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「命を感じる事って贅沢じゃないですか」金井成大、飛鳥凛らが熱演!舞台『クジラの歌』開幕

2018/8/23 12:10

取材:記事/RanRanEntertainment
写真/オフィシャル提供

劇団居酒屋ベースボールにて活動してきた作家・えのもとぐりむが手掛けた舞台『クジラの歌』が、822日(水)、東京・下北沢GEKI地下リバティにて初日を迎えた。本作は2013年に初演、2015年に再演された人気作。今回、劇団外での再演にあたり、えのもと自身が本作を書き直し、えのもとと共に活動してきた新里哲太郎が演出を務め、注目の若手俳優・金井成大を主演に、またヒロインには飛鳥凛を迎えて上演される。本作のゲネプロと、囲み会見の模様をお伝えする。

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船に乗ってくる乗客たち
一つの覚悟 ある目的を抱いて…
突如起こったシージャック事件
困惑 疑問 狂気 憤り 不安
犯人たちの中の一人の男は言った
沖縄の海へ行って俺たちと一緒にクジラの歌を聞こう
それが最後だ…


船という密室で繰り広げられるシージャック犯たちと自殺志願者たちの物語の中から、今の社会の在り方、また人間が本来持っていたはずの大切なものの存在、そして「命」への想いが、熱量の高い台詞に乗せ、役者同士、そして観客に投げかけられる。互いの汗も呼吸も、魂までも絡み合う狭い舞台空間の中で、金井を筆頭にキャストたちが劇場の壁を揺るがせていた。

ゲネプロ明けに行われた囲み会見の場で金井は、本作のエネルギーについて触れ「毎公演僕らが全力を出すことでお客様にメッセージを受け取ってもらえる、と信じています」と初日を目前にして力を込めていた。飛鳥は台本を受け取った時からすでに「本番が早くこないか、早く本番にならないか、と思っていて、やっとこの日を迎えることができた」と笑顔を見せる。また飛鳥は、今回の会場で本作を上演する事について「この(観客との)近さに意味があると思います。お客様が実際に衝撃を受けていただければ」と劇場を見渡しながら想いを述べた。

本作初演、再演時には役者として出演し、今回は演出を務める新里は「やっとゲネプロができ、ほっと一息ですが、まだまだやれる作品です。これから18公演全力疾走になるでしょう」と気合いを入れる。新里としては「僕はアナログな人間なので人のあたたかさが素敵だと感じ、それが見え隠れするこの作品が好きなんです。えのもとが手掛けたこの作品を新しい若いキャストたちと作り上げることで新たに気が付くこともあります。命に対して何かを感じてもらうって贅沢な事じゃないですか。それを味わうことができる作品だと思いますね。今だからこそ見つめなおし、気が付かされることってあると思うんです。この作品を通してちょっとでも世の中が良くなれば」と作品の魅力に触れていた。

稽古中のエピソードとして、飛鳥は「アドリブが多く、毎日ブッコまれるので稽古中は本当に楽しかった」と語ると、金井が「ずっと笑っていたよね。さっき(ゲネプロ)も笑ってたよね。集中してない(笑)」と突っ込んでいた。そんな金井は主演ということもあって「全部が苦労でしたね。物量がすごくて経験したことがない事や挑戦する事だらけ。また新里さんがどSなので、僕は一度も舞台からハケられないんです(笑)。僕が辛くなる分、お客様は楽しんでもらえる、と信じてやってます」と苦笑していた。

「こんなテーマの作品ですが、現場はものすごく明るく楽しいです。お芝居が好きで成長したい人たちが集まっている事が、役者が成長する事を願っている僕の気持ちと合致していました」と新里が語るチーム「クジラの唄」。演劇の本質やその魅力を改めて感じさせる芝居だった。

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tetsutaro produce vol.4『クジラの歌』は、92日(日)まで、東京・下北沢GEKI地下リバティにて上演

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