取材:記事・写真/RanRanEntertainment
――西野壮太役の横浜流星さんとの共演はいかがでしたか?
初めはクールな方なのかなと思ったのですが、とても優しい方でした。歳も5歳ぐらい離れているのですがよく話しかけてくださいましたし、話していても歳の差を感じなかったので楽しく撮影できました。最初は人見知りしてしまって、自分からは話しかけられなかったのですが、1~2週間ぎゅっと詰まった撮影で現場でもずっとご一緒させていただいたので割りと早く打ち解けられてよかったです。
――たわいのない会話からお互いの距離間を埋めていかれた感じですか?たとえば、どのようなお話をされていたのでしょうか?
そうですね。高校の話や先ほどの質問にもあったような「物語の中でどのタイプの男性が好み?」とか(笑)。それぞれ個性の強いキャラクターばかりなので、そのときも「お兄と西野さんを足して2で割った感じ」と答えました(笑)。
――犬(ドッグ)カフェの店長橘役の福山潤さんとのやり取りも見どころの1つだと思いますがいかがですか?声優さんなので劇中もいろいろな声色で楽しませてくれていますね。
実際、現場で見ていても楽しかったですね。いろいろなトーンの声をお持ちなので、本当にすごいなと思いました。ドッグカフェのシーンは一気に撮ったのですが、毎回わくわくしながら演じられてとても楽しかったです。空き時間には共演シーンについて、一緒に台詞を合わせてくださいました。
――普段の福山さんもカフェの店長さんのような感じでしたか?
あそこまでではないですけど(笑)結構お話してくださいました。
――劇中のお気に入りのシーンやここは見逃せないというシーンは?
最後の方に堤防で撮影したシーンは心を動かされるシーンで、夕焼けがきれいな時間帯に撮ったというのもあってすごく印象深いですね。見どころの1つだと思います。
『横浜流星さんのモノマネでリラックスできた』
――撮影現場で印象に残っていることは?
壮太とまいがデートで百均に買い物に行くシーンがあるのですが、そのシーンを撮る前に横浜さんが平泉成さんのモノマネをするのでずっと笑ってしまって(笑)。そのおかげで百均のシーンはすごく笑顔なんです(笑)。大好きな百均に行って、まい自身も楽しんいでるシーンだったので、いい感じの笑顔で撮影できました。
――副題の「私が好きな人が私を好きでいてくれる…これってミラクル!?」にちなんで、プライベートで最近「これは奇跡(ミラクル)!」と思った出来事はありますか?
学校で英語のクラスが学力順になっていて、テストの結果が悪いとクラスが落ちてしまうんですけど、実は今日、そのクラス分けの発表があって……。「落ちていなかったのでよかった~!それこそ奇跡だな」って思いました(笑)。それほどいい点数を取ったわけではなかったので心配だったのですが落ちていなくて安心しました。
――お仕事も忙しいと勉強する時間もなかなかないのでは?
朝テストがあるので、そういう小さいテストを大事に勉強して定期テストなどでもなるべくいい点数を取るようにしています。
――エライですね!コツコツとやるタイプなんですね。
英語などは小テストがたくさんあるし、授業中に当てられるので「やらなきゃ!」という気持ちになりますね。でも他の教科はテスト前にがんばって詰め込むことが多いです(苦笑)。
――今後の目標は?どのような女優を目指していきたいですか?
いろいろな役もできる演技力のある女優さんになりたいので、まずはしっかりと演技ができるようにがんばりたいです。
――最後に、この映画をご覧になるみなさんへメッセージをお願いします。
原作ファンの方たちにも「映像にしたらこんな感じになるんだ」ということや、同世代の方たちにも自分のことと置き換えて観ていただければと思います。また、大人の方たちにも「10代の頃ってこんな感じだったな」と思い出していただけたら嬉しいです!
映画『兄友』は5月26日(土)全国順次公開
『兄友』公式サイト:http://anitomo-movie.jp/
出演:横浜流星 松風理咲 松岡広大 古川 毅 小野花梨 / 福山 潤
監督:中島良 脚本:中川千英子
原作:赤瓦もどむ「兄友」(白泉社・花とゆめ)
主題歌:サイダーガール「パレット」(UNIVERSAL J)
制作プロダクション:ドリームプラス、ブースタープロジェクト
配給:T・JOY
Ⓒ『兄友』製作委員会
イケメンなのに女子に超奥手な西野壮太(横浜流星)は、ある日、ドSな友人・七瀬雪紘(古川毅)の自宅で妹・まい(松風理咲)と出会いドキドキ!西野は思わず「妹さん・・・可愛いな」と雪紘に伝えてしまう。ところがこの兄妹の部屋は壁が薄くて、その会話はまいの部屋につつ抜け!!イマドキの恋愛ができない素朴なまいは、兄たちの会話で不思議な気持ちを初体験。そして何とか自分の気持ちを伝える壮太とまいは付き合うことに……ところが、恋愛にウブすぎる2人の仲は、なかなか進展しない。これって、本当に付き合ってるの?!妹・秋(小野花梨)がアルバイトをする犬カフェ「Happy Dogs」のオーナー橘萩之介(福山潤)に、恋愛講座を受ける壮太。名前を呼ぶのはどうすればいい?デートの場所は?初めての恋愛にとまどうばかりの壮太だったが、そんなある日、壮太の従弟・加賀樹(松岡広大)も、まいを好きになってしまい、壮太にまさかの宣戦布告で三角関係勃発?!果たして、この二人のウブ・ストーリーの結末は?!
■プロフィール
松風理咲(まつかぜ・りさき)
2001年1月、岐阜県出身。2016年の連続ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』で主演・竹野内豊の娘役でドラマデビュー。同年、キットカット受験生応援キャラクターに就任し、TV・CM・映画への出演などで活躍。2017年公開の『トモシビ〜銚子電鉄6.4kmの軌跡〜』で映画初主演を果たす。