『第2回 ももクロ一座特別公演』の公開ゲネプロと合同取材会が開幕直前の11月25日(土)に明治座にて行われ、合同取材会にはももいろクローバーZの玉井詩織、百田夏菜子、高城れに、佐々木彩夏、そしてオラキオ、彩羽真矢、大友康平が登壇した。
本公演は元々2021年9月に予定されていたが、コロナ禍の影響により開催が延期され、2年越しの上演となる。今回も芝居とライブショーの二本立て。第1部の大江戸ミュージカル『CHANGE THE FUTURE！ ～未来を変えろ～』は、ももクロの“若大将”こと玉井詩織が初座長を務め、現実世界と異世界とを行き来する新作ミュージカルに挑む！
第1部お芝居のゲネプロを終え、臨んだ合同取材会では、はじめに玉井が「いよいよ本番が始まるんだなということをひしひしと感じています。本作は、一見ファンンタジー要素もありながら、現代社会に問いかけてくれるメッセージ性の強い作品だと思っています。今回はオリジナルミュージカルに初めて挑戦、今まで歌ってきた歌とは全然違う。本番ではぜひ私たちの新しい一面をお見せできたら」と意気込んだ。
続いて百田は「延期になっていた本作をやっと皆さんにお届けでき、とても嬉しく思います。今回は詩織が座長ということで、詩織の役もそうですし、いろんなキャラクターの人たちがいて、『詩織に共感するかも、あるいはこの人に共感するかも』といろんな要素が散りばめられているので、その点を楽しんでいただけたら」と自信を覗かせた。
さらに、高城は「リハーサルから楽しく、和気藹々とした雰囲気はもちろんですが、演じていて新たに気付くこともたくさんある。ファンタジー要素が盛り込まれている中で、お客様にもたくさん気付きがあるんじゃないかな。それが自分の中でいろんな宝物になったらいいなと思いますし、お客様が入ったらもっとエネルギー溢れる会場になるんだろうと今からワクワクしています」と開幕を待ち望んでいた。
また、佐々木は「“夢”というキーワードが、テーマとしてたくさん出てくる。“将来の夢”という夢だったり、寝ている時に見る夢だったり、“夢”と言ってもいろんな夢があると思うので、お客様のいろんな夢が膨らむような舞台を届けられたら」とコメントした。
この後は、玉井の座長ぶりについての質問が出て、大盛り上がり。百田は「本読みの前に座長が『差し入れをいっぱいします』と言ったとおり、いろんな差し入れをしてくれたりとか、詩織は歌うシーンとか（舞台上に）出ている時間が多く大変なのに、周りのみんなの体調を気遣ったりくれて、昔は“みんなの妹”って言っていたしおりんが、今は“若大将”としてみんなを引っ張ってくれています」と玉井の座長ぶりを称賛。
高城も「（玉井は）今回出演時間も多くて、歌だったり、はじめから終わりまでの感情の変化の波もたくさんあったと思うんですけど、歌の部分が感動的。今回、さらにバージョンアップしたしいちゃん（玉井）が見られるなと思います。やっぱり差し入れはすごく美味しい。今日も喉にいいのど飴だったりお茶だったり、この調子でお願いします（笑）」と絶賛。
さらに佐々木も「しおりん（玉井）が本当に出ずっぱ。私たちは客席から見たりもしていたんですけど、本当に立ち姿がかっこいいなって、顔が小さいなと思いました（笑）。すごく堂々としていて、かっこいいなって客席から見ていて思ったので、お客様にもそういう内側から出るカッコ良さ、座長の逞しさを感じていただけるんじゃないかな」と玉井を持ち上げ、「前回、私が座長をさせていただき、みんなの心に残る差し入れというところで、マグロの解体ショーというのがあったので、それを超える新たな差し入れを。まだまだ玉井座長には期待しております」とリクエスト。これに対し、玉井は「前回派手にやってくれたので、これを超えられなくて、今頭を悩ませているところです」と苦笑していた。
大友は「本当に座長は顔が小さいので、オラキオさんと比較するとビックリする（笑）。座長にとって一番大事なことは周りを盛り上げる仕組みをつくること。笑顔が素敵で、メインキャストの方々には話しかける。『おはようございます』と話しかけられると、一日がハッピーに。人格がにじみ出ている。本当にリハーサルが楽しかったです」と盛り上げていた。
『第2回 ももクロ一座特別公演』 2023年11月25日(土)～12月3日(日) 明治座にて上演
掲載の舞台写真はオフィシャル提供
