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2024年12月7日 17:35

横浜流星「原作をなぞるだけでは意味がない!日本版の新たな群像劇!」 ドラマ『わかっていても the shapes of love』配信直前プレミアイベント

横浜流星主演のオリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』の配信直前プレミアイベントが12月6日(金) に実施され、横浜流星、南沙良、佐野玲於、中川龍太郎監督、iriの5名が登壇した。傷つくとわかっていても、踏み出そうとする、現代を生きる愛に不器用な人々の信じることへの肯定を描いた大人の恋の物語。

香坂漣を演じる横浜は「いま公開している映画『正体』の撮影が終わったあとに、(『正体』の)藤井道人監督から『次は恋愛作品やったら?』と言われて」と本作出演の経緯を明かし、「こういった作品は今しかできないですし、自分を皆さんに知ってもらったきっかけも恋愛作品で、これから大河も控えているので、『ただいまといってきます』の気持ちを込めて出演を決めました」と挨拶した。

浜崎美羽を演じる南も「こういった場で皆さんに観ていただけることがとても嬉しいです。どういった感想をもたれるのか、どきどきわくわくしています」と期待感を露わにした。

また、今回イベントに緊急登壇が決まった生島琉希を演じる佐野も「流星とはありがたいことに三度目の共演になります」と切り出し、「とても気の許せる友人だと思っているのですが、こんなに一緒にいるのに『顔が綺麗だな、冬が似合うな』とずっとそばで思ってました」と、横浜を褒めちぎった。

本作は、同名のwebtoonをもとにした韓国ドラマNetflixシリーズ「わかっていても」(Netflixにて独占配信中)を日本・鎌倉を舞台に再構築したドラマ作品。“原作の再構築”というテーマを受けて、中川監督は「そのままやる方向性も、まったく違うものをつくる方向性もあった」とし、横浜と細かく話し合いながらキャラクターを定めていったことを明かした。また、横浜のことを「流星は僕が音を上げるほどのまじめさ」と評し、「その熱さをぶつけてくれたから、この原作を一番魅力的にするための方法がとれた」と、横浜と一蓮托生で作品を作り上げたことを話した。

それを受け、横浜は「原作をなぞるのもよしとする考え方もあるけれど、なぞるだけでは意味がない」とキッパリ。「日本版の新たな群像劇になっていると思うので楽しんでいただきたい」と観客へ声を掛けた。

佐野は「(本作出演決定の際に)韓国版も本当に素敵な方々がたくさん出演されていたので、自分で大丈夫かな?とも思いましたが、いい意味でリスペクトを持って新しい作品をつくることができました」と本作の素晴らしさを強調した。

本作にて初共演を果たした南は「流星さんはミステリアスな印象あったんですが、実際はすごくお優しいというか、おもしろい方なんだなと(笑)」と印象の変化を語り、「私はとても人見知りなのですが、カメラが回っていないところで笑わせようとしてくれてありがたかったです」と、“座長”でもある横浜の懐の深さに触れた。

 

役柄と自身の重なる部分を問われた横浜は「“後悔はない、永遠はない”が彼(=漣)と重なる部分」と回答すると、佐野も「孤独は自分を強くしてくれると信じている男性の方も多いと思うので、男の子はすごく共感できる部分があるのかなと思っています」と横浜の意見に同調した。

本作のタイトルになぞらえて「わかっていても、どうしてもしてしまうこと」を聞かれると、南は「わかっていても、ペットボトルのフタが最後まで閉められないんです(笑)」と話しだし、「途中で閉めるのをやめちゃうので、かばんの中がいつもびしょびしょになっちゃったり…」とエピソードを披露。

最後に、横浜が「原作を再構築して、リスペクトして、日本版の『わかっていても the shapes of love』が出来上がりました。それぞれの形の“わかっていても”があると思うので、共感いただけると思います」と締め、イベントは終了。

イベントでは本作の主題歌「Faster than me」の歌唱を務める iri がイベント限定のスペシャルパフォーマンスを披露。「漣と美羽の気持ちを想像しながらレコーディングさせていただきました」と、レコーディングを懐古したiriは、音源と変わらぬ美声を響かせた生歌に観客全員が酔いしれた。

オリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』
ABEMAでの配信ほかNetflixにて国内および世界同時配信が決定。
<1~3話>2024年12月9日(月) 夜9時 <4~5話>12月16日(月) 夜9時 <6~7話>12月23日(月) 夜9時 <8話(最終話)>12月30日(月) 夜9時 配信

<あらすじ> 鎌倉にある美術大学に特別臨時講師として海外から赴任してきた漣(れん/28歳)。若き天才芸術家である漣は、誰もが近づきたくなる吸引力と、誰にも深入りさせないミステリアスな魅力を併せ持つ“沼男”。まるで、花に群がる蝶のように、常に誰かが彼の周りを囲んでいた。才能溢れる漣は、周囲の期待に応えるように一見器用に生きながらも、周りの人々に対しどこか諦めに近い感情を抱いていた。しかし、他とは違うある女性・美羽(みう/27歳)に出会う。漣と同じ美術大学で彫刻学科の助手として働く彼女は、在学中に思うような結果を出せず、卒業後も彫刻家としての夢を諦められずに助手という形で大学に残りながら、海外渡航の道を探っていた。くすぶった自分とは正反対な、稀有な才能をもちながらも多くを望まず飄々と生きているように見える漣に、憧れと嫉 妬と悔しさを混ぜた感情をぶつけてしまう。そんな彼女に漣も興味を持ちはじめ―― 「傷つくとわかっていても、それでも。」 愛に不器用な人々の、信じることへの肯定を描く……大人の恋の物語。

 

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