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井阪郁巳×吉村駿作×土屋神葉×原田優一インタビュー る・ひまわり×明治座年末“祭”シリーズ『明治座の変 麒麟にの・る』

2019/12/9 06:00

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

2011年から始まった、演劇製作会社る・ひまわりと明治座がタッグを組んで開催している「年末“祭”シリーズ」。本シリーズは、忠臣蔵や源義経ら歴史的にも有名な人物や物語を、「もしあの時こんなことがあったら…」という歴史の「もしも」に着目して展開する舞台。今年のテーマは「本能寺の変」。『明治座の変 麒麟にの・る』と題し、明智光秀と織田信長を主人公にした物語を贈る。今作で、竹中半兵衛役を務める井阪郁巳、森蘭役の吉村駿作、森丸役の土屋神葉、徳川家康約と演出を担当する原田優一に公演への思いを聞いた。

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(左から) 吉村駿作 井阪郁巳 原田優一 土屋神葉

――井阪さん、吉村さん、土屋さんは“祭”シリーズ初参加になりますが、出演が決まった時のお気持ちから教えてください。

井阪 以前から“祭”シリーズは知ってはいましたが、今回、出演させていただけることになって改めて過去の作品を観させてもらったら、めちゃくちゃクオリティーの高い作品が多くて、出演されている方たちも皆さん、格好良くて技術が高くて面白い。そこに自分も入るんだと考えたら、この作品に出るということが自分にとっての大きな分岐点になると思いました。自分らしさを出して、精一杯演じていきたいと思います。

吉村 僕は、出演が決まって、純粋に楽しみでした。年末のカウントダウンまでお客さんと一緒にいられるというのが初めての体験なので、それを楽しみつつも、先輩方に負けないよう、頑張って食らいついていこうと思います。

土屋 ゲストで出演される内藤大希さんと昨年、別の作品でご一緒していたので、このシリーズについては知っていたのですが、まさかお話をいただけると思っていなかったです。たくさんの先輩方が素晴らしいお芝居をする舞台なので、たくさん学んで頑張れたらなと思いました。

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――原田さんは、これまでのシリーズに役者としてご出演されていましたが、今回は演出もご担当されますね。

原田 はい、“祭”シリーズにはこれまでにも出させていただいています。一年の締めくくりのお祭りみたいな作品なので、毎年「恒例のやつがきた!」という気持ちでテンションを上げて臨んでいます。2019年の嫌なことも良かったことも、全部ここで笑って帰ってもらえるような作品だと思っていますし、お客さんもそんな気持ちで観に来ていると思うので、お客さんのパワーに負けないようなパフォーマンスを皆さんで作りたいと思います。ここにいる3人をはじめとしたフレッシュなキャストとベテランたちの融合をどう作っていくかも楽しみにしていただければ。演出を務めるにあたっては、今までやらなかったことも取り入れていこうと思っています。もちろん、キャストには思うように遊んでいただいて、自分はそこの交通整理をするつもりです。そして、なるべく、上演時間は延びないように(笑)。

全員 あははは。

原田 この作品は本来、上演時間は4時間程度なんです。でも、なぜか、毎回、昼の部が終わってから夜の部が始まるまでに45分くらいしか時間がなくなってしまっているんです(笑)。夜の部も含めると、1日に9時間くらいステージに立っている状態になっているので、上演時間は気をつけたいです(笑)。

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――お客さんはうれしいと思いますが、演者さんは体力的にキツそうですね(笑)。ところで、本作は1部はお芝居、2部はエンターテインメントショーともいえる多様なコンテンツに挑戦するステージになっています。そこで、まず、1部のお芝居について今現在、それぞれの役柄についてどのような思いをお持ちか聞かせてもらえますか?

井阪 竹中半兵衛は、軍師で戦略を立てる人物だったそうですが、僕とは全然違うタイプなんです。僕は、人に指示を出すようなタイプではないので。なので、そんな竹中半兵衛らしさはしっかりと出しながらも、竹中半兵衛のイメージとはまた違う井阪郁巳らしさも混ぜていきたいなと思います。この作品は、僕の新たな一面もお見せできる舞台だと思うので、稽古場から積極的に色々と挑戦して、向き合っていきたいと思っています。素敵な竹中半兵衛になるように頑張ります。

吉村 森蘭丸は、とにかく人気がある歴史上の人物だという印象があります。そんな人物を二人で演じることは、森蘭丸好きにもこれまでにない衝撃を与えるんじゃないかなと思います。ドラマやゲームなどで森蘭丸を好きになった人に、この作品の森蘭丸も好きになってもらえるように、土屋くんと二人で作っていけたらと思っています。土屋くんとは今日が初対面なのですが、早くお稽古に入って、二人で作っていきたいです。

土屋 僕が演じる森丸と吉村さんが演じる森蘭は双子という設定なのですが、それは「森蘭丸がもしも一人の人物ではなかったら」というところからきています。もしかしたらそうだったのかもしれないと思えるのは歴史の面白いところ。僕も歴史好きなので、そういった面白さを味わいつつ、お客さんにも楽しんでいただきたいです。

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――原田さんはこの三人のどんなところを引き出したいとお考えですか?

