5月21日(水)、東京・新宿ピカデリーにて映画「MONSTERZ モンスターズ」のジャパンプレミアが行われた。
朝から降り続く雨がグッドタイミングでやみ、藤原竜也と中田秀夫監督が人力車のペアシートに仲良く座り、花園神社から新宿ピカデリーまで沿道の人々に見守られながらレッドカーペットに登場、会場で待つ石原さとみ、山田孝之、松重豊、木村多江らに迎えられた。
“禁断のバトル、勃発。”
対立する能力を持って生まれた宿命の二人が出会ってしまった時、生死を懸けた壮絶な闘いが幕をあける。大群衆を巻き込む二人の『モンスター』の壮絶な闘いの行方は―?
ひと目見るだけで、すべての人間を思いどおり次々に操れる男に藤原竜也、唯一操れない男に山田孝之、二人の決着の鍵を握るヒロインに石原さとみ、前者の男の母に木村多江、刑事に松重豊という豪華出演陣。監督は『本当にあった怖い話』シリーズや『インシテミル7日間のデス・ゲーム』『クロユリ団地』などヒット作を次々に手掛け、『リング』『リング2』でハリウッド進出を果たした中田秀夫監督。
今回のジャパンプレミアでは、舞台挨拶をニコニコ動画で生中継するという初の試みがおこなわれ、ステージ後方スクリーンに、次々と生のコメントが流れていく。生中継だけに、山田の髪型や石原の衣装に関するコメントも続々と書き込まれていき臨場感あふれていた。
事前にニコニコ動画にて募集した質問、男性陣に「もし、石原さとみを1日操れるとしたら?」松重は「ドライブする」、藤原は「温泉に行く」、山田は「とりあえず部屋の掃除してもらう」、監督は「2人で、劇場でこの映画を観たい」と発言。会場からは歓声が沸き起こった。
女性陣に対しては、「藤原か山田かどちらか1人と無人島に行くとしたら?」の質問に石原も木村も「藤原くんがよい」と答え、山田がうなだれる一場面もあった。
CGを使わず人間のエネルギーパワーを信じて、ボランティアエキストラをたくさん使ったところも、見どころのひとつとなっている。果たして対立する宿命を背負った2人の闘いの結末は?
映画 MONSTERZ/モンスターズ
5月30日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー