11月24日、東京ドームにて、「第3回アスリートジャパン WinWin!水素水 Presents 『韓流エキサイティング・フェスティバルin東京ドーム 2012』 Supported by MBC ~トップスターPLAYBOYS 日韓ドリームゲーム & K-POPアーティスト特別ライブ~」が開催された。
本イベントは、日韓の友好と友情を育む交流カードとして多くのファンに親しまれ、「東日本大震災チャリティーゲーム」として開催されたもの。今回で3回目を迎え、韓国俳優キム・スンウ率いる韓流野球ドリームチーム『PLAYBOYS』と、元中日監督の山田久志氏率いる『日本プロ野球OBチーム』が、熱いゲームを繰り広げた。
試合前には『PLAYBOYS』による募金活動が行われ、今回新しく入団したCNBLUEのカン・ミンヒョク、キム・スンウ、イ・テソン、チ・ジニ、オ・マンソク、コン・ヒョンジン、アン・ギルガンが自ら募金箱を持ち、協力を呼びかけた。
さらに、韓国のみならず日本でも大人気のK-POPアーティストのBEASTと、MY NAMEによるSpecial LIVEも行われ、会場を大いに盛り上げた。
特別ゲストとして、U-KISSの元リーダーのアレン・キボムが登場し、日本ソロ・デビューシングル“Dream”を披露し、ライブがスタート。
BEASTが登場すると、観客スタンドに一斉にペンライトの花が咲き、「東京ドームで皆さんにお会いできて本当に嬉しいです。1か月ぶりに日本に来ました。皆さん、会いたかったですか?」と声をかけると割れんばかりの大歓声があがった。「今日はリーダーのドゥジュンが来られなくて残念ですが、5人で一生懸命頑張ります!ドゥジュンの場所は皆さんが埋めて下さいね。」と語り、“SPECIAL”“雨が降る日には~(ピガオヌンナレン) ”“Beautiful Night”“Fiction”“Shock” の5曲をパフォーマンスし、パワフルなダンスでファンを魅了。「いつか、東京ドームで僕たちの単独コンサートをしたいです!」と意気込んだ。
MY NAMEは、日本デビュー曲の“Message”や“ Hello & Goodbye”、セカンドシングル“What’s Up”(11月21日リリース)などポップチューンやバラード曲を織り交ぜ7曲を披露。「今回出演することができて感謝しています。」と喜びの気持ちを表し、「今日、東京ドームにいる女性は皆さん可愛いですね~。」とにっこり。「12月15日に大阪、17日に東京で、ZEPPツアーをやります。ぜひ来て下さい!」とPRも忘れなかった。
その後、オープニングセレモニーが行われ、韓国国家独唱をBEASTのイ・ギグァン、日本国歌を内田あかりが斉唱し、試合開始。『PLAYBOYS』は、1回表、ピッチャーのイ・テソンの好投により0点に抑え、1回裏に、キム・ジニルのヒットにより塁に走者が出ると、チ・ジニのセンター前ヒットで、1点を先制した。
2回表を三者凡退に抑えたイ・テソンは、「3か月前から練習していました。ちょっとだけ緊張しましたが頑張ります。」と流暢な日本語でコメント。4回表に『日本プロ野球OBチーム』が2点を入れるも、両チームの固い守りと投手の力投で、なかなか追加点が入らない。
すると、8回裏に『PLAYBOYS』チームにチャンスが到来。下位打線の積極的なバッティングが功を奏し、1アウト満塁に。キム・スンウの3ベースヒット等、見事な攻撃で一挙に4点をもぎ取りスコアーボードは5対2に。キム・スンウは「やっとカッコいい姿をお見せできて良かったです。観客の皆さんの応援の声が聞こえたからこのヒットが起きたんです。」と満面の笑みを見せた。
これで勝負が決まったかと思った9回表、『日本プロ野球OBチーム』も元プロの意地を見せ、これまで一人でマウンドに立ったイ・テソンから4点を奪い逆転へ。しかし、9回裏に『PLAYBOYS』も最後の力を振りしぼり出塁すると、カン・ミンヒョクが代打でバッターボックスに立った。会場は「ミンヒョク」コールで沸き、デッドボールでチャンスを作ったが反撃もそこまで。5対6でゲームセットとなり、『日本プロ野球OBチーム』の勝利となった。
試合終了後の表彰式では、優秀投手賞に『日本プロ野球OBチーム』のギャオス内藤、『PLAYBOYS』のイ・テソン。猛打賞は、キム・スンウ、『日本プロ野球OBチーム』のMVP賞に駒田徳広、『PLAYBOYS』のMVP賞にキム・ジニル。そして両チームを通じての総合MVP賞には、イ・テソンが選ばれた。
イ・テソンが、「皆さんが大きな声で応援して下さって、大きな力になりました。本当にありがとうございました。」と伝えると、会場からは温かい拍手が送られた。
また、試合中のインターバルには「BEAST」と「MY NAME」のハイタッチ会、試合後には選手全員でグランドを一周し、『PLAYBOYS』の選手たちとのハイタッチ会や、チャリティーオークションで落札した品の受け渡しなど、ファンとの触れ合いイベントが行われ、さらに交流を深めていった。