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2015年9月26日 01:14

カンタ&イ・ジフンが一日限りのデュオ結成!

2015.09.20 取材:記事/RanRan Entertainment

写真提供/A・R・A

 

1990年代アイドル歌手として活躍、昨年11年ぶりに「Autumn Breeze」でカムバックしたカンタ、イ・ジフン、シン・ヘソンのユニットである「S(エス)」のカンタとイ・ジフンの二人が、2015920日(日)東京・豊洲PITにて「カンタ、イ・ジフン~今日だけのデュオ」と題した公演を行った。

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オープニング映像に続いて、赤いジャケットに黒のインナーのカンタ、黒のジャケットに黒のリボンタイを首に結んだイ・ジフンが登場、映画「怪しい彼女」の挿入曲としてもお馴染みのアップテンポの懐かしい名曲「ナソンヘカミョン(ナソンへ行けば)」で、この日のステージはスタートした。最初からファンは総立ちで、間奏では頭上で手拍子を打つなど、ノリノリで一気に会場の熱気が上昇した。

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歌い終わると流暢な日本語でご挨拶。「みなさん、こんばんは。イ・ジフンです。会えて嬉しいです。ありがとうございます!」「こんばんは、カンタです。ホントに久しぶりですけど、嬉しいです。みなさんは、どうですか?」

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MCを交え、イスに座ってのトークでは昼の部に続いて2回目のステージということで「みなさん、同じような話が出ても、同じように進行されても、初めて聞いたかのように思って下さい。もしも同じような話をしたとしても、それはみなさんの頭の中にずっと残って欲しいという気持ちから2回話すんです。」とイ・ジフンが言うと「同じ質問でも違う答えをするようにします。」とカンタ。すると、今度は「違う答えをしても、おかしいな?と思わないで下さいね。」とイ・ジフン。

こうした息の合った二人の楽しい掛け合いは、公演中ずっと見ることができた。

近況についてカンタは「中国での映画撮影を終え、来年はデビュー20周年を迎えるので記念のアルバムの準備をしているところです。他の歌手のために作曲家・プロデューサーとして音楽的な仕事の準備もしていましたし、またドラマの準備もしているところです。」と大活躍の予告を披露、イ・ジブンも「ソウルでのミュージカル『エリザベート』の公演を終え、地方公演が始まりました。昨日テグでの公演が終わったところです。それから韓国でドラマの出演も待っています。11月末からは新しいミュージカル『壁抜け男』も始まります。」とますます忙しい日々になりそうだ。

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昨年11年ぶりにアルバムを出したということで、若かった頃と今との違いについて聞かれると「音楽的には歌手として考えると、若かった時と比べると段々といい声になったと思います。また、昔の3人は子供っぽいところもあったんですけど、今は成熟した男性になったなぁという気がします。声や僕たちの色に深みが出たと思うので、新しいアルバムを出せて良かったとおもいます。」(イ・ジフン)

「1枚目のアルバムを出した時よりもジフンさんもヘソンさんも、プロフェッショナルなったと感じました。レコーディングの時も二人の方から色々注文を出してくれましたし、僕が作ったメロディについても意見を出してくれて、自分たちの色を出そうと一生懸命にやってくれました。そのおかげで、僕が苦労したんですけどね。」(カンタ)

「以前は、僕やヘソンさんがカンタさんに注文を出した時に、カンタさんがすごく悩んでしまって、時間がたくさんかかってしまったということがあったんですが、10年と言う月日は無駄に流れたわけではなく、カンタさんは音楽的な研究に時間を重ねてプロデューサーとしての成長がすごくあったと思います。僕たちの注文について、短い時間で解決してくれるようになりました。」(イ・ジフン)

親しい間柄の二人だが、お互いに何か言いたいことがあるか?という質問には、カンタが「イ・ジフンさんは、カッコ良すぎてイラっとします。楽屋まで僕に会いに来てくれた人が『イ・ジフンさん、カッコ良いですねぇ』と言ったりします。」と言えば「でも、結局その人はカンタさんのファンなんでしょう?!」とイ・ジフン。逆にイ・ジフンはカンタに「もうちょっと運動をやって欲しい。」とリクエスト。普段、登山や走ることはするというカンタだが、イ・ジフンやシン・ヘソンがボウリングやゴルフを一緒にやろうと誘って、「やってみるよ」と言ってもう10年経つとか。しかし、今回のイベントで「来年」一緒にやることを約束することになったカンタ。果たして、実現するだろうか。

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次に抽選で選ばれたファン4名からの質問に答えるコーナーとなった。「カンタさんは作詞をする時には、どんなことを考えながら作りますか?」という質問に「僕の歌には愛を表現したり、悲しい別れの歌が多いのですが、初恋などの自分の経験を取り出して作ります。」とカンタが答えると、すかさずイ・ジフンが「もう取り出すものがないのでは?僕の思い出を取り出してあげましょうか?」と茶々を入れる場面も。また「HOTの時の歌を聞いたことがない」というファンの声に、HOT時代の歌を踊りながら披露するサプライズもあり、ファンから歓声が上がった。

イ・ジフンには「最近癒されたことはありますか?」という質問にアフリカのタンザニアにボランティアに行った際、現地の子供たちから多くのものを得たというエピソードが紹介された。最後の質問は海外のファンからで英語の質問であった。「二人とも素晴らしい歌手だが、お互いにどちらが良い歌手だと思いますか?」といった内容に、二人がアカペラで少しずつ素晴らしい歌声を披露する展開となった。「張り合って、もっと上手に歌おうとがんばった自分が恥ずかしい。」とイ・ジフンが呟き、会場の笑いを誘った。

 

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続いて4名のファンがイベント開始前に募集したラブレターを披露するコーナーでも、海外のファンが登場、二人のグローバルな人気を改めて実感することとなった。

二人が歌の準備のためにステージから姿を消している間、スクリーンには、Red VelvetEXO、f(x)、SHINeeSuper Junior、東方神起のチャンミンという後輩たちの豪華リレーによるメッセージビデオが映し出された。

ビデオの後、イ・ジフンが白いカジュアルなシャツに着替えステージに登場、メッセージビデオでSuper Juniorも口ずさんでいた「ウェ ハヌルン(なぜ 空は)」、いつかはやってみたいというミュージカル「ジキルとハイド」から「チグム イ スンカン(今、この時)」を歌った。

入れ替わりに白のインナーに白と黒のチェックのシャツを羽織ってステージに登場したカンタは、後輩とのデュエット曲「Say Something」と「北極星・常緑樹」を披露した。

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Sの「Autumn Breeze」のMVに続き、秋らしいキャメル色のロングジャケットに着替えたカンタと、黒に白のピンストライプのロングジャケット姿のイ・ジフンが、「ショコラ」を熱唱。

「二人で話していたんですが、今日一日が本当に幸せで楽しい一日でした。みなさん、幸せを下さって本当にありがとうございます。」(カンタ)

「カンタさんも僕も今日この時間をずっと頭の中で覚えて、良い思い出になると思います。みなさんのお顔をずっと覚えていようと思います。」(イ・ジフン)

ファンが一番喜んでくれる曲は何だろうと考えて選んだという、20代の初めの頃、自分自身のアイデンティティや色を振り返るきっかけとなった「イニョン(人形)」を最後に心を込めて歌った。

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そしてアンコールを求める声に応えて再びステージに現れると、アップテンポの不朽の名曲「ヘンボゲ ナラ(幸福の国)」を歌い、会場一体となって大いに盛り上がった。

最後に一人一人しっかりと目を見ながらのハイタッチでファンを送り出し、思い出に花を添えた。

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