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2024年2月18日 15:30

新たなる4人のビリーが誕生! ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』製作発表会見

後列左から:山科諒馬、永野亮比己、阿知波悟美、根岸季衣、西川大貴、芋洗坂係長
前列左から:濱田めぐみ、安蘭けい、浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一、益岡徹、鶴見辰吾

 

ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の製作発表会見が2月17日(土) に行われ、ビリー・エリオット(クワトロキャスト)を演じる浅田良舞、石黒瑛土、 井上宇一郎、春山嘉夢一、そして益岡徹、鶴見辰吾、安蘭けい、濱田めぐみ、根岸季衣、阿知波悟美、西川大貴、芋洗坂係長、永野亮比己、山科諒馬が登壇した。

2017年日本初演、2020年再演、そして3演目となる今回。前回、2020年の際はコロナ禍で日程が半分に減り、海外クリエイターの来日が不可能だった中で敢行された奇跡の公演。それから4年が経ち、長期にわたるオーディションで1000人を超える応募者の中から選ばれたのが浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一。

会見では、4人のビリーによる「エレクトリシティ」のパフォーマンスが披露。イギリスのロイヤルバレエスクールを受験したビリーが、面接官から踊っている時の気持ちを聞かれ、その思いを表現する名場面。通常は一人で踊るが、この製作発表のために4人編成の特別バージョンとなっている。「うまく言えません」の歌い出しだけで心が震える。最初はソロを繋ぎ、コーラスへ。4人が一緒に「ぼくは、もう自由!」と叫び、ダンスが始まった。『白鳥の湖』のアレンジされたメロディーに乗せて、技が次々と繰り出される。

質疑応答では、あれほどのびのびと踊っていたビリーたちが緊張気味で、その初々しさが可愛らしい。大人キャストたちが、マイクをとってあげるなどお世話していたのも微笑ましかった。

◆浅田良舞(ビリー)コメント
パフォーマンスが無事に終わってほっとしています。緊張しましたが、楽しくきれいにできてよかったです。ビリーのオーディションを受けたのは、所属しているバレエスタジオの先輩二人がビリーになったから。オーディションではそれまでやったことがなかったアクロバットやタップができて楽しかったです。難しかったり辛かったりもしたけど、できるようになって楽しくなりました。自分の名前に入っているように、良く舞いたいです。

◆石黒瑛土(ビリー)
お客さんに自分の踊りをお見せできて最高でした。緊張したけど、拍手をいただいてほっとしました。(ビリーのオーディションを受けた)きっかけは、加藤航世くんと渡部出日寿くんのビリーを観て、やりたいなと。タップがみんなより遅れていて、まだ頑張りが必要だなと思います。苦手なことを克服して、常識を打ち破るビリーになりたいです。

◆井上宇一郎(ビリー)
パフォーマンスでは好きなダンスができて楽しかったです。気持ちは最高です!僕は『リトル・ダンサー』のDVDを見て素晴らしいと思い、ビリーをやってみたいと思いました。オーディション期間はみんなと仲良くできて楽しかったし、タップやアクロバット、ダンスといろんなことに挑戦することができました。なぜこんなことができるんだろう?と自分でも驚いています。

◆春山嘉夢一(ビリー)
舞台裏では緊張していたけど、踊り出したら楽しくて、まるで天国に行ったみたいでした。(ビリーのオーディションを受けた)きっかけはバレエを始めた頃に観て感動して、絶対ビリーになりたいと思いました。夢を諦めないところが僕と似ています。タップもたくさん練習して、少しずつできるようになって嬉しかったです。お客さんに希望を与えられるビリーになるように頑張ります。

◆益岡徹(お父さん/初演より3回目)
ビリーたちの踊りに全てが語られていますね。さびれた炭鉱町に広がる、大人たちの閉塞感や失望。そこで次世代を担う子供が、希望と夢を持って羽ばたこうとする、その姿が感動的です。初演、再演のビリーたちを見ていると、幼かったのにどんどん大人になり、自慢の息子になっていく。ビリーたちに本当の父ちゃんだと思って欲しいです。

◆鶴見辰吾(お父さん/初参加)
2017年の初演を観た時、本当に感動しました。帰宅して即、僕は妻に観るべきだと言いました。次の日、妻は観に行きました。僕が観たお父さんは吉田鋼太郎さん。妻が観たのは益岡徹さん。今回、自分の休演日のタイミングに益岡さんバージョンを客席からしっかり観たいと思います。

◆安蘭けい(ウィルキンソン先生/2回目)
前回も4人のビリーと一緒にやって、初日から千秋楽まで彼らが成長する姿を間近に見て感動しました。ダブルで回るのも精一杯だったビリーが、4回転ができるようになったりして、素晴らしいなと。今回も楽しみです。

◆濱田めぐみ(ウィルキンソン先生/初参加)
偶然、2005年のロンドン初演のトライアウトを観ました。1幕終わった時に感動して立ち上がれず、2幕終わったら立ちすくんでしまって、それくらい感動しました。日本公演も楽しみにしていて、全く同じ感動を味わいました。爆発的なエネルギーと夢を求めるひたむきさがこの作品の魅力。楽しみにしています。

ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
東京公演:東京建物 Brillia HALL
オープニング公演 2024年7月27日(土)~8月1日(木)
本公演 2024年8月2日(金)~10月26日(土)  
大阪公演:2024年11月9日(土)~24日(日) SkyシアターMBS

 

 

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