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2024年2月21日 18:00

『JBB Concert Tour 2024』 中川晃教、藤岡正明、東啓介、大山真志インタビュー グループならではの魅力と意義がある活動

東啓介 中川晃教 藤岡正明 大山真志

2023年5月、『さよなら中野サンプラザ音楽祭』のために結成されたコーラスグループ“JBB”。ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』のチームBlackメンバーの中川晃教、藤岡正明、東啓介、大山真志が2024年6月に再び帰ってくる。

大阪・東京・静岡・ビルボード横浜・愛知での公演が決まっており、グループを組むきっかけとなった『ジャージー・ボーイズ』の楽曲をはじめ、2023年にも披露した「Twilight Zone」や「夢で逢えたら」、「Habit」などの楽曲が予定されている。

――前回の公演から約1年でツアーが始まります。この1年の変化があったら教えてください。

藤岡:成長という部分からは少しずれますが、体の変化を通して僕自身の心境がすごく変わりました。やっぱり日々もっと感謝しなきゃいけないと思うようになりました。なおかつ、やりたくないことをやるのはもうやめようと。意義や意味があり、自分自身も心を燃やして魂を投下できるものにずっと打ち込んでいたいと思うようになったんです。このJBBも紛れもなくその一つ。これから大きなライフワークになってくれたらいいなと思っています。

中川:すごく共感します。年齢を重ねてきて、自分たちが引っ張っていく・下の世代を育てていくというとおこがましいけど、そういった部分も含めてフォローアップしたり、自分にできることを考えたりする年代になってきました。今回もそうだけど、役割という意味では大きく変化してきていると感じます。JBBで藤岡さんがコーラスワークを作ってくれているように、他の現場でもそういった役割が増えてきている。

藤岡:あるかもしれない。純粋に演じる・パフォーマンスをするだけじゃなく、作ることにどう関わっていくかにも自分の意欲が向くようになってきているかもしれません。そこも含めて、JBBでの1年間は大きな変化があったと思います。

大山:変化はないんですが、変わらずJBBに戻ってこれたことが嬉しいなと思います。元々俳優として舞台づくしの日々を過ごしていて、毎月色々なことをやらせていただいています。その中でこうしてコーラスグループとして変わらず集まれる。それが誇らしいし嬉しいですね。あんまり変わってないです(笑)。

:それもすごいことですよ。僕は去年一年間、ソロコンサートをしたりミュージカルのコンサート、まさくん(藤岡)が企画・演出する『Musical Lovers』に出演したりして、歌のレベルアップに対する意欲がすごく上がったと思います。その成果を6月のコンサートで出せたらいいなと。

中川:僕は心境が少し変化しました。タフになってきているし、生きているだけで自分を褒めたくなる瞬間もある(笑)。少し前までは自分に対して「お前は甘い、もっと頑張れ」みたいな思いがありました。今もその気持ちはあるけど、心境の変化で笑顔が増えましたね。性格って変えることができない個性の一つだと思いますが、気持ちや向き合い方は変えることができる。モチベーションをどう持つかによって笑顔が増えるんだと感じました。改めて、歌うことやステージに立ってお客さんに届けることについて確立できたし、もっと上を目指したいなと思うようになりました。

藤岡:昔は、アッキー(中川)はサイボーグなんじゃないかってくらいこの仕事に全てを注いでた。最近は人間になったなと思う。

大山:初めて会った時、ちょっと怖かった。CDで聞いていた人だったし、サイボーグっていうのもなんとなくわかる。でも今はすごく優しさを感じるし居心地がいいです。

――前回は『ジャージー・ボーイズ』の作中とは違うハーモニーが聴けたりチャレンジングな楽曲があったりしました。ご自身の手応えや反響など、印象的だったナンバーを教えてください。

中川:コンサートがなければ、ハーモニーの手応えを忘れてしまい、振り出しに戻ってしまったかと思うと前回はとても良い経験をさせていただきました。「グットナイトベイビー」がとても好きでした。

藤岡:もともと『ジャージー・ボーイズ』の劇中でしか声を合わせていなかったので、それら以外の楽曲は全てが新鮮で、また、挑戦でもありました。個人的な手応えという意味では、「君の瞳に恋してる」ですね。劇中、フランキー(中川)のソロナンバーとして歌われるこの曲を、4人のハーモニーで聴かせるというコンセプトの上で、僕自身コーラスアレンジを考えましたが、実はリハーサルの際に大幅に訂正を加えたんです。4人の声を合わせる中での変更を通して、新たな可能性や4人で合わせる意味みたいなものを感じられた瞬間でした。

