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2018年7月13日 23:32

黒沢清監督最新作『旅のおわり、世界のはじまり』 主演は前田敦子!

映画『旅のおわり、世界のはじまり』
黒沢清監督最新作の主演は前田敦子!
前田敦子、長編映画で初めて海外オールロケに挑戦!

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海外でも高い評価を受ける黒沢清監督の最新映画『旅のおわり、世界のはじまり』に、前田敦子が単独主演を務めることが発表された。本作は、日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、日本人が建設に関わったナボイ劇場の完成から70周年を迎えたことを記念した両国の共同製作企画である。

ウズベキスタンでの撮影は今年4月30日からスタートし、5月29日にクランクアップ。黒沢清監督のオリジナル脚本となる本作では、日本のテレビバラエティ番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れた女性レポーター・葉子が、現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界を開き成長していく姿を描かれる。

黒沢監督は、昨年公開の『散歩する侵略者』(17)でも、長澤まさみ演じる主人公の妹役として前田敦子を起用しており、今作の起用に関して「この作品は撮影がウズベキスタンということで、最初からなんとしても前田敦子さんに出演していただきたいと思っていました。かつて『Seventh Code』でミュージック・ビデオの監督の依頼を受けた際に、秋元康さんが『前田敦子を東アジアでもなく欧米でもなく、その間あたりの日本から近いようで遠い文化に置くと、彼女の個性がとりわけ際立つのではないでしょうか』とおっしゃっていて、実際この撮影時、ウラジオストクでの前田さんの存在感は強烈でした。そういう経緯から今作は前田さん以外あり得ませんでしたし、私にとっては『一九〇五』からの念願でもありました。前田さんは、役柄を一瞬で直感的につかんでその役のセリフなり、仕草なりを全く自然に表現できるのです。これは彼女の生まれ持った才能でしょう。つまり天才ですね。一方、若いころからの訓練の成果なのか、仕事の現場では何ひとつ物怖じせず、躊躇もしません。そしてカメラに映ると、他の何物にも似ていない強烈な個性を発揮します。いやはや日本にも、もの凄い女優が出現しました」とコメントしている。

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長編映画として初めてオール海外ロケ撮影に挑戦し、約1ヶ月間の長期に渡る撮影を乗り越えた前田は、「黒沢監督のこれまでの作品と異なる色になる作品に関わることができて嬉しいです。ウズベキスタンは、驚くほど良い所だと思いました。街の人たちも、本当にいい人で、言葉が通じなくても、この国なら生きていけると、異国で初めて思いました。AKBとして7年、AKBを卒業して今年で6年。丁度半分くらいのところにきて、今回、女優としてすごく良い経験をさせてもらい、幸せだと思えるところまで辿り着いたと思っています」と語った。

映画『旅のおわり、世界のはじまり』
特別協力:ウズベキスタン国家観光発展委員会  
配給・宣伝:東京テアトル
©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
2019年、全国公開

 

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