取材:記事・写真/RanRanEntertainment
横浜流星初主演の映画「兄友」が5月26日(土)から全国順次公開される。
本作は、累計部数80万部を超える赤瓦もどむの同名コミックを中島良が実写映画化したラブストーリー。イケメンなのに恋愛にオクテなDK(男子高校生)西野壮太とイマドキの恋愛に興味なしの所帯じみたJK(女子高校生)七瀬まいとの、恋愛にウブすぎる2人の恋模様を描く。奥手の男子・西野壮太役に横浜流星、ヒロイン・七瀬まい役を松風理咲が演じる。
ランランエンタメでは現役女子高生で女優の松風理咲さんにインタビューを敢行。
出演が決まったときの感想をはじめ、共演者や撮影秘話、また作品に絡めた質問などから彼女の素顔に迫った。
――本作にキャスティングされたとき、どのようなお気持ちでしたか?
あまり自分の中ではこのようなラブコメや少女マンガの原作ものは、自分がやるイメージもわかなかったですし、やるとは思ってもいなかったのですごく驚きました。正直、できるのかなという不安感もありました。
――原作を読まれた感想はいかがでしたか?
コメディシーンも多く、笑える場面もたくさんあったのですが、2人が上手くいきそうでいかないもどかしさもあって。「もっとこうすればいいのに(笑)」と思わずアドバイスしたくなりましたね(笑)。
――ラブストーリーならぬウブ・ストーリー。壮太とまい、二人の初々しい恋は観ていて新鮮でした。松風さんはまいと同じ現役のJK(女子高生)ですが、このような初々しい恋愛はどう思われますか?
可愛らしさもあるし、お互い一生懸命な感じもいいですね。2人ともまっすぐなので素敵だなと思います。女の子側が積極的にいける子だったらいいのですが。もしも私がまいの立場だったら、まいと同じように自分から言えないですね。壮太は男の子なので、もう少ししっかりしてくれればいいのにと思います(笑)。
――人気漫画の実写化「兄友」の出演が決まってお友達や周囲の反応はいかがでしたか?
今回初めてのラブストーリーなので、いままでの作品も観てくれた友達には「どんな感じ?」「かっこよかった?」「キュンキュンした?」とか(笑)、すごく質問攻めにあいました(笑)。観てもらえるのはすごく嬉しいのですが、恋愛ものは少し恥ずかしいなと思うところはありますね(笑)。
――主婦のように家事を完璧にこなすまいですが、実際の松風さんは?
あまり得意ではないです(苦笑)。まいには、生活の知恵もあって料理も手際よく作ってしまうのですごいなと思います。
――まいにはドSなお兄さん(雪紘)がいますが、実際にご兄弟はいらっしゃいますか?
姉が一人います。いとこがみんな男の子で、小さい頃からよく一緒に遊んでいたので、なんとなく年上の男の人のイメージは掴めました。でもそれが兄妹となると「兄妹に異性がいるのはどういう感覚なんだろう?」とあまりイメージできず、難しかったですね。
――その辺りはどのように寄せていかれたのですか?
同級生の男子とも違うし、女姉妹とも違うので想像しながら寄せていきました。血の繋がった家族なのでいとこを連想しながら演じていました。
『雪紘お兄と西野さんを足して2で割った感じの人がいい』
――では、壮太のようなウブな男子と雪紘のようなドS男子、また樹のようにグイグイくる男子ならどの男子がいいですか?
お兄ちゃんの雪紘と西野さんを足して2で割った感じの人がいいですね(笑)。お兄ちゃんはドSすぎるし、一方の西野さんは奥手すぎるので、ちょうどその真ん中くらいがいいかな(笑)。
――中野良監督からはどのような要望がありましたか?
ラブコメなので、普段思っているよりも5倍、10倍くらいの動きや表情をしてほしいと。また、原作があるのでなるべく原作に寄せて演じてほしいと言われました。やはり、原作ファンの方にも観ていただきたいですし、「まいちゃんだ!」と思ってもらえたら嬉しいので、なるべく原作の七瀬まいに寄せられるように努めていました。
映画『兄友』は5月26日(土)全国順次公開
『兄友』公式サイト:http://anitomo-movie.jp/
出演:横浜流星 松風理咲 松岡広大 古川 毅 小野花梨 / 福山 潤
監督:中島良 脚本:中川千英子
原作:赤瓦もどむ「兄友」(白泉社・花とゆめ)
主題歌:サイダーガール「パレット」(UNIVERSAL J)
制作プロダクション:ドリームプラス、ブースタープロジェクト
配給:T・JOY
Ⓒ『兄友』製作委員会
イケメンなのに女子に超奥手な西野壮太(横浜流星)は、ある日、ドSな友人・七瀬雪紘(古川毅)の自宅で妹・まい(松風理咲)と出会いドキドキ!西野は思わず「妹さん・・・可愛いな」と雪紘に伝えてしまう。ところがこの兄妹の部屋は壁が薄くて、その会話はまいの部屋につつ抜け!!イマドキの恋愛ができない素朴なまいは、兄たちの会話で不思議な気持ちを初体験。そして何とか自分の気持ちを伝える壮太とまいは付き合うことに……ところが、恋愛にウブすぎる2人の仲は、なかなか進展しない。これって、本当に付き合ってるの?!妹・秋(小野花梨)がアルバイトをする犬カフェ「Happy Dogs」のオーナー橘萩之介(福山潤)に、恋愛講座を受ける壮太。名前を呼ぶのはどうすればいい?デートの場所は?初めての恋愛にとまどうばかりの壮太だったが、そんなある日、壮太の従弟・加賀樹(松岡広大)も、まいを好きになってしまい、壮太にまさかの宣戦布告で三角関係勃発?!果たして、この二人のウブ・ストーリーの結末は?!