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2023年11月14日 13:25

山崎育三郎、真っ赤なドレス姿で熱唱! 「トッツィー」は「ミュージカルの素晴らしさが全てつまった作品」

左から:エハラマサヒロ、岡田亮輔、昆夏美、愛希れいか、山崎育三郎、キムラ緑子、羽場裕一、
金井勇太、おばたのお兄さん、デイヴ・ソロモン

ミュージカル「トッツィー」製作発表記者会見が11月13日(月)に、都内で行われ、山崎育三郎と愛希れいか、昆夏美、金井勇太、岡田亮輔、おばたのお兄さん、エハラマサヒロ、羽場裕一、キムラ緑子、演出のデイヴ・ソロモンさんが登壇した。

本作は、ハリウッドの名優ダスティン・ホフマン主演で有名な映画『トッツィー』を原作としたコメディ・ミュージカル。売れない中年男優が知恵を巡らせ女装したところ、一躍大人気スターになってしまうというアメリカン・ジョークたっぷりの映画を、時と場所を現代のブロードウェイの舞台に置き換えて製作された。2019年にはトニー賞ミュージカル部門で最優秀脚本賞や主演男優賞を受賞、11部門にノミネートされ、高い評価を獲得。日本では、今回が初上演となる。

この日の会見は、山崎とアンサンブルキャストによる「Unstoppable 止められない」の歌唱披露からスタート。ステージには、最初にエハラが登場し、笑いたっぷりのMCとボイスパーカッションでその場の空気を温めた。続いて、エハラの呼び込みで山崎が登場。楽曲の途中で山崎は、ドロシーのドレス姿に早着替えも行い、会場を大いに盛り上げた。

歌い終えた山崎は、「すっごい嬉しい。リハーサルでは、2回とも(早着替えが)間に合わなかったの。本番は、私、完璧。良かった、間に合って」とドロシーになりきって笑顔でコメントした。

その後の会見では、まず山崎が「いよいよこのミュージカル『トッツィー』が来年、開幕ということで、すごくワクワクしております。ここにいる出演者みんな、私も含めて、厳しいオーディションを通って集まったメンバーでございます。作品が華やかで楽曲が美しくて、本が笑えて、これぞミュージカル。ミュージカルの素晴らしさが全てつまった作品です」と挨拶。

続いて、ジュリー・ニコルズ役の愛希も「こんなに明るくてハッピーな作品に出演できるのが本当に嬉しく思いました。この作品にはすごく個性的なキャラクターが登場しますが、それぞれが悩んだり、壁にぶち当たったり、苦しんだりする中でもみんなポジティブに進んでいきます。自分の信念を持って強く生きていく姿に私はエネルギーをもらいました。なので、お客さまにもポジティブなエネルギーをお届けできるように精一杯、務めてまいります」と思いを語った。

サンディ・レスター役の昆は「山崎さんの歌唱を会場の後ろで拝見させていただいて、こんなにも高揚する力を持った作品なんだと感じられました。お客さまもわ~となったと思いますが、それが続く作品になると思います」と目を輝かせた。

また、山崎演じるマイケルが、ブロードウェイ・ミュージカルの仕事が欲しい一心で女性になりきってオーディションを受けるという物語にちなんで、山崎に対して「もしも、マイケルと同じ立場だったら、女装をするか?」という質問が上がると、「いやー、するかなー。でも、仕事欲しいもんな…」と悩みながらも「『男の子です。女装してでもやりたいんです。それでも、参加してもらえますか?』と確認をとってから参加すると思います」と回答。

ドロシーの扮装のまま会見に挑む心境については、「半分ドロシー、半分育三郎で、“ドロ三郎”というところかなと。普段の感じで話すのも違うし、ドロシー過ぎても内容が入ってこないかもしれないし、絶妙なところでいるようにしています」と話して会場を笑わせた。

会見の最後には、山崎は「東京公演はすでにチケットがないそうですが、まだ稽古が始まった段階で完売するくらい皆さまの期待が大きいということだと思うので、その期待を超えるものを作りたいと思います。2024年は『トッツィー』からスタートして、最高の年にしましょう」と力強く呼びかけ、会見を締めくくった。

ミュージカル「トッツィー」は以下の日程で上演。

東京公演:2024年1月10日(水)〜30日(火) 日生劇場
大阪公演:2024年2月5日(月)〜19日(月) 梅田芸術劇場メインホール
名古屋公演:2024年2月24日(土)〜3月3日(日) 御園座
福岡公演:2024年3月8日(金)〜24日(日) 博多座
岡山公演:2024年3月29日(金)〜30日(土) 岡山芸術創造劇場 ハレノウ

 

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