7月1日、ソウルのCGVアックジョンにて人気グループJYJのメンバー、ユチョンが初主演する映画『海霧』の制作発表会が開かれ、会場は大勢のマスコミ関係者で賑わった。この日の会見にはキム・ユンシク、キム・サンホ、ユ・スンモク、イ・ヒジュン、ユチョンが出席し、タレントのパク・ギョンリムの進行で進められた。
映画『海霧』は、満船の夢を抱いて出港した6人の船員が、一寸先も見えない海霧の中で止めようもない事件に巻き込まれる物語を描く。『殺人の追憶』、『グエムルー漢江の怪物』をはじめ、昨年の『スノーピアサー』まで、多くの国民からの支持を受けている韓国代表ともいえるボン・ジュノ監督が制作から手がけ、共に『殺人の追憶』の脚本を担当したシム・ソンボ監督が演出した話題作だ。
この日の会見ではその6人の船員の中から5人が登場。船長役のキム・ユンシクから乗組員の中で一番の末っ子であるドンシク役のユチョンまで続いて姿を見せた。
この日ユチョンはこの映画に出演することになったきっかけについて「シナリオを受け取った途端に必ずやってみたいと思ったし、何としてでも参加したかったという気持ちが強かったです」と明かした。また共演者たちから多くのことを学んだことを伝えた。
また「撮影が始まった当時、衣装フィッティングのために船員の衣装を着て出た瞬間にスタッフの人たちに笑われてしまって(笑)」と話し「た。映画撮影後にSBSドラマ『スリーデイズ』撮影に入ったユチョンだが、当時を振り返り「(映画での)歩き方や方言などの部分でNGが多かったです。スーツを着ましたが、似合わないのに着ているようでぎこちなかったですね(笑)」と当時を振り返った。
ハ・ジョンウ、ユ・アイン、ヨ・ジングなど、若手共演者がスターとなっていくと有名なキム・ユンソクはユチョンに対する期待感を聞かれ「ユチョンは年に比べて独立的な世の中の経験も多く、お坊ちゃまではない男の中の男だと思いました。基本的な学ぼうとする姿勢や共同作業についての姿勢ができている。長い間演技人生を長くすることができそうだと思います。もっと成長するでしょう。でも軍入隊してしまうそうですね(笑)」と伝えていた。それを受けてユチョンも「今日お会いしたとたんに[まだ入隊してなかったのか?」といわれましたね(笑)」と付け加えた。
まだまだストーリーに多くの秘密を含むユチョンの初映画デビュー作品『海霧』は、8月13日韓国にて公開。