2015.11.30 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
2015年11月30日、東京・目黒パーシモンホールにて映画『メモリーズ 追憶の剣』ジャパンプレミアイベントが行われ、主演を務めるイ・ビョンホンが2年ぶりに日本のファンの前に登場した。
韓国で史上3位の興行収入を記録し、日本でも大ヒットした『王になった男』以来4年ぶりの主演を務めるビョンホン。本格的なアクションにスタント無しで挑む体当たりぶりも大きな話題となった本作がいよいよ日本に上陸するとのことで、公開に先駆けて行われた本イベントには彼の来日を待ち焦がれたファンが集まった。
ステージではなく客席から登場するという早速のサプライズに会場は大盛り上がり。挨拶とともに「(登場時に)事故が起きないようにあえて、皆さんの手を握らずすみません。」と紳士的な言葉とともに白い歯を見せはにかむと会場中からため息にも似た歓声が湧き起こった。
久しぶりの来日の感想を尋ねられると、「温かく迎えていただいて、ファンミーティングを思い出すような温かい気持ちになりました。何よりも今気になるのは、皆さんが映画を楽しんでいただけたかどうかです。」と映画を見終えたばかりの会場に感想を求めると大きな拍手が沸き起こるなど終始和やかなムードでイベントは進行した。
本作の魅力については、「描かれている愛だと思います。ある意味現実とはかけ離れた愛ですが、これほどまでに深くて濃密な愛があるんだと思い、出演を決めました。」と出演を決めた経緯と共に説明した。
また、作品の要となるスタントに関しては「最初僕のスタントを見た、指導の方々が物凄いため息をついて、それを見て心が折れました。」とのエピソードも披露し、笑いを誘った。
ファンからの質問コーナーもスタントに関連したことに集中。スタントの際の筋肉が美しく、どこを1番鍛えているのかとの質問には、「背中ですね。僕が考える、体の中で1番大事な部分は背中と肩なんです。」と回答。彼の肉体美が垣間見えるシーンも見逃せない。
また本日はジャパンプレミアを祝し、芸能界イチとも言えるほどの”ビョン様”ファンの演歌歌手、坂本冬美が登場し花束を贈呈した。
憧れのビョンホンから肩を抱かれてのフォトセッションに照れ、目が合うとクラクラと倒れる演技をするなどと会場を大いに盛り上げ、2年ぶりのスター来日に華を添えた。
紅白歌合戦以来、11年ぶりの再会となった坂本に対しビョンホンは「同じ業界の方にこうしてファンでいて頂けてとても嬉しく思います。これから私も坂本さんのご活躍を見守っていきたいと思います。」と感謝と激励の言葉をかけた。
その後に行われた囲み取材にも坂本が登場し、興奮冷めやらぬ様子で、「もう一生お嫁に行きません!ビョン様一筋です。」という宣言も飛び出すほど。
紅白歌合戦への出場も控え忙しくなる年の瀬に「今日いただいたパワーで乗り切れそうです!」と意気込みを見せた。
そんな坂本冬美も「今脂が乗り切っているビョン様が見れます!」と大絶賛の映画は来年1月23日公開!パワーアップし続ける新たなイ・ビョンホンの姿をぜひ劇場で。
《STORY》
高麗末期、3人の剣士ユベク(イ・ビョンホン)、ウォルソ(チョン・ドヨン)、プンチョンは世を変えるべく最強と謳われた3本の剣により反乱を起こすのだが、ユベクの裏切りにより計画は失敗。プンチョンは命を落としウォルソはプンチョンの子とともに姿を消した。
18年後ユベクは国内で最も権力のある男になっていた。ある日、自ら主催した武術大会でウォルソにそっくりな剣さばきの少女を見つけたユベクは彼女を追う。
ばらばらになった3本の剣が再び揃うとき、真実が明かされる。
『メモリーズ 追憶の剣』
2016年1月23日(土) 全国ロードショー
出演:イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ゴウン、ジュノ(2PM)
監督:パク・フンシク
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