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2022年10月17日 15:03

宮沢りえ主演 舞台『アンナ・カレーニナ』上演決定!

宮沢りえ主演 舞台『アンナ・カレーニナ』

【アンナ・カレーニナ2022】公演ビジュアル

 

2020年8月に上演中止となった『アンナ・カレーニナ』が、2023年2月に東京・Bunkamura シアターコクーンにて、2023年3月に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

文豪トルストイの名作『アンナ・カレーニナ』を、イギリスの気鋭の演出家フィリップ・ブリーンが新解釈で戯曲化し、演出。アンナ、ヴロンスキー、カレーニンの三角関係を中心に 描かれることが多い作品だが、今回のフィリップ版では、破滅に向かうアンナの「愛」と、未来への希望を感じさせるリョーヴィンとキティの「純愛」とを対照的に描く。激動する19 世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの長編大作が、フィリップの手によってどのように現代に蘇るか注目される。

 

【アンナ・カレーニナ2022】組み写真

 

タイトルロールとなるアンナ・カレーニナを演じるのは宮沢りえ。フィリップと初タッグで、社交界の華であったが“初めての恋” に燃え上がり破滅の道へと突き進んでいくアンナを生々しく演じる。そして、恋には不器用ながらも真実の愛を手に入れるコンスタンチン・リョーヴィンを浅香航大。アンナと道ならぬ恋に堕ちる自信に満ち溢れる若き美青年将校アレクセイ・ヴロンスキーを渡邊圭祐。リョーヴィンの求婚に応えるドリーの妹カテリーナ・シチェルバツカヤ(キティ)を土居志央梨。オブロンスキーの妻で、夫の浮気癖に悩まされるも家族を愛するダリヤ・オブロンスカヤ(ドリー)を大空ゆうひ。ドリーとキティの母親シチェルバツカ侯爵夫人を梅沢昌代。アンナの兄で顔が広く誰からも愛されるステパン・オブロンスキーを梶原善。更に、アンナの夫でペテルブルグの著名な政府高官、アンナを愛しているがそれを表現する術を持たないアレクセイ・カレーニンを小日向文世と、若手からベテランまで豪華キャストが結集した。

 

宮沢りえコメント
自分にとって思い入れが深いシアターコクーンの改装前というタイミングで、このように大きな作品に出演できることを感慨深く思っています。演出のフィリップさんは役者に寄り添い、役を深く掘り下げてくださると色々な方から伺っているので、ご一緒するのが楽しみです。アンナは本能に従って突き進む強さと、自分にブレーキをかけて葛藤する弱さと、二面性を感じる女性。愛を掴もうとして全てが手のひらから抜けていくラストは読んでいても胸が苦しくなります。ジェットコースターのように激しい彼女の人生を演じるプレッシャーはとても大きいですが、フィリップさんと心強い共演者の方たちと一緒に、テキストからじっくり取り組む稽古を心待ちにしています。一度は中止になってしまった公演ですが、温めた分だけ熱量の高い舞台にしたいと思っていますので、楽しみにしていてください。

COCOON PRODUCTION 2023 DISCOVER WORLD THEATRE vol.13 『アンナ・カレーニナ』
東京公演: 2023年2月24日(金)~3月19日(日)  Bunkamura シアターコクーン
※チケット発売日 2023 年 1 月 22 日(日)10:00~
大阪公演: 2023年3月25日(土)~27日(月) 森ノ宮ピロティホール

 

 

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