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沖縄本土復帰50年、次世代へ継承する映画が誕生! 映画『島守の塔』完成披露舞台挨拶

2022/6/30 21:47

映画『島守の塔』完成披露舞台挨拶

島守の塔-完成披露オフィシャル-(002)

映画『島守の塔』(7月22日全国公開)の完成披露舞台挨拶が6月30日(木)に都内で行われ、萩原聖人、村上淳、吉岡里帆、香川京子、五十嵐匠監督が登壇した。

2020年3月25日にクランクインし、撮影4日目に撮影中断。コロナ禍で約1年8カ月間撮影休止となり、翌月12月10日にクランクアップ。ようやく完成した本作。県民の4人に1人、約20万人が犠牲となった「沖縄戦」。「命(ぬち)どぅ宝、生きぬけ!」と叫んだ2人の官僚と、「沖縄戦」に翻弄される沖縄県民。それぞれの苦悩と生きることへの奮闘を描き、沖縄本土復帰50年の節目に「命の尊さ」を次世代に継承する映画が誕生した。

戦中最後の沖縄県知事として赴任し、軍の命令に従いながらも県民の命を守ろうとした島田叡(あきら)役には萩原聖人。職務を超えて県民の命を守ろうと努力した警察部長の荒井退造役には村上淳。また、島田の世話役の県職員・比嘉凛を吉岡里帆が熱演。映画『ひめゆりの塔』に出演していた香川京子が現代の凜を演じている。

五十嵐監督は「(撮影が)1年8か月延びるということは、キャストも変わってしまう可能性があったんです。でも僕はキャストもスタッフも変えないという思いで挑みました。ありがとうございます」と続けると、萩原は「監督がおっしゃったとおり、奇跡のようなものだと。あっ、この映画生きていると思いました。映画って色々見る人によって違うと思うのですけども、今を生きる皆さまに是非観てもらいたい作品になったなと思っています」と語った。

村上は、「監督の熱量が普通じゃありません。今日という日を迎えられたのは、五十嵐監督のおかげ。ここまでの一途な情熱をお持ちの監督は、本当に信頼できますし、心から感謝します」と監督への感謝を口にした。吉岡も「撮影が中止になるというときに、監督から『必ず再開するので、その時には是非ご協力してほしい。必ず完成させます。僕が保証します』とおっしゃってくださったんです。その時、きっと完成する、きちんと届く作品なんだろうなと感じました。大変意義がある作品になったと思いますし、皆さまにそういった気持ちがこもった作品だと伝わってくれればいいなと思います」と語った。

村上は「映画は監督のものであると信じていましたが、この作品が大きなきっかけで、映画は観客のものであると考える様になりました。どう受け取ってもらえるのかなとバトンを渡す。これほど愛した映画が今日を持って観客の皆さんのもとへ届く。少し悲しい気持ちになっています。この作品は、久しぶりみたいい顔が沢山写っている作品です。この作品は沖縄の人も見るんだと言い続けた監督の熱い想いのたまものだと思います。吉岡さん、香川さんも輝いております。是非ご覧ください」と改めて感謝の想いを口にした。

萩原は、「1年8か月という中断を経て、今日この日を迎えることができました。その間、悲しいことも沢山あったと思います。この作品はいろんなものに負けずに完成しました。戦争映画なので、重たいように思われるのですが、是非心してご覧ください」と呼びかけた。吉岡は、最後のコメントを五十嵐監督から求められると、「五十嵐さん、元気で長生きしてください」と語り、盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。

映画『島守の塔』、7月22日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国公開

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