2016年7月2日 15:19

ブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョン舞台稽古を公開！魅力のワールド・ツアー開催間近

2016.07.01取材：記事・写真/RanRan Entertainment

7月9日横浜・KAAT神奈川芸術劇場での公演を皮切りに、7月20日からニューヨーク公演、その後8月10日から東京・国際フォーラム、8月25日から大阪・梅田芸術劇場と続く「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョンのワールド・ツアー。

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左から、大和悠河、和央ようか、麻路さき、峰さを理、姿月あさと、朝海ひかる、ゲイリー

7月1日その公開舞台稽古があり次の6曲を披露した。

また囲み取材では、ビリー・フリン役（トリプルキャスト）、峰さを理、麻路さき、姿月あさと、ヴェルマ・ケリー役（トリプルキャストの内）和央ようか、ロキシー・ハート役（ダブルキャスト）朝海ひかる、大和悠河の元宝塚トップスターOG6名とゲイリー・クリスト（ブロードウェイクリエイティブ：振付）が参加した。

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峰さを理は「ニューヨークは初めてなので、現役時代も海外公演をやったことがないので、わくわく、ドキドキ！タカラヅカOGの名に恥じないように頑張れたらと思っている。みんな育ったタカラヅカの土壌、魂が同じ。何も言わなくても空気感がひとつになれる。そのうえ、自分たちがタカラヅカをやめた後でのいろいろな経験が上乗せ。だからOG公演は魅力があるんだと思います。」と公演に向け力強く語った。

【公開舞台稽古で披露した6曲】

１．【Overture】－【All That Jazz】和央ようか　他

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２．【All Care About】麻路さき　他

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３．【We Both Reached For The Gun】姿月あさと、大和悠河　他

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４．【Roxie】朝海ひかる他

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５．【Razzle Dazzle】峰さを理　他

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６．【すみれの花咲くころ】（NY公演のみ）初風詢　他全員

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【囲み取材概要】

峰「稽古も佳境に入ってきました。ワクワク感、緊張感が出てきた。よりいい空気感が出るようにアンサンブルみんなを含めて、上がっていきたいと思っているところです。」

麻路「すごく楽しいです。久しぶりの男役をやれて幸せ。あと数日の稽古、さらにパワーアップして頑張りたいです。」

姿月「世界初の女性だけのシカゴ。私たちだけにしかできないものをお届けできたらいいなと思って頑張りたいです。」

和央「やってもやっても毎日発見があって、シカゴの作品の魅力を深くかみしめています。緊張しているが、楽しんでやりたいです。」

大和「今回が3度目の出演。その都度新たなことを発見。シカゴという作品が常にあたらしく生まれ変わっているというのを感じる。みなさんに新しいシカゴをお届けしたい。」

朝海「初日が近づいてきたので、ドキドキしてます。ゲイリーとデイビッドに日本に来ていただきシカゴのいろんなエッセンスを教えていただいたので、吸収して頑張りたいです。」

ゲイリー「（前回と違う部分は？の問に）何が違うかというと2年の時が経ったということ。みなさんはその間稽古を積んでいるし、人生体験も持ち込まれている。」

ゲイリー「（ニューヨーク[以下NY]でのタカラヅカの評判は？の問いに）とても楽しみにしている。女性だけのシカゴは初めて。タカラヅカが演じる、タカラヅカの芸術の様式に期待が寄せられている。」

峰「ゲイリーがいらした時、『NYが君たちを待っているよ』とおっしゃってくれて・・・。ゲイリーさんもデイビッドさんもNYのシカゴに近づけようと引っ張っていってくれるし、アンサンブルにしろ、私たちを、自分たちにそれぞれ合ったところにもって行ってくれる。同じビリーでも3人とも三人三様のビリーをやらせてくれて、『それでいいんだよ』ともって行ってくれます。」

峰「（NYに関しては？に対し）NYは初めてなので、現役時代も海外公演をやったことがないので、わくわく、ドキドキ！ただ、NYはウェルカムと言って待っていてくれる。タカラヅカOGの名に恥じないように頑張れたらと思っている。NYのみなさんがタカラヅカのこと、男役に興味をもっていただければいいと思います。」

峰「（NYへ行ってみなさんでやりたいことは？に対し）『タカラヅカ・アンコール』は毎日全員出なければならないので、観光したりはできない。『タカラヅカ・アンコール』では最後の『すみれの花咲くころ』の前に、黒燕尾で全員総鳥になります。これがタカラヅカのよいところ。皆ビシッと決まって、男じゃないけど、妖しいムードで踊ってます（笑）。」※NYではシカゴ終演後に「『タカラヅカ・アンコール』を上演

麻路「タカラヅカの男役のショーをこういう機会にできると思っていなかった。シカゴとは別物として場面場面をいただいているので、私は水夏希さん、大和さんの３人で踊るシーンをいただいて、それ用の振り付け、衣装もできているので、人前で（笑）できるなんて感謝です。すごくうれしいですね。NYでタカラヅカを見せられるなんて思っていなかったです。」

姿月「NYの公演だけそのショーがありまして、その日のメインの方が羽を背負われるので、シカゴで見れないところが見れる。」

和央「衣装合わせで羽を背負った時に、はずかしいやらうれしいやら、独特の感情が芽生えまして（笑）。こんなことは一生無いと思っていたので、しかもニューヨークで。元タカラ・ジェンヌをエンジョイしたいと思います。

朝海「ずんこさん（姿月）もおっしゃいましたけど、羽をやめて以来、初めて背負わせていただく。それが『タカラヅカ・アンコール』の見どころだと思います。」

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大和「今日の舞台稽古披露の『すみれの花咲くころ』で、羽を持たせていただいた。それだけでも私たちタカラヅカの世界でワクワクする感じがあります。宝塚100年の歴史をNYのみなさんに『どうだー！』とお見せしたい。」

峰「（チームワークはいかがですか？に対し）チームワークはいいです。私が退団してから生まれた人がこのアンサンブルの中にいるんですよ。『オマエ、いくつだ？』は、いいから（笑）。育ったタカラヅカの土壌っていうんですか、流れているもの、魂が全員同じ。こういう仕事をするとヒシヒシと感じます。何も言わなくても空気感がひとつになれる。そのうえ、自分たちがタカラヅカをやめた後でいろいろと経験したことが上乗せ。だからOG公演は魅力があるんだと思います。」

開幕に向けて最後に、

峰「全員がお待ちしております。ぜひ劇場にいらしてくださいませ。」

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