2016.01.30 取材:記事.写真/RanRanEntertainment
1月30日(土)、横浜みなとみらいのブリリア ショートショート シアターにてAKB出演映画『9つの窓』の先行公開に先立ち、横山由依、北原里英、宮澤佐江、入山杏奈、木﨑ゆりあ、中西智代梨、茂木忍、江籠裕奈、大野拓朗、小池亮介、およびThinking Dogsのメンバーによる舞台挨拶が行われ、会場から喝采を浴びた。なお、大野拓朗は、4月より放送のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」への出演でも注目されている。
まず、AKBのメンバー8名が登場。「初日を迎え、どんな気持ち?」という質問に対し、メンバー各自が、短編映画(ショートフィルム)の魅力をアピールした。
横山:「短編映画が9本まとまって、1つの映画になったことがうれしいです」
北原:「短編映画にはあまりなじみがなかったけど、その魅力にハマってしまいました。皆さまにも、その魅力が伝わればいいなと思います」
宮澤:「ひとりで10分の作品なんですが、撮影は1日かけてスタッフは大変だったと思う。いろんな気持ちを込めて演じたつもりなので、たくさんの方の印象に残ってほしいです。
入山:10分は短くないですか?この短編映画を見て(10分の中にすごいストーリー、展開がある)、10分を大切に過ごしてもらえたらと思います。壮大な話になっちゃいました(笑)」
木﨑:「1本の映画に9本入っているので、1粒で9度おいしい。1回でなく何回も愛される映画になっていけばいいなと思います」
中西:「私はバイオレンス的な映画に出ていますが、その次がすごくかわいらしい話。9つの作品がすぐに味わえて、すごく楽しかったです」
茂木:「それぞれ10分だけど、あっと言う間に終わる作品だったり、長く感じる作品だったり。皆さん好きな作品を見つけていただきたいです」
江籠:「あまりなじみが無かったけど、出演してショートフィルムの魅力を感じました」
ここで、横山主演作『漁船の光』で共演した大野拓朗、宮澤主演『回想電車』で共演した小池亮介、本作の主題歌を担当したThinking Dogs(TD4名)が登壇。
『漁船の光』は、漁師に嫁いだ主人公が初恋の相手に再会したことで心が揺れ動く作品。初恋の相手を演じた大野は「こんなにたくさんの方にきていただいてうれしい。それに、久しぶりに横山さんにお会いして、それこそ初恋だなあ。ますますきれいになりましたね」と、横山を褒め称える。すぐさま横山が、「ホントやめてくださいよ~(笑)。裏で大野さんに会った時、『監督、緊張するよ~』って言われて・・。廣瀬監督はいないと思っていたから、私が総監督になってから初めて会って言われて、ドキッとしました!」と大照れ。
大野が「初恋の相手として、テレビでますますご活躍しているのを見て、自分のことのようにうれしい」に対し、横山が「私も活躍見てますよ~、ホントに。ホントに恥ずかし。恥ずかしいですよ」と返答。周りのメンバーから「キュンキュンする」などと茶化した。
続いて、『回想電車』で共演した小池は、「撮影は去年の暑い頃。やっと皆さんに見てもらえる」。宮澤からは「共演はほんの一瞬。ポロッと言ったことがネタばれになってしまうので、何も言えない。でも、傷つけられました。回送電車でいろいろなことが分ってしまうというお話です」と、『回送電車』のストーリーをちらっと口にする。
そして、Thinking Dogsは「皆で一緒に見ました。エンドロールで僕等の歌が流れ、感動しました。ぐっときました」と、しみじみと語る。
次に、AKBのメンバーに対し、「もし、『漁船の光』と同じく初恋の大好きだった彼、大野拓朗さんが再び現れたらどうしますか?」と質問。
横山:「どうしよう、大野さん男前なんで。昔とは変わっていると思うので、すごい緊張しちゃう。どうなんやろ、初恋の人に会うという感覚がないんで・・。私、本当に分らないんですけど」と当惑気味。
北原:「だいたい初恋の人は、久しぶりに会うと、『あれっ、おかしいな』というパターンが多いので、大野さんみたいだったらうれしいです」
宮澤:「私だったら、好きだったよって告白します。今じゃなくて、私の初恋の相手だったと直接いいます!」ときっぱり。メンバーから「言うわ。絶対言う!」と同意の声。
入山:「どうもしないですね。何も思わないと思う。初恋のこと忘れていると思うので、『こんにちは』という感じです」とさっぱり。
木﨑:「長身がだめなんで、大野さんはノーサンキューです」とこちらもあっさり。
中西:「見ため的にはがつがつ行くと思われがちだけれども、あんまり言えない人なんで、心の奥にしまって、『こんにちは』と言って、家に帰って思い出に浸ると思います」
茂木:「私の実際の初恋の人は背が低かったので、こういうふうにすてきな背の高い男性に成長していたら、逃した魚は大きかったと後悔すると思います」と、内気な性格が続く。
江籠:「私15歳なんですけど、初恋はピンとこない。好きになったら、恥ずかしくて会話できないと思います」と答えると、メンバーから「カワイイ!」、「アイドルとして、パーフェクトな発言です」と賞賛。
最後に、「この映画を見て、AKBのことをもっと好きになってほしい」(横山)、「見た方はまだ少ないので、会場の皆さんにはぜひ情報を拡散する責任があるので、『とてもよかった』と広めてください」(北原)など、宣伝に余念がなかった。
『9つの窓』は国際短編映画祭ショートショート・フィルムフェスティバル&アジアとAKB48グループがコラボして制作された1作10分×9作品のショートフィルムによるオムニバス映画。作品内容は、ショートフィルムならではの凝縮された魅力はもちろんのこと、コメディからハートフル、ブラックユーモア、サスペンスまで様々なジャンルで構成、「奇跡の一日」が描かれる。出演者はAKB48グループから1作品につき1名が出演。更に共演者は、大野拓朗、波岡一喜、長谷川初範、相島一之と豪華キャストにも注目。
【『9つの窓』 全9作品】
『お電話ありがとうございます』監督:名倉愛、脚本:隈部雅則、出演:北原里英(NGT48)他
『赤い糸』監督:曽根剛、脚本:吉原れい、出演:茂木忍(AKB48)、谷内里早、菊地燎他
『回想電車』監督:比呂啓、脚本:隈部雅則、出演:宮澤佐江(SNH48/SKE48)、小池亮介
『さおり』監督・脚本:廣瀬陽、出演:中西智代梨(AKB48)、秦瑞穂、中村龍介
『漁船の光』監督:廣瀬陽、脚本:奥西隼也、出演:横山由依(AKB48)、大野拓朗
『candy』監督:名倉愛、脚本:山内晶、主演:木﨑ゆりあ(AKB48)、大沼遼平
『レミューテック』監督:中村公彦、脚本:春名功武、主演:江籠裕奈(SKE48)
『先客あり』監督:小川和也、脚本:掛川浩司、主演:入山杏奈(AKB48)、松山優太他
『Dark Lake』監督:中村公彦、脚本:平沼豊、主演:兒玉遥(HKT48/AKB48)
©2015 「AKB48 GROUP ShortShrots」製作委員会
HPアドレス http://akb-shortshorts.com/
1月30日(土)よりブリリア ショートショート シアターにて先行ロードショー!
2月6日(土)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、センチュリーシネマ、シネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋ほか順次公開