2016.06.04 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
ベストセラー作家・島田荘司による原作を実写映画化した『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の初日舞台挨拶が4日都内で行われ、主演の玉木宏、共演の広瀬アリス、石田ひかり、谷村美月、小倉久寛、和泉聖治監督らが登壇した。
IQ300超の天才脳科学者役で主演する玉木が「一言では語り尽くせない人物。無機質で機械的な人物を目指してやっていました」とこだわりの役作りを真面目に語る一方で、共演の谷村は満席の会場を見渡して「初日に映画を観たことがないので、皆さんの気持ちがわからない」と失言。これには玉木も「え?え?そこ?」と驚きを隠せなかったものの「初日はね、混んでいますからね」と上手くフォローしていた。
さらに谷村は「凄く緊張したし、“映画”という現場だった気がします」と天然コメントを効かせて、玉木から「これは映画ですよ」と訂正されるも「玉木さんがいらっしゃるとそんな感じでもなかった」と意図を上手く言葉で表現出来ておらず、会場は爆笑。玉木と対峙するシーンは「そこはもう圧巻というか、玉木さんが涼しい顔を通り越して凄いと思った。なんですか、こういう人見たことないな~と。想像を遙かに超えていました」と独特な表現でまたまた笑いを誘っていた。
一方、広瀬は「IQ300超の探偵に解決してほしい問題」を聞かれると「身長は165センチあるけれど、足のサイズが小さいのでよく転ぶ。街中で転ぶのが悩み」と珍回答。すかさず玉木から「探偵に頼むことