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2010年10月21日 15:32

映画『アジュシ』ウォンビン舞台挨拶

第15回釜山国際映画祭
10月8日午後、釜山市海雲台区のPIFFビレッジ野外ステージで、映画『アジュシ』の舞台あいさつが行われた。
主演のウォンビンとキム・セロンが出席、いつも寡黙な印象のウォンビンが時より素敵な笑顔を見せていた。

韓国で8月に封切られ約1ヶ月で500万人突破した映画『アジュシ』は、残酷で写実的なアクション映画。しかし、そこには悲壮美があふれている。
不幸な事件で妻を亡くし、世間に背を向けて質屋を運営しながら寂しく生きている元特殊要員テシク。訪ねてくる人といえば質屋に物を預けに来る人か、隣の少女ソミだけだ。母に面倒を見てもらえずいつも一人でいるソミと過ごす時間が多くなり、テシクはソミに次第に心を開いていく。
そんな中、ソミの母が犯罪に巻き込まれ、犯罪組織はソミを人質として捕まえる。テシクはソミを救うため犯罪組織と取引をし、そのため警察さえテシクを追撃するようになる。
一歩、また一歩と犯罪組織の中心に近づきながら、ベールに包まれていたテシクの秘密めいた過去も一緒に露わになっていく。

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