取材:記事/RanRanEntertainment
第72回紅白歌合戦のリハーサルが12月28日(水)より、東京国際フォーラムにて始まった。紅白初出場のAwesome City Club 3人組が『勿忘』を披露する。
左から:atagi、PORIN、セモシー
PORINは「いつも応援してくださっている皆さんに感謝の気持ちを込めて、精一杯演奏したいのと、集大成を見せたいと思っています」と意気込みを語った。紅白では東京国際フォーラムでのステージからの演奏ではなくスタジオからの中継ということで、最新技術とのコラボレーションになるとのこと。
紅白のステージを誰に届けたい?との質問に、セモシーは「当日会場にいる父ちゃん、母ちゃんに届けたい」、atagiも「父ちゃん、母ちゃんに、TVを通して」、そしてPORINも「会場に両親が観に来てくれるので、泣かせたい」と三人とも親孝行をしたいと答え、PORINは「紅白はミュージシャンにとって特別な場所、憧れでもあるので、本当に気合いが入っていますし、次につながるパフォーマンスができればいいなと思っています」と力を込めた。
この1年を振り返って、どんなチャレンジだったか、漢字一文字で言うと? Atagiは「ずばり“花”。今まで蒔いてきた種が綺麗に花開いた年であったと思いますし、その“花”がちゃんと自分たちだけじゃなく、周りの人にも伝わって咲いているような実感の1年でした。コロナ禍のため、ライブでの本数が少なく、テレビの出演が上回って、そういうのは今まで考えたことがなかったです」と話す。
PORINも「私も花だと思います。映画『花束みたいな恋をした』 の『勿忘』(わすれな)があったからこそたくさんのコメントをいただけたと思いますし、来年も美しい花を咲かせたいなっていう意味合いも込め、花としました」と同調した。
Atariは「3人編成のボーカルは珍しいと思います。初めてご覧になる方も、そういう新しい音楽に触れるきっかけにしてもらえば嬉しいなと思います」と呼びかけた。