原田 三人とも初めてこの“祭シリーズ”に参加するので、手探りをしながらの稽古になると思いますが、体当たりで全部出し切ってもらえればと思います。このシリーズは、ほかのキャストも命がけで、自分の中の引き出しを開けまくってくるんです。なので、2019年にインプットしたものを全部さらけ出すつもりで作っていかないと、置いていかれてしまうんですよ。彼らには若さがあるので、そのエネルギーをぶつけてほしいですね。

それから、舞台というものは、「ここは宇宙です」といえば、そこが宇宙になるものだと思います。なので、彼らが演じる歴史上の人物も、実際の人物像に縛られることはないと考えてもらえればと思います。私が誰々ですって言った時点で、その人物になる。そもそも、このシリーズは「トンデモ設定」なので。3人にはぜひ、弾けて、楽しんでもらいたいです。

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――確かに、このシリーズは役者さんの前に前にという気持ちが伝わってくる舞台ですね。では、2部についても、原田さんから今回の公演の内容をご紹介いただけますか?

原田 2部も毎年、恒例となっているショーで、お客さんがペンライトを持って歓声をあげて楽しめるものになっています。基本的には、これまでの公演を踏まえたショーとなりますが、今年はミュージカルなども取り入れていこうと思っています。三上(真史)くんという名司会者が進行をしてくれるので、確実にうまく回してくれると思っていますし、年末の総決算的なステージになると思います。そして、常連のキャストたちは、「お客さんを楽しませて」と言われたら全力でそれをしてくれる人たちばかりです。なので、3人(土屋、井阪、吉村)にとっては、そういう意味では度胸が試されるステージになると思います。

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――楽しみです! では、改めて公演に向けての意気込みをお願いいたします。

井阪 この作品を観てもらって、来年も良い年になりそうだと思ってもらえるように、自分を思い切り出して、素敵な作品の重要なワンピースになるように全力で頑張りたいと思います。ぜひ、楽しみにしていてください!

吉村 観に来てくださるお客さんは、年末のこの時期にこの作品を選んで来てくださっているので、楽しかった、来てよかったと言ってもらえるように頑張りたいと思います。年末が来るたびに思い出してもらえるような作品になればと思っています。

土屋 年末にお仕事するということに僕は憧れていたので、この作品に出演できることを本当に楽しみにしています。令和元年の締めくくりにお芝居の仕事ができることがとても嬉しいです。少しずつ自分が目指している目標に近づけているのかなと思っています。この作品に全力で臨みます。

原田 私は(演出家として)年末までにはまだまだやらなければならないことも多いですが、楽しみにしてくださる方の期待に応えるために、努力していきたいと思っています。初めて観る方には、こんなエンターテインメントもあると提示できる作品にしたいと思っています。そして、3人は今回の「トンデモ設定」を代表するような役どころを演じてくれます。彼らがどのように物語に関わってくるのかも見どころです。3人にはぜひ楽しんでやっていただければと思っています。

る・ひまわり×明治座年末“祭”シリーズ『明治座の変 麒麟にの・る』
演出:原田優一
脚本:赤澤ムック
出演:平野良、安西慎太郎/神永圭佑、木ノ本嶺浩、大山真志/井阪郁巳、松田岳、小早川俊輔、吉村駿作、土屋神葉/林剛史、谷戸亮太、川隅美慎、二瓶拓也、井深克彦、中村龍介/加藤啓、内藤大希(Wキャスト)、原田優一(Wキャスト)、椿鬼奴/辻本祐樹/粟根まこと/凰稀かなめ(特別出演)  


■日替わりゲスト 28日(土)昼:多和田任益 夜:佐藤貴史 29日(日)昼夜:佐奈宏紀 30日(月)昼:永田崇人、永田聖一朗 夜:杉江大志、近藤頌利 31日(火)昼:山崎大輝 夜:内藤大希

公演日程:2019年12月28日(土)~12月31日(火)

「る変」公式HP https://le-hen.jp

 

 

 

 

 

 

 

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