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2023年10月6日 14:06

【前編】相葉裕樹&鯨井康介インタビュー 祭シリーズvol.13 シンる・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』

世界に誇れる「日本人」そして「日本の歴史」を面白可笑しくシュールに上演してきた「祭シリーズ」が、今年も上演される。シンる・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』と題された今年の公演で描くのは、「太平記」をモチーフとした足利尊氏と直義兄弟の正義の争いだ。今回は、主人公の足利尊氏を演じる相葉裕樹と、第2部のレビューショーで司会を務める鯨井康介にインタビューを敢行。祭シリーズへの思いや本公演への思いを聞いた。

左から)相葉裕樹  鯨井康介

――相葉さんは、久しぶりの祭シリーズ出演となりますが、まずは、出演が決まった心境をお聞かせください。

相葉 僕はシリーズ最初の作品で前田利家を演じて座長を務めさせていただいたのですが、そこから12年続いているというのは本当にすごいなと思いますし、またこうして座長として呼んでいただけたことは、感慨深いものがあります。

鯨井 座長からの座長?

相葉 そう。

鯨井 へー、すごい!

相葉 ちゃちゃが入りましたけれども(笑)。座長をやらせていただけるのはありがたいなと思いました。

鯨井 13年経ても座長! 彼は、13年間、第一線で活躍しております(笑)。

相葉 またちゃちゃが(笑)。でも、本当にありがたいことですし、今回はカウントダウンもあるということで、とても楽しみだなと思っています。

――祭シリーズについては、どんな印象がありますか?

相葉 実は、自分が出た後は観ることができていないのですが。

鯨井 お忙しいからね。

相葉   いやいや。もう、ちゃちゃがうるさい(笑)!

鯨井 あはは(笑)。

相葉   ゲスト審査員という形で参加させていただいたことはあるのですが、本編は観れていないので、新鮮な気持ちで、改めて作品に1から臨めると思っています。楽しんで演じられたらと思います。

――12年前には、この「祭シリーズ」ならではの独特の空気感はまだあまりなかったですか?

相葉 いや、ありましたよ、独特な感じは(笑)。パロディは、当時から随所にあったので、攻めているなと思っていました。

鯨井 素晴らしい(笑)。

相葉 すごいなと思いました。アグレッシブに攻めているし、こんなことやっていいんだと色々と気付かされた作品ですね。「これは絶対ダメだろう」というラインを攻めるという謎のセンスがある。みんなのやってみたいが詰まっている作品だと思いました。

鯨井 さすが、いい言い方!

――あはは(笑)。鯨井さんは、今回は二部の司会者ということですが。

鯨井 司会者になりました! ありがとうございます。

――司会という立場での出演については、いかがですか?

鯨井 とはいっても、僕もまだ本編には1回しか出ていないので(笑)。昨年は、カウントダウンだけ参加させていただいたんです。その時に司会のようなポジションで原田さんと進行役をやらせていただいたんですが、このシリーズは、打ち合わせをしても意味がないなと。僕は、一生懸命、進行台本を読んでいったのですが、出てくるキャストが誰も読んでなかったりするので、もう何の気持ちも持たずに行った方がいいなって今は思っています(笑)。でも、素敵な人たちが集まっていますし、昨年もどんなものが飛び出てくるのかなとすごく楽しかったので、今回も楽しみにしております。

――先日、原田さん、大山さん、上口さんの対談をした際に、「鯨井さんがいれば、どれだけ散らかっても大丈夫。全部拾ってくれる」というお話をされていました。

鯨井 そんなことはないんですよ。本来、何をやってもオッケーなんていうところではないんですよ(笑)。それに、僕は特技ツッコミとか書いてあるわけではない、本当に普通の、ただの1人の役者ですので(笑)。ですが、そう言っていただけるのはとても光栄ですし、ご期待には応えられるように頑張ります。

――このシリーズに対してはどんな印象がありますか?

鯨井 変なシリーズだなと(笑)。僕は相葉さんとデビューが同じ時期なので、相葉さんが出ている頃から、こういう作品があるという噂は聞いていましたが、話を聞けば聞くほど「そんなことやっていいのかな」と(笑)。しかも、明治座でそれをやっているというので、驚きでした。それで、出てみたら、やっぱり変だと思いました(笑)。ただ、僕が出演させていただいたときは、「ふざけるのはここでやりなさい。ここは真面目にやりますよ」という棲み分けがすごくしっかりしていたんですよ。イベント的な面白さと、しっかりとした作品を観る面白さの両方がきちんとある舞台になっていたので、そこに大きな魅力があるんだと思います。役者としての姿も見られるし、本人の姿も見えてくるので、すごくバランスがいいなと思いました。だから、とても楽しかったです。

――今回、相葉さんは足利尊氏を演じます。第1部のオリジナルミュージカルについて、お話いただける範囲で、教えていただけますか?

相葉 今回は「太平記」を元にしたストーリーです。「太平記」自体は、とても長いお話ですが、その中でもかいつまんで進行していきます。僕が演じる足利尊氏は、(脚本の)池田(テツヒロ)さんが色々と脚色をしてくださり、つかみどころのない、現代っ子のようなキャラクターになっています。台本を読んでいると、このトーンで読んで欲しいんだろうなというのが分かるほど読むのが楽しくて、池田さんならではのニュアンスがあるキャラクターになっていると思うので、自分でもこの作品の尊氏にピッタリハマっている気がしています。どこか抜けていて、傷つきやすくて、流されやすくて、頼まれたら断れないけれども、仲間のためにはすごい力を発揮する。そんな人物です。

シンる・ひま オリジナ・る ミュージカ・る「ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~」
2023年12月28日(木)~31日(日)明治座
脚本:池田テツヒロ
演出:原田優一
音楽:かみむら周平
出演:相葉裕樹/内藤大希/
   石川凌雅、松田岳、前川優希、
   井澤巧麻、広井雄士、井深克彦/

   丘山晴己/
   井澤勇貴、伊藤裕一、加藤啓/
   大山真志、辻本祐樹/原田優一/

   上口耕平/ROLLY/水夏希
公式HP:https://taihenki.com/

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