:『ジャージー・ボーイズ』のときも前回も、ハーモニーの難しさを痛感しました。ですが、覚える早さやニュアンスを捉える早さというのは、『ジャージー・ボーイズ』当初より、はるかに成長しているという実感もあります。そしてJBBとして初めてのコンサート、『さよなら中野サンプラザ音楽祭』では、こんなにも多くのお客様が待っていてくださったんだ、聴きたいと思ってくださっているのだと感じ、物凄く嬉しかったです。皆さんに聞き馴染みのある曲、逆にその曲をやるんだ!という驚きの声もいただいたことで、改めて自分はこの仕事に就けて良かったと思いました。

大山:JBBのコーラスワークは作品を超えて更に先に何ができるのかというのが面白い部分だと思います。なので作中ではフランキーが1人で歌っている「君の瞳に恋してる」を4人で歌った事や、ファンクな色を全面に出した『ACT SHOW』が印象的です。

――作品ではなくコーラスグループとしてのものづくりの中で、お互いに見つけた新たな一面はありますか?

:まさくんは本当に優しい人なんだと感じました。コーラスを全部作ってくれているんですが、わざわざ4人みんなのパートを喋りながら入れてくれて。

大山:解説を入れてくれる。すごく優しいなと思いました。

中川:それもあるし仕事が早くて親切。これがあるとやりやすいってところを抑えてくれてる。

藤岡:自分たちがすごく不親切な人に会った時に感じること、自分が苦しんだ経験を活かして、これがあったら助かるなってものを作ってるから。

大山:めちゃくちゃ助かってます。

:新たな一面というか、より深く知ることができました。

中川:そんなことしてくれる現場ってまずない。それもわかっているからありがたみを感じるよね。

大山:僕はさっきも言いましたがアッキーさんのイメージが変わりました。作品では主役なことが多いからそのモードだけど、JBBの時はアッキーさんがみんなに頼ったりする。それがすごく新鮮でした。軸になるモードとは違う、チームの一員として4人でいるときの素敵さがあるなと。

藤岡:そもそもアッキーがこれをやりたいと思ったのが新鮮だった。我々は普段ソロでやっている、もちろん色々な人に支えられているけど、自分の足で立ってきた人たち。4人でやるからには信頼関係がないとできないと思います。それをアッキーがやると決めたのが新鮮で意外だったな。

大山:「やらない?」って言ってもらえるとは思ってなかったから嬉しかった。

:『ジャージー・ボーイズ』は他にもチームがある中で選んでくれたのも嬉しかったですね。

――『ジャージー・ボーイズ』のチームBlackとしてそれぞれ個性豊かな役を演じた皆さんですが、このチーム内での役割やキャラクターは?

中川:藤岡さんが切り込み隊長となって先頭を切ってくれる頼もしさと、ときに危なっかしさも併せ持っていて、みんなの兄貴キャラですね! 東さんは末っ子キャラでおっとりとしている性格で僕は癒しキャラと思っています! 大山さんはお父さんみたいに見守ってくれていると思う時もあります。不器用そうに見えてとても器用、頼れるキャラですね!

藤岡:なんなんでしょうね。僕はグループをぶち壊していく元凶のような役でしたし、それを役割にしてしまうというのも違う気がしていました。ただ、ひとつだけ言えることは、劇中のフランキーのセリフにも通ずる部分ですが、やはり4人でそこに立って、声を出して、その瞬間瞬間こそが最高だった。ってことだと思います。つまり、この出会いこそが奇跡のようでもあり、必然だったのだなと。だから、それぞれの役割を皆が意識しているかはさておき、歪なバランスを保ちながら、妙にハマってる、ってのが『ジャージー・ボーイズ』チームBlackだったような気がしています。

:うーん、そうですね(笑)僕は3人と年齢が離れているので、マイペースに、末っ子的な感じでやってますね。でも時には3人が凄すぎて、悔しい! と凹むこともあります。なので、甘えながら、いろんなものを吸収していこうと思っています。

大山:JBBを兄弟とすると僕は三男ポジションなので歳上歳下のパイプライン的な感じでしょうか。そして圧倒的マスコットキャラでいたいです(笑)

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取材 文:吉田沙奈  撮影:藤咲千明

 

 

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