【後編】内海啓貴インタビュー! VR演劇『僕はまだ死んでない』「舞台上にいる感覚で観る事ができます」

2021/2/1 12:05

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

――ウォーリー木下さんはどのような演出家だと思われましたか?

今回が初めてだったんですけど、役者を信頼してくださるかただと思いました。僕が疑問に思ったことを直ぐに返してくださるので、とてもありがたかったです。

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――印象に残っている演出、アドバイスはありますか?

最後のシーンかな。ロケーションで撮ったんですけど、台詞的にリアルじゃないんですよ。比喩があって、どうとでも捉えられるんです。僕の意見はこれは最後のシーンで、これを持ってきたということは、僕(直人)の想像の世界を見せて終わりなのかなと思って相談したら、「これは、どっちでもいけるね」と僕の想像でもありますし、碧兄の想像の世界に二人がリンクして、何も悔いなく想像の世界で生きていくのもあるし、死んだのかもしれないですし。碧兄が前向きに僕の死と向き合っているシーンがうまく繋がってこなくて、それを(ウォーリーさんと)話し合って解決しました。最後のシーンがすごく大事なシーンだったので、そこの心と台本のリンクができなかった部分に助け舟を出してくださいました。

――直人は油絵を描きたいのに、生活のために他の仕事をしなくてはならなかったわけですが、ご自身はやりたいことができないといったことはありましたか?

たくさんあります。中止になってしまった舞台とかも、そうです。直人のこの病気が誰に対して悔しがっていいのかわからない状態がすごくリンクしましたし、今だからこそこの作品が心に響くのではないかと思います。リアルなんですよ。諦めたことは誰しもが持っているし、またそれをやろうと歩みだしたらアクシデントが起こるという、僕もまだ25年しか生きていないですけど、そういう繰り返しなので、そういうリアルをお届けして、少しでも喜びはあるので演劇としてお届けできたらと思います。

 

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――2020年というのは、自分にとってどんな年でしたか?

悔しい思いはたくさんしました。ブロードウェイミュージカル『アナスタシア』という作品で、初めてグランドミュージカルデビューで、それが途中で中止になってしまって、どこにもぶつけることができない悔しさがありました。もう一度自分を見つめ直すことができ、改めて自粛期間中に考えました。舞台人って、舞台に立てないとこんなにも無力な人間なのかな、自分がどういう風に表現を磨けるのか、届けることができるのか、そういう中でVRとの出会いがありました。プラスに考えて、今年はいい一年だったといいきるしかないですね。こういう思いもこのコロナ禍じゃなかったら無いと思うので、より一層仕事に対しての感謝が大きくなりました。千秋楽を迎えられる感謝2倍、3倍強くなりました。

――切り替わったきっかけは?

自分が好きなことは表現することしかないなと思いました。表現することをやめて他にいく術もなかったので、今までできたことに感謝しました。直人じゃないですけど、過去に振り返って、“どういう人間だったんだろう俺って”って。そういう振り返る時間がたくさんあり、あらためて過去にも感謝できましたし、自粛の後半には感謝の気持ちでいっぱいになりました。舞台に立てたら、表現ができるのは当たり前じゃないんだなという思いをこめて、丁寧に届けたいです。

 

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――2021年の抱負は?

たくさんあります!僕の目標は、大きいミュージカルで帝国劇場に立つことです。ずっと前から目標を掲げてきました。心を明るくするのはエンターテインメントだと思うんです。あらためて今回も思いましたし、僕もいろいろな作品、『NINE』や『生きる』を配信で見させていただいた時にも思いました。エンターテインメントは心を明るくできるので、新しい自分を出せる作品にトライして、表現者として観に来て下さった方の背中を押せる役者になりたいなと思っています。

――自粛期間中に新しく始められたことなどありますか?どのように過ごされていましたか?

ボイトレとかも通ったり、オンラインでお仕事や勉強もしていました。今まで一切、料理をしたことはなかったんですけど、料理をするようになりました。

――料理人の役もできますね。

そうですね。TVKの番組にレギュラー出演させていただいていて、その中で、コロナ禍の人とかいろいろな人のリアルな人の意見を聞けたのも良かったです。いろいろ勉強になりました。

――音楽活動の方は?

配信でコンサートいう形でやっていこうかなと思っていますが、今はミュージカルですね。

――最後に、ファンの方々にメッセージをお願いいたします。

『アナスタシア』や『35MM』『いつか〜one fine day』もそうでしたが、いろいろなコンサートを東京でやっている中で、この作品はどこでも見られるというのが一番の武器だと思っています。この作品を観て、心を少しでも明るくできたらいいなと思っております。VRの新鮮さを楽しんでいただけたらと思います。

――ありがとうございました。

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前編~

タイトル:VR演劇「僕はまだ死んでない」
配信チケット販売:   販売中~2月28日(日)23:59
※期間中何回でも購入可。
配信期間:           2月1日(月)18:00~3月7日(日)23:59
視聴期限:           7日間
配信チケット価格:   3,500円(税込)

公式サイト:https://stagegate-vr.jp/

※VR配信とは
VR(ヴァーチャルリアリティ)技術を活用し、舞台上360°を複数アングルから撮影。観客はスマートフォンやヘッドマウントディスプレイで観たいアングルを自由に選択して楽しむことができる。

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■原案・演出 ウォーリー木下
■脚本 広田淳一
■音楽 吉田能
■出演
白井直人:内海啓貴
白井慎一郎:斉藤直樹
児玉碧:加藤良輔
青山樹里:輝有子
白井朱音:渋谷飛鳥
白井直人(幼少期):瀧本弦音
児玉碧(幼少期):木原悠翔
■主催・企画・製作 シーエイティプロデュース
■撮影・技術協力 アルファコード

公式HP  https://stagegate-vr.jp/

■あらすじ
僕は病室にいた。
父と、僕の友人が何やら話をしている。が、体がぴくりとも動かない。一体僕に何が起こった?
医師らしき声も聞こえる。「現状、一命を取り留めていることがすでに大きな幸運なんです」……なるほど。そういうことなのか。
デザイナーとしての会社務めを半年前に辞め、油絵に打ち込んで夢だった画家への道を歩み始めた矢先だった。脳卒中で倒れ、自分の意志で動かせるのは眼球と瞼だけ。
「やってられるか、バカ野郎!」とたった一言伝えるのに5 分以上かかる。
そして病室には、飄々と振る舞い軽口も叩く父、慎一郎。
兄貴分の幼馴染で、親身になって回復を願っている碧。
離婚の話し合いが進み、新たな生活に踏み出し始めていた妻、朱音。
そして、担当医である青山。
「良く死ぬことも含めての良く生きること」
直人と、直人を取り巻く人々それぞれに、胸に去来する想いがあり…。

 

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文:高橋美帆/写真:ランラン編集部

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