2015.10.23
2016年1月9日(土)より全国順次公開となるNU’EST主演映画『知らない、ふたり』が、第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に公式出品、レッドカーペットに登場し脚光を浴びた主演のレン、今泉力哉監督、青柳文子、韓英恵、芹澤興人が、一夜明けた翌23日(金)に舞台挨拶を行った。
定刻となり会場上手より登場したキャスト陣は、この後作品を観る来場者に向けて一言ずつ挨拶を述べた。
芹澤「荒川巳喜男役で出演しています。「知らない、ふたり」を選んで観に来てくださってありがとうございます。」
韓「初めて韓国語でお芝居をしました。最後までドキドキしながら楽しんでください。」
青柳「小風役を演じた青柳文子です。自分の恋愛観と比べてみながら楽しんでみてください。」
レン「主演のレンです。みんなでがんばって作ったので楽しんでください。」
今泉監督「2年前「サッドティー」という作品で参加させていただき、またここに戻って来れたことを光栄に思います。本作は恋愛映画でして、それぞれの想いの差について描いた作品をぜひ楽しんでいただければと思います。」
続いて、今泉監督に韓国とのコラボレーションの経緯について質問。
今泉監督「去年の今ぐらいにNU’EST(ニューイースト)との映画を作らないかとのお話をいただきました。そしてメンバーと会って、1時間ほど話しをしました。僕にとって挑戦にもなり、とても面白い機会をいただいたと思いましたので、オリジナルで脚本を書いてみました。」
一方、映画初出演にして日本語での演技に挑戦したレンさんに質問。
レン「映画は初めてだったので緊張しましたが、スタッフの皆さんのサポートで上手にできました。」と上手な日本語で答えた。
そんなレンへの印象を尋ねられた青柳は「撮影裏では歌ったり踊ったりして楽しい人でした。ちょっぴり下手な日本語がかわいいと思いました。」と答え、会場を和ませた。
韓国語での演技に挑戦した韓は、「とてもいい経験になりました。監督の書かれたセリフを韓国語で表現するのはとても大変でした。」と、撮影時の苦労を述べ、
これまでになく真面目な役でしたね、と司会者に突っ込まれた芹澤は「いつもより真面目な役でした。木南晴夏さんが相手役でしたが、木南さんとの重たいシーンはよかったです。真面目にやりました。」と今回の役への真面目さを強調していた。
そして最後に今泉監督から「僕は観る人へのメッセージを意識して作品を作ったことがないので、ご覧になったみなさんがいろいろなことを感じていただければと思います。」と挨拶し、約15分の舞台挨拶は終了した。
東京国際映画祭のレッドカーペットという大きなステージにて堂々の男前ぶりを発揮し一躍注目を浴びたレン。初の経験ながら、「とても緊張しましたけれど、本当に楽しかったです!」と余裕の表情を見せ周りを驚かせた。一方、舞台挨拶が終わり「大丈夫だったかな?と心配になりました。今でもドキドキしています。」とコメントしたレン。20歳になり男としての魅力がどんどん磨かれていく一方、さりげないかわいらしさを持ち合わせる。初の主演という大役をどう演じているのか是非とも注目して欲しい。
【映画詳細】
第28回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門作品
『知らない、ふたり』
お互いの想いを”知らない”7人の男女の視線が交差するー
新世代の恋愛映画監督・今泉力哉が描く、すれ違いの群像劇
人との接点を避けている靴職人・レオンは、ある日、酔って寝ている女性・ソナに絡まれるが、何故か彼女を忘れられなかった。レオンと同じ店で働き、彼に想いを寄せる女性・小風。彼女に一目惚れする客・サンス。サンスはソナの彼氏・ジウと日本語学校に通っていた。その講師・加奈子には車いす生活の荒川という彼氏がいたが、ジウは密かに彼女にも想いを寄せていた。荒川が怪我をした過去に、レオンは少なからず関係があった。お互いの想いを”知らない”男女が一歩踏み出したとき、物語は思わぬ方向へ―。
監督・脚本:今泉力哉「サッドティー」
レン 青柳文子 韓英恵 ミンヒョン JR 芹澤興人 木南晴夏
エグゼクティブプロデューサー 杉原晃史 中野秀紀 藤原俊輔 プロデューサー 紀 嘉久 YAN SONJU ラインプロデューサー 飯塚信弘
撮影 岩永 洋 美術 飯森則裕 録音 根本飛鳥 音響効果 大塚智子 スタイリスト 関 敏明 ヘアメイク 寺沢ルミ 助監督 平波 亘 制作担当 大谷 弘
音楽 アルプ (オリジナルサウンドトラック SELECTIVE RECORDS) 主題歌「Cherry」NU’EST (アリオラジャパン)
製作 日活 ソネットエンタテインメント アリオラジャパン 制作プロダクション ジャンゴフィルム 制作協力 日活調布撮影所
配給 CAMDEN 日活 宣伝 CAMDEN 2015/日本/106分/カラー/ビスタ/3ch
©2015 NIKKATSU, So-net Entertainment, Ariola Japan