渡される前にまずタップ練習から入っているので、劇中でどのレベルのタップを求められるのか分からない状態が一番怖かった。休みの日にはみんなHIDEBOHさんの教室に行って、みんなそこから振付けが始まり、お着物を着て、小道具もあって、やることがいっぱいでがむしゃらだったけど、部活みたいでキャスト同士の絆が深まったかなと思います」と述懐。

小芝は「オール石川ロケだったので、みんな同じお宿に泊まっていて、温泉やサウナに行ったら必ず誰かがいて、女性陣はみな裸の付き合いをしていたので、合宿みたいな感じでした」と楽しい思い出も明かした。

女性陣のタップダンスについて問われた青木は「これはずっと声を大にして言いたかったことなんですけど、レベルが本当に高いです!多分皆さんはタップをやられたことなくて、未知の領域に足を踏み入れての状態で、素人目線から見ても本当に上手!何がすごいか、マジで聞いてほしいんですけど、休憩中に楽屋でですよ!みんな座っている方は足がタップを刻んでいます。それをずっとやっていて、これはやっぱすごい!と思ってましたし、こういうのがあったからこそ、上手だったんだなって思いました」と声高にタップの見事さをアピールした。

小芝は「プロダンサーを目指していたという役どころでもあって、一番長くレッスンをさせていただいてたんですけど、皆さんの追い付き、成長具合がすごくて、その中で一番上手じゃないといけないので、ちょっと待ってみたいな危機感もありつつ、でも乗り越えなきゃいけないものがあると団結できるんだなとすごく思いました」と話が尽きないよう。

雑賀監督は「タップダンスの6シーンありまして、とにかく同じようにならないように、温泉につかりながら考えました。加賀友禅と世界に通じるとタップを合体させたダンスを作りたいと思いました」と和と洋の融合を強調した。

次は女将修行について。松田は「一番大変だったのは、滝行とか」と笑わせると、青木が「彼女は笑いに貪欲なんです(笑)」。改めて松田は「修行中ではないんですけど、改めて気づかされた部分は、旅館の玄関先でお花を生けているシーンがあったんです。玄関のお花はお客様のおもてなし用のお花だから、女将がやらなきゃいけないんだと思って、由香(小芝)のお家ではお茶をたてたり、おもてなしに関わるもの全てを女将ができてなかきゃいけない。全てが女将の仕事なんだなと、新たな気付きでした」と振り返った。

そして、中村は「実際にすごく貴重な加賀友禅にも袖を通させていただいて、貴重な経験をさせていただいたと思うんですが、クライマックスにあるお着物でタップダンスを踊りながらの部分では、日本の美の美しさ、着物で踊るかっこよさ、迫力も出たと思うので、そういう意味ではこの作品でしか経験できないことだったなと思います」と本作の見どころを披露。

さて、本作は、新たな夢に向かってチャレンジしていく新米女将たちを描いた作品。そこで、皆さんの2024年チャレンジしたいことは?

小芝は「今、時代劇の作品にも出演していることもあって。和のものに触れたくて、三味線を始めてみたいです。身近に三味線を習っている方もいらっしゃるので、いろいろ聞いて始めてみたいです」と意欲的。

松田は「その日生きるのが精一杯で、新たなチャレンジって言われても」と苦笑しつつ、「モンゴルにあるホーミーという発声。二つの音が同時にさせるものをちょっとやってみたいです」と話すも、青木が「さっき(控え室の前を)通ったとき、変な声が聞こえてきた。ずっとこれやってたんですよ」と、松田がやる気であることを明かしていた。

中村は「この流れでいったら私も演奏なんですけど、今まで学生時代に吹奏楽部でアルトサックスを吹いてたんです。かっこよさに憧れてやってたんですけど、久しぶりにまたやりたいなっていう気持ちも。あと合奏が大好きで、1人で吹くよりも、みんなで音を合わせたい」と続く。

そして青木は「ギターをやってみたくて。手が大きすぎてコードが抑えられないんすよ。指が余っちゃうし、弦を弾いてしまう。コツを教えて欲しい」と、ギターの弾ける小芝に問いかけていた。さらに青木は「体が大きいので、電車のドアで頭をぶつけますし、足のサイズが大きくサイズに合った靴下がない。爪が当たって靴下が破れてしまう。それが最近の悩みです」と愚痴をこぼしていた。

イベントの最後は、小芝が「被災地にいらっしゃる皆さまの安全と、一刻も早い復興復旧を心からお祈り申し上げます。この撮影にはたくさんの方に協力いただき、またあたたかくしていただきました。素敵なところがたくさん映像の中にも登場するんですけど、この作品を通して改めて石川の魅力をお伝えできたらと思いますし、この作品が少しでも皆さまの力になれたらと願っております」と、石川県を想いつつ、イベントを締めくくった。なお、雑賀監督よりレディ加賀の配給収入の5%相当を義援金として石川県に届けることが発表された。

映画『レディ加賀』
2024年2月2日(金) 石川県先行公開 
2024年2月9日(金) 新宿ピカデリー他全国ロードショー

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