
伝説のドラマ『101 回目のプロポーズ』の続編ドラマが大ヒットから35年のときを経て完成した。ドラマ『102 回目のプロポーズ』の完成披露イベントが3月19日(木) にフジテレビ本社マルチシアターにて行われ、W主演の唐田えりか、せいや(霜降り明星)、共演の伊藤健太郎、武田鉄矢、そして鈴木おさむ(企画)の5名が登壇した。
『101回目のプロポーズ』で結ばれた星野達郎(武田鉄矢)と矢吹薫(浅野温子)。その二人の娘は幸福なことに母親に似て美人に育ち、母親の才能を継いで人気チェリストとなっている星野光(唐田えりか)、30歳独身。光が高校生(15歳)の時に薫は病気で他界し、達郎が男手ひとつで大切に光を育ててきた。現在も達郎と二人暮らしをしている。そんな光に一目惚れをするのは空野太陽(霜降り明星・せいや)、33歳独身。これまで99回、女性にフラれ続けてきた、非モテ男。だが、光には、既に超イケメン、ピアニストで御曹司の恋人、大月音(伊藤健太郎)がいて――!父親である達郎は、どちらの男を娘の結婚相手として認めるのか―認めないのか―!?というストーリーになっている。

まず、武田は本作出演のオファーを受けたときを「そうですね。やっぱ嬉しかったんじゃないかな」と振り返り「物語は最近は情報番組に押されて・・・。かつてはドラマが主要テレビ局のメインのブロードウェイにやった作品なんです。その中で『“101回目”の続きをやりたいと言われたときは、やっぱり“レジェンドは死なず!”、物語は続くんだという強い思いがありましたね』と感慨深げに語った。
企画の鈴木は「2022年に『トップガン マーヴェリック』という『トップガン』の続編があって、30年後の続きをやっても面白くならないだろうと思って観に行ったら、めっちゃ面白くて・・・。日本でもこれができるんじゃないかと思ったとき、最初に降ってきたのが 『101回目のプロポーズ』で、『102回目のプロポーズ』というタイトルと共に降ってきました」と制作の経緯を明かした。

そして、唐田は「オファーを受けるときは、性格的にあまりプレッシャーを感じたことがなかったんですが、初めてプレッシャーというものを経験しました。お話をいただいて、とっても嬉しかったんですけど、色々な方の想いや、101回目を引き継ぐという点で、すごい責任を同時に感じました」と心の内を語り、さらに101回目は「小さいときからテレビでよく流れる名場面集みたいに、観たことがないのに知っているという感じでした」と振り返った。

武田のファンだというせいやは「ファン代表みたいな呼ばれ方はしていないと思います。5年前に今田耕司さんの4人で喋る長ゼリフの舞台に出演した際に、(武田から)『せいや!お芝居いいよ』と目をかけていただき、4年を経て(出演依頼の)お話が来たんです。おさむさんからは、せいやで何年も温めていたよと。武田鉄矢さんもOKしてくれているので、これは逃げるんじゃなくて、こんな恵まれていることないからやってみよう。人生でこんな経験ないからというのでやらせていただきました。ラッキーでしかないです」と出演に至る経緯を明かした。

そして伊藤も「皆さんがすごく愛していた伝説のドラマに出させてもらうことの嬉しさがすごくあると同時に、その責任を感じている部分はありましたけれど、今回さらに『102回目のプロポーズ』になって、武田鉄矢さんも出演される。こんなに光栄なことはないなという思いに感動しました」とそのときの思いを語った。

35年ぶりの続編ということで、当時まだ生まれていなかった世代と武田が一緒に演じるという本作だが、武田は「(世代の)ギャップは感じません。みんなドラマを作ろうという意欲が・・・。ただ、やたらに昔話を聞きたがります」とニヤリ。「『あそこのシーンは本当はどうだったんですか?』とか、そんなことをやたらに聞かれる。私もいろんな大先輩に会ったときは昔話をねだりましたよ」と言って、高倉健、渥美清、植木等との昔話を懐かし気に披露していた。

その武田との共演シーンについて唐田は「鉄矢さんとのシーンはどれも楽しくて。でも初めての一緒にシーンでは自分でも分かるぐらい緊張してしまって、小さいときから観ている武田鉄矢が目の前にいるというだけで、頑張らなきゃ!足引っ張っちゃダメ!みたいな思いでした。鉄矢さんが合間にいろいろお話ししてくださったり、どこか先生というか師匠みたいな感覚もあって、『俺について来い!』とおっしゃってくださったり、私も無我夢中で鉄矢さんのアドリブに食らいついていく感じでした。撮影が進んでいく中で、『今の芝居は良かったからモニターを見てこい』とおっしゃったときがあって、憧れの人にそう言ってもらっただけで、泣きそうになりながら現場にいました」と回想。武田は「やっぱりいいところがあったら急いで褒めてやんないと。悪いところを指摘するよりも、いいところを褒めてあげるのが一番大事。頑張ると、セリフより先に表情を出し過ぎる。完璧なお芝居がいいお芝居じゃない。ちょっとこけそうになりながらも立ち直るとかスケートのペアみたいなところがいい」と芝居のコツを伝授した。

また、せいやは「このお仕事は分からんことだらけで、武田さんとの最初のシーンもめっちゃ緊張しました。武田さんに続いていったらなんとかなるんちゃうかと思わせてくれるし、アドリブもやらせていただいき、他の現場ではないような経験も。涙を流すシーンではそんな技術ないと思っていたんですけど、武田さんの演技を見て自然と涙がこぼれたんです。終わりに、鉄矢から『お前の顔良かったな』って言われてめっちゃ嬉しかったです」と武田とのシーンを熱く語った。
唐田と伊藤の演奏シーンも話題に。チェリスト役の唐田は「めっちゃ難しかったです。 チェロは今まで触ったこともなかったので、今回練習させていただいた中で、とにかく見え方を美しくしようと気をつけたりして、脳トレみたいな気持ちでした」と苦笑。ピアニスト役の伊藤も「脳トレでした(笑)。ピアノは今までやったことなかったので、手の動き、右と左が違うことプラス足の動きも入ってくるので、すごく難しかったです。でもSAY YESのワンフレーズだけ弾けるようになって、現場でずっと弾いちゃうんです。スタッフの人たちが最初は喜んでくれるんですけど、もううるさいなという感じでした」と現場のエピソードも披露した。
本作の主題歌は『101回目のプロポーズ』と同じくCHAGE&ASKAのSAY YESであることも発表となった。
ドラマ『102回目のプロポーズ』(全12話)
配信:FOD にて3月19 日(木) 20時~1・2話配信開始 以降3日毎に1話最新話配信
放送:4月1日(水) 23 時~フジテレビ・及びフジテレビ系列局(一部地域を除く)にて放送開始 以降、毎週水曜23時~23時30分放送

