トップ > PICK UP > 【後編】水谷豊監督作品・第3弾『太陽とボレロ』宮園あかり役・森マリアにインタビュー 「ヴァイオリンこそ我が人生」を体現するために毎日7時間練習しました

2022年6月3日 18:15

【後編】水谷豊監督作品・第3弾『太陽とボレロ』宮園あかり役・森マリアにインタビュー 「ヴァイオリンこそ我が人生」を体現するために毎日7時間練習しました

撮影:RanRanEntertainment

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――あかりは、檀れいさん演じる花村理子の経営する「HANAMURA」の社員でもあり、檀さんとのシーンもありましたが、いかがでしたか?

檀れいさんは、女性なら誰もが憧れてしまうぐらい本当に美しくて、見た目だけでなくて、いつも私にも優しく接してくださいました。撮影関係なく、理子とあかりのような関係を築いてくださいました。撮影の時も檀さんの目を見るといつでもあかりの気持ちになれる、そういう関係性を築いてくださったので感謝でいっぱいです。

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――美しい風景がたくさん出てきますが、今回はロケ期間も長かったのでしょうか?

2カ月ほど長野を行ったり来たりしていました。

――長野の中でも何カ所か動かれたのでしょうか?

松本市と軽井沢です。ロケの場所が素晴らしい場所ばかりだったので、すごく愛着がわきました。丘の上のシーンでも、松本市を一望できる丘の上だったので、夕日の優しい光に包まれながら弾くあのシーンは本当に興奮しました。夕日の綺麗なタイミングの1時間ちょっとの時間だったのですが、永遠に感じられる濃密な時間でした。

――印象的なシーンがたくさんありますね。

長野は自然豊かな場所なので、自然と音楽の融合が、美しい映像の中で表現されていると思います。とくに河原でのバーベキューシーンは、私はそこにいなかったのですが、とても素敵なシーンだなと思いました。完成を見て、私もここに行きたかったなと思いました。

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――水谷監督の演出はいかがでしたか?

水谷監督は俳優なので、俳優に寄り添った演出をしてくださいました。私は特にわからないところが多くて、想像できないお芝居とかもあったのですが、水谷監督が自ら、こんな風に演じてみてとお手本を見せて下さり、本当にわかりやすかったです。その演出に素直に応えようという気持ちになれました。

――水谷監督が町田啓太さんに演出をしているシーンが公式サイトに上がっていましたが、あのような形で森さんにも演出されたのでしょうか?

そうです。ほとんどの芝居で、実際にそういう風に見せてくださいました。演出の説明をする際に、監督も楽しくなってしまって実際に体が動いてしまう感じだったのだと思います。

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――作品の中で特に注目して欲しいところはどこでしょうか?

演奏シーンは素晴らしいことはもちろんなのですが、個性豊かな登場人物を演じるキャストに、水谷監督がユーモアあふれる演出を加えてくださって、コミカルな楽団みんなのやり取りであったり、日常にも笑いが散りばめられているので、そういうところにも注目していただきたいです。

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――森さんご自身についてお伺いしたいのですが、デビューはモデルのお仕事だったのでしょうか?

モデルというわけではないのですが、「神戸美少女図鑑」の紙面に載ったのが一番最初です。

「神戸美少女図鑑」がきっかけで事務所にスカウトされて、CMのお仕事をさせて頂いてから芸能界のお仕事がスタートしました。

――俳優を志望されたのは?

幼い頃の話になりますが、プリンセスになるのが夢だったんです。でもプリンセスにはなれないということに小学校2年生ぐらいで気がついて、その時にちょうどやっていた映画『魔法にかけられて』を観て、女優さんならプリンセスになることができるのではないかと思ったのがきっかけで女優さんになりたいと思いました。

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――今回、初の映画出演を果たされて、ご自身の成長を感じられたり、変化を感じたりしましたか?

ベテランの役者さん方が楽しそうにお芝居で遊んでいらして、お芝居ってこんなに楽しんでできるんだというのを目の当たりにして、役者は自由であるものなのだということを勉強しました。自分がこれからいろいろな経験をしていくと思うのですが、どんな役でも楽しみながら作品の魅力を伝えられる役者になりたいと思いました。

――今後挑戦したい役はありますか?

今まで、明るくまじめな役が多かったのですけれど、次はクレイジーな、変わった役にも挑戦したいと思っています。

――では、最後に、映画をご覧になる皆さまにメッセージをお願いいたします。

思うようにいかない日々の中で、前向きになれるようにそっと背中を押してくれるそんな作品だと思います。皆さんぜひ劇場でご覧ください。

――ありがとうございました。

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映画『太陽とボレロ』

2022年6月3日(金)より全国公開
監督・脚本:水谷豊
出演:檀れい 石丸幹二 町田啓太 森マリア  
   田口浩正 永岡佑 梅舟惟永 木越明 高瀬哲朗 藤吉久美子 田中要次  
   六平直政 山中崇史 河相我聞 原田龍二 檀ふみ 水谷豊 ほか   
『太陽とボレロ』製作委員会:テレビ朝日 東映 トライザム
制作プロダクション:東映東京撮影所 東映テレビ・プロダクション
配給:東映
公式サイト https://www.sun-bolero.jp/
©2022「太陽とボレロ」製作委員会
 【ストーリー】
ある地方都市のアマチュア交響楽団。主宰者である主人公の花村理子(檀れい)は 18 年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた。みんな音楽を愛する普通の人々。しかし、楽団の経営は苦しく必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートがはじまる!

 

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ヘアメイク:伴まどか

取材:文・髙橋美帆  撮影・篭原和也

 

 

 

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