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2023年10月6日 14:38

【後編】相葉裕樹&鯨井康介インタビュー 祭シリーズvol.13 シンる・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』

左から)相葉裕樹 鯨井康介

――続いて、鯨井さんからは、第2部の見どころを教えていただけますか?

鯨井 見どころは…分かりません!(笑)。何をやるのかは分かっていますので、それを見た感じでは、今年のハイライト的な内容になるのかなと思っています。「ああ、これ流行ったね」とか「そこいくんだ!?」というのを楽しみにしていただけたらと思います。何をしでかすんだろうというのが、見どころなのかなと思います。

――相葉さんは、今回、2部でも活躍しそうですね。

相葉 5ユニットある中の3個に出ますね。

鯨井 5分の3。さすが!

相葉 いやいや(笑)。どれくらいの大変さになるのかはまだピンと来てないんですが。曲自体はだんだんと分かってきたので、どんな振り付けになるのか楽しみです。

鯨井 踊れるメンバーも多いしね。

相葉 声を出して、ペンライトを振ってくれたらいいなという思いでいます。

鯨井 今年からはもう声も出せますからね!

相葉 そうだね。“アイドル”ができるなと思って、楽しみです。

鯨井 今もアイドルですよ。先生はずっとアイドルです。

相葉 あはは(笑)。やっぱり、ペンライトを振って声を出していいってなかなかないと思うので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

――鯨井さんは、今回出演されるキャストの方々はご存知の方が多いんですか?

鯨井 7割くらいの方は知っていると思います。でも、驚いたのは、ROLLYさんがいることです。すごく楽しみです。あとは、(内藤)大希と相葉さん、カッチ(井深克彦)は僕と同い年なんですよ。あまり同い年で揃うことがないんで、それも楽しみですね。

――お二人は今、お話をお伺いしていても、すごく仲が良さそうですし、古くからの付き合いだと思いますが、お互いのことはどのように思っていますか?

鯨井 実は、そこまで共演は多くはないんですよ。デビューした後は、しばらく共演していなくて、最近またちょこちょこと共演する機会をいただいています。相葉さんは、出会った頃から、いい意味でずっと変わらないですね。13年の時を経ても主役ですし(笑)。僕の中では、ずっと相葉さんは相葉さん。本当に王子様みたいな人だから、今もしっかり王子様です。

相葉 鯨井ちゃんは、去年の僕のバースデーイベントから司会もやってくれていて。

鯨井 公式にこの人の誕生日を祝える立場になりました(笑)。

相葉 今年の10月8、9日のバースデーイベントもまた鯨井さんにMCをお願いしているんです。MCは右に出るものはいないですから。

鯨井 いや、います(笑)。

相葉 いないよ! だから、こうしてこのシリーズでも呼ばれているんですよ。

鯨井 ご評価いただきありがとうございます。

相葉 デビュー当時からだと20年近いのかな。当時は、17歳くらいだったから、何も考えてなかったよね、僕たち(笑)。その当時からの知り合いだから、地元の友達に会うようなそんな感覚に戻れる人ですね。すごく貴重な存在です。

――鯨井さんは相葉さんは変わらないとおっしゃっていましたが、相葉さんからみて、鯨井さんは変わりましたか?

相葉 途中でキャラ変しましたね(笑)。

鯨井 よく言われます(笑)。

相葉 自覚あるんだよね? 

鯨井 あります。

相葉 デビュー当時は、きちんとしなくちゃという意識が強かったらしくて、現場ではすごく礼儀正しくて、きっちり真面目で、何の面白みのない(笑)。

鯨井 そうそう、本当に面白くなかったんですよ。

相葉 それで、ある日、「お前のお芝居、面白くない」と言われたのがきっかけで「適当でいいんだ」って気づいたそうです。

鯨井 よく覚えているね(笑)。

相葉 久しぶりに会ったら、「あれ?こんなおしゃべりな人だったっけ?」って(笑)。

鯨井 シフトチェンジしたんです。

相葉 グラデーションで変わっていったよね。真面目な印象を残しつつも、こんなにユーモアがあった人だったんだって。

――じゃあ、今の方が素に近いんですか?

鯨井 はい、素に近いです。人前でふざけるのは、失礼に値すると思っていたんですよ。

相葉 ミュージカル『テニスの王子様』の頃は、1年半くらいずっと一緒にいたのに、ふざけるようなところは全くなかったもんね。

鯨井 うん、失礼のないようにと思って生きてたので。あるときから楽しく生きるためには自分らしくいなくちゃいけないなと、すごく現代的なことを考え始めまして、今に至ります。そして、お仕事いただきました。よかったです(笑)。

――ところで、今回は、リアルカウントダウンがあると聞いています。お客さんにとっても楽しみなことだと思いますが、それについてはいかがですか?

