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2012年5月18日 13:07

ソン・スンホン、ファンミーティング「Song Seung Heon Japan Fan Meeting 2012 自覺夢」開催

5月15日、ソン・スンホンが、幕張メッセにて二年ぶりとなる単独ファンミーティング「Song Seung Heon Japan Fan Meeting 2012 自覺夢」を昼と夜の二回公演で行った。特別ゲストとしてソン・スンホン主演の韓国ドラマ「マイ・プリンセス」で主題歌を担当し、メンバーのイ・ギグァンも同ドラマに出演したK-POPグループのBEASTや、ソン・スンホンと同じ事務所に移籍したばかりの俳優チョ・ヒョンジェなども出演しイベントを盛り上げた。

昨年12月に行われた主演ドラマ「マイ・プリンセス」のコンサートイベント以来半年ぶりの来日となるソン・スンホン。この日は最初に、ソン・スンホンが広報大使を務める、韓国伝統楽器と現代音楽を融合した“ノンバーバル”を披露する公演グループFanta-Stickがオープニングアクトを披露。続いてソン・スンホンが登場し、「こんにちは。ソン・スンホンです。お元気ですか?会いたかったです」と日本語で呼びかけると大歓声が沸き起こった。

本イベントでは、特別に撮り下ろしたソン・スンホン主演短編映画『自覺夢』のDVD&フォトブックが観客全員にプレゼントされており、まずはその『自覺夢』のストーリーや撮影秘話などについてトークがスタート。この作品の劇中でソン・スンホンは、別れた恋人のことを忘れられず、せめて夢の中で会いたいと願う男に扮しているが 「撮影では、ここにいるみなさん、ファンのことを恋人だと思いながら演じていました」と語って観客を喜ばせた。

その後、理想の女性のタイプを聞かれたソン・スンホンは「以前、インタビューでこういった質問を受けると外見のことを言っていた。でも、30歳を過ぎてからは、話が通じて共通点がある人がいいなと思えるようになった」と語るも、「でも、出来ることなら、外見もかわいければいいですね(笑)」と本音をポロリ。また、今後の目標を聞かれると「今は俳優として演技にベストを尽くすこと」と語ったほか「いずれは誰かと出会い、夫や父親になって素朴な小さな家庭を持ちたい」と結婚願望があることも告白した。

続いて、BEASTが登場して「BAD GARL」「SHOCK」を披露し会場のボルテージはヒートアップ。ソン・スンホンがメンバーひとりひとりと握手し、「とてもうらやましい。自分もこんな風に歌って踊ることができれば」とポツリ。すると急遽、BEASTのメンバーが、ソン・スンホンに簡単なダンスを伝授することに。ぎこちないながらもソン・スンホンは言われた通りに挑戦し、最後にメンバーと一緒にダンスを披露すると会場から大きな拍手が沸き起こった。なお、BEASTは後半にも改めて登場し「ピガオヌンナレン」「FICTION」を披露した。

第二部では、昨年日本で放映された韓国ドラマ「私の期限は49日」でおなじみのチョ・ヒョンジェが登場し、ソン・スンホンと二人でゲーム対決を開催。楽器を使って、どちらにリズム感があるかを競う「リズムの達人ゲーム」や風船リレーなどを行い、必死に取り組む二人の姿に会場は大盛り上がり。終了後ソン・スンホンは「チョ・ヒョンジェは後輩である以前に、立派な俳優。僕と同じぐらい彼を応援して下さい」とファンに後輩をプッシュ。その言葉を受けたチョ・ヒョンジェは「心から感謝しています。みなさんこれからもソン・スンホンさんを応援して下さい。僕もがんばっていきます」と今後の飛躍を誓った。

続いて、占い芸人のゲッターズ飯田が登場し、ソン・スンホンの手相占いが行われた。飯田は、ソン・スンホンの性格について「根がかなり頑固で、情報通。人の話を前半までしか聞かない。オッチョコチョイ。団体行動よりひとりが好き。オシャレな今風の女性が好き。とズバズバ発言し、その言葉にソン・スンホンは「おおよそ合っている気がする」と苦笑。しかし最後に飯田は「演技能力に長けていて、生まれついての役者。短所が長所に変わる星を持っています」とフォローし、「ソン・スンホンさんの結婚は2年後です!」と宣言してファンを絶叫させていた。

また、現在ソン・スンホンは、初の医師役を演じる新ドラマ「タイムスリップ Dr.JIN」の撮影中。大沢たかおと綾瀬はるか出演でドラマ化されている日本の漫画「JIN-仁-」を、舞台を韓国に置き換えてリメイクした作品だ。会場では、撮影中のオフショット映像が流され、白衣姿や時代劇の衣装に身を包んだソン・スンホンの姿が映ると、観客はそのカッコ良さにため息。ソン・スンホンは「日本でも有名な作品ですが、このドラマは韓国的な感性を取り込んで作りました。期待通りの作品になると思います」と自信をにじませた。

イベントも終盤に差し掛かったころ、東日本大震災の被災地のファンに向け、この場でビデオメッセージの収録が行われることに。ソン・スンホンは「東日本大震災の第一報を聞いたとき、真っ先に日本のみなさんの顔が浮かびました。みなさんが無くしてしまった日々の暮らしを思うと慰めの言葉もありません。しかし、復興はひとりひとりの小さな希望を積み重ねて初めて実現するものだと思います。その小さな希望のひとつとして、僕がお役に立てればと願っています。どうかみなさん、希望を捨てないで下さい。そして、みなさんのことを思い続けることが、僕ができる復興への応援だと信じています」とメッセージを送り、観客と一緒に「ファイティング!」と声をそろえた。

そしてラストでは、ソン・スンホン自身が歌を披露。2000年に主演したドラマ「秋の童話」の挿入歌である壮大なバラード曲「祈り」を情感豊かに歌い上げて退場した。アンコールの声に応えて再登場したソン・スンホンは「僕がみなさんにお見せできることはあまり無く、そういった実力もないので申し訳ない気持ちでいっぱい。僕にできることは、たくさんの作品に出演してベストを尽くし、みなさんに楽しんでいただくことだと思います。みなさん、いつも幸せで、元気にお過ごし下さい」と呼びかけ、花道をゆっくり歩いて各方面のファンに丁寧に手を振りながら去っていった。

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