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2023年8月4日 12:05

【後編】土屋直武&梅津瑞樹「意外な一面もたくさん見られる」ステージに! 「チェンソーマン」ザ・ステージ インタビュー


――先日は、キャスト発表とともにキャラクタービジュアルも発表されました。撮影時に初めてキャラクターの衣裳を着用したのだと思いますが、ビジュアル撮影はいかがでしたか?

土屋 自分の元々の顔は変化させることはできませんが、体型はどうにかなるのではないかと思い、そこにはこだわりました。でも撮影時に衣裳を着てみたら、「デンジの体になれていない」と思ってしまったんです。デンジは細身ですが、ウエストも真っ直ぐ。僕が衣裳を着たらウエストのくびれが目立ってしまったので、実はウエストにタオルを2、3枚巻いて真っ直ぐにしているんです。一概に痩せていると言っても、色々な痩せ方があるんだなと思ったので、これからどういう体の作り方をしようか、考えているところです。

梅津 やっぱり舞台に向けて、かなり体を絞るの? 劇中のデンジのように絶食するとか(笑)?

土屋 リアルを感じるために、食パンで生活したいと思います(笑)。


――メインビジュアルのデンジは表情からもデンジらしさが表れていると感じました。

土屋 そう見えていたのなら嬉しいです。これまでビジュアル撮影というと、かっこよく見せることを前面に出した撮影が多かったので、今回、初めて「もっとふざけて」という指示があり、すごく貴重な経験でした。

――梅津さんはいかがでしたか?

梅津 アキは刀を持っているんですが、これを扱う時はどうするのかなと。それから、撮影で着用したスーツは本番でも同じものを着ると思うので、すごくストレッチが効いていて動きやすくて安心感がありました。

――梅津さんは本番に向けて体を作ることを考えているのですか?

梅津 アキは特徴のある体をしているわけじゃないので、それほど作り込もうということは考えてないです。ただ、アクションも運動量も多いと思うので、激しい運動にも耐えられるような負荷をかけたトレーニングをしようとは思っています。


――お二人は、今日、初めてお会いしたと聞いています。こうして初めてお話ししてみて、お互いの印象はいかがですか?

梅津 デンジ役なだけにデンジっぽい人なんだろうなと勝手に思っていたのですが、全然違いました。僕は、デンジのようなタイプの人とはリアルではなかなか仲良くできないと思うので、すごく話しやすくてありがたかったです。これから一緒に作品を作っていく中で、いろいろとディスカッションできたらと思います。

土屋 僕は、2.5次元作品以外の作品には出演したことがないので、お芝居についてや役作りについてなど、たくさん学ばせていただき、吸収したいと思っています。劇中でのキャラクターの関係値や、シーンの作り方なども話し合って、教えていただきながら、大事に作っていけたらと思います。

梅津 全力で股間も蹴っていただいて(笑)。

土屋 ファンの方にやめてくださいと言われないですか(笑)?

梅津 (笑)。今、話をしていても、デンジとは全く違うキャラだと思うので、これまでの彼の活動を観てきた彼のファンの方にとっては、今回、意外な一面がたくさん見られると思います。そこはぜひ楽しみにしていただけたら。


――原作では、デンジは「ジャムを塗ったパンを食べたい」だったり「胸を揉みたい」だったりと、夢を持ちつつ戦います。そうしたストーリーにちなんで、今、お二人が叶えたい夢や望みは何ですか?

土屋 デンジはポチタと一緒に暮らしていますが、僕は小さい頃からずっと犬を飼うことに憧れていました。ですが、いまだに飼えていないので、すごく犬が飼いたいです。柴犬が大好きで、いつも柴犬の動画を観て癒されているんですよ。コロナ禍前は、散歩している犬が近づいてきたら、声をかけて触らせてもらうこともあったんですが、コロナ禍で簡単に声もかけられなくて…。ここ数年、犬と触れ合ってないんです。だから、欲望もどんどん出てきてしまっています。今作のポチタもすごくかわいいので、まずはポチタを可愛がろうと思います。

梅津 僕は、この舞台がほんと成功してくれれば何も。今現在のささやかな夢をお話しすると…声が今、枯れているので、それが早く治ればいいなと(笑)。


――ありがとうございました! では、最後に読者にメッセージをお願いします。

土屋 原作の『チェンソーマン』は、海外でも人気があって、世界中で愛されている作品なので、今回の舞台化をまずは日本で成功させて、海外の方にもチェンステを知っていただける機会を作れたらと思います。もちろん、原作を知らずに観に来られても楽しめる作品になると思うので、多くの方にご覧いただけたらと思います。

梅津 普段、舞台を観ない方にも興味を持っていただけたら嬉しいです。ぜひこれを機に、2.5次元作品の魅力も知ってもらえたらと。漫画やアニメで観たあのシーンは、舞台ではこう表現するんだという面白さが少しでも伝わって、この作品だけでなく、他の舞台にも足を伸ばしていただけるきっかけになればいいなと思っています。


「チェンソーマン」ザ・ステージは、9月16日(土)~10月1日(日)に東京・天王洲 銀河劇場、10月6日(金)~10月9日(月・祝)に京都・京都劇場で上演。

取材 文:嶋田真己   撮影:有田純也

 

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