2014年3月19日(水)東京ミッドタウン、アトリウムにて、その眼差しで<全ての人間を操れる力を持つ男>と、<その能力が唯一通じない男>の激突を描く超大作、『MONSTERS』の主演の藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、中田秀夫監督が大勢のファンを前に映画完成報告イベントを開催した。
藤原は『DEATH NOTE』『カイジ』シリーズ、『藁の盾 わらのたて』など出演作がそれぞれメガヒット。そして山田は人間ドラマ、バイオレンス、コメディなど幅広い役で圧倒的な数の映画に出演し、最近作『凶悪』の演技では激賞された俳優であることは、だれもが知るところだ。
そんな二人だが意外にも本作が初めての競演。お互い「いつか絶対に一緒に芝居をしたい」と思っていたと口をそろえてコメントしていた。ヒロインには石原さとみ、監督は『リング』シリーズ、最近作『クロユリ団地』でお馴染みの中田秀夫がメガホンを取った作品ともなれば、どのような作品なのか興味が湧かずにはいられないであろう。
当日は舞台の周りを観客が囲み、主演の俳優たちとの距離が近い舞台設定。イベントが始まるとまず舞台中央から石原さとみ、中田秀夫監督が登場。次に観客の合間をぬって下手より山田孝之、上手より藤原竜也が登場し、熱気で盛り上がる中、4人が舞台中央へ登壇すると大きな拍手と声援が贈られた。
藤原は「全てを操ることのできる男を僕が、そして絶対に操られない男を山田さんが演じて最高のエンターテイメント作品になったと思いますので、ぜひ5月の公開を楽しみにしてください。」と挨拶。
山田が「皆さん、写真を撮っていますけれど、写真は1枚500円、動画は5000円です!気をつけてください。」とジョークで挨拶すると会場は笑いのうずに。
ヒロインの石原が「私も操られました(笑)この後皆さんも操られるのですよね?よろしくお願いします!」と笑顔で挨拶すると特に会場の女性から大きな声援を受けていた。
中田監督が「暑い中での撮影、大変でしたがとても良い作品になったと思いますので、よろしくお願いいたします。」と挨拶してフリートークへと入っていった。
撮影の想い出話になると藤原は、「とにかく監督が朝から晩まで僕の目ばかり撮っていたような気がします」そして操る人数が数千人にものぼったことなどを明かした。
石原は監督について「優しくて、柔らかくて、例えるとプーさんみたいな人で、作品のイメージとはちょっと違う方です」と語り、とても良い関係の中撮影が進行されたと話した。山田にも同じ質問がされたが、やはり「プーさんみたいな人です!」とコメントし、またまた会場から大きな笑いを誘っていた。
ここで禁断のバトル!ということで、いったい何が行われるのか?と思っていたが、映画の雰囲気とは違って、ちょっと可愛らしいイメージのゲームが行われた。藤原と山田が巨大ハンド(指さしの形のなっているもの)を手にはめて、あっちむいてホイ!の対決の3回勝負があり、2戦先に勝ったらヒロインの石原よりレイがプレゼントされるというもの。この勝負は藤原が制した。ツンデレな感じの山田の振る舞いが会場から笑いを誘って、なごやかに会が進行し、いよいよ本日のメインイベント!
藤原竜也の「あやつり」により会場がビッグウエーブに包まれるという・・・果たしてどのような「あやつり」が出来上がったのであろうか?それは、この後TVスポットなどで流れるPR映像にて見ることができるそうなので、要チェックだ。
『MONSTERZ モンスターズ』
配給:ワーナー・ブラザース映画c2014『MONSTERZ』FILM PARTMERS
5月30日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
監督:中田秀夫 脚本:渡辺雄介 音楽:川井憲次
出演:藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、田口トモロヲ、落合モトキ、太賀、三浦誠巳、
藤井美菜、松重豊、木村多江
製作:『MONSTERZ』FILM PERTNERS 配給:ワーナー・ブラザース映画
公式ホームページ: www.monsterz-movie.jp