相葉 ちょっと想像がつかないんですよ。舞台上で年を越すという経験がないので。

鯨井 12年前はやってなかったの?

相葉 僕はやってなかった。僕が出演した翌年からスタートしたみたいだね、カウントダウンは。

鯨井 そうなんだ。祭シリーズといえば、僕はカウントダウンのイメージだった。

相葉 でも、なんでやろうと思ったんだろう。舞台をやっていて、カウントダウンしようなんてあまりならないでしょう? ライブなら分かるんだよ、カウントダウンライブをやろうってなるのは。でも、演劇だよ? カウントダウンしようってどうしてなったんだろう(笑)。

鯨井 確かにならないよね(笑)。足利尊氏ですって言いながら、カウントダウンするってよく考えたら意味分からないしね(笑)。

相葉 作り手の気持ちで考えても、大晦日に人は集まらないとも思うだろうし。

鯨井 家にいるだろうって思うよね(笑)。

相葉 だから、すごく攻めてる企画だなと思った。

鯨井 でも、その普通はない発想だからこそヒットしたのかもしれない。

相葉 その目のつけどころが本当にすごい。果敢に攻め続けるのは、このシリーズならではだなと思います。とにかく、想像はつかないけど、楽しめればいいなって思います。

――鯨井さんはカウントダウンは経験されているんですよね?

鯨井 僕は、コロナ禍だったので、リアルではなく、疑似カウントダウンでしたが。なので、リアルタイムのカウントダウンは、僕も今回が初めてなんですよ。先に言っておきます。僕は、結構、タイムキープが苦手です! ぐいぐい押しちゃう。僕のウイークポイントを明かしちゃっていますが(笑)、司会者として、タイムキープはかなり大事なので、気をつけなくてはいけないなと今、思っています。でも、いい意味で、こうした作品で、みんながお祭り気分になって、お客さんと一緒に年を越せてしまうというのは、すごく楽しい機会だなって思っているので、とても楽しみです。

――ちなみにお2人の定番の年越しの過ごし方は?

相葉 僕は定番というのはないですね。大抵は友達と過ごしていますが、その友達も決まった人というわけではなくて、その時々で違う。誘われたら、誘われた人と過ごしています。

鯨井 僕は実家に帰って、どのテレビ番組を観ながら年越しをするか家族と選んで、新年を迎えたら父と二人で初詣に行くのが毎年のルーティーンですね。

相葉 いいね。家族と過ごすのも。

鯨井 初詣は、母は「朝になってからでいい」というタイプなんですが、父はとにかく年を越したらすぐに行きたい。母は、寒いし、混んでいるから嫌だというので、父親に付き合っていくというのが定番です(笑)。兄貴の地元の友達も集まるので賑やかですよ。

――ありがとうございました! 最後に、改めて公演への意気込みや読者にメッセージをお願いします。

相葉 12年ぶりに座長として帰ってくることができて、本当に嬉しく思っています。オリジナルミュージカルとしても楽しめるものをみんなと作ってお届けできたらいいなと思いますし、今回初めて観る方もきっといらっしゃると思いますので、ぜひこのる・ひまの祭シリーズの世界にどっぷりとハマっていただけたらなと思います。ぜひ年末は一緒に過ごしていただけたらと思います。お待ちしております。

鯨井 このシリーズは、1本のオリジナルミュージカルがしっかりと観れて、さらに、急にふざけたものまで観れて、感情がぐちゃぐちゃになりますが、それが高揚感に繋がっていくと思います。本当にお祭りのような作品だと思いますので、ぜひ年末に我々と一緒にお祭り気分を味わっていただけたらと思います。

シンる・ひま オリジナ・る ミュージカ・る「ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~」
2023年12月28日(木)~31日(日)明治座
脚本:池田テツヒロ
演出:原田優一
音楽:かみむら周平
出演:相葉裕樹/内藤大希/
   石川凌雅、松田岳、前川優希、
   井澤巧麻、広井雄士、井深克彦/
   丘山晴己/
   井澤勇貴、伊藤裕一、加藤啓/
   大山真志、辻本祐樹/原田優一/
   上口耕平/ROLLY/水夏希
公式HP:https://taihenki.com/

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取材 文:嶋田真己  撮影:藤咲千明

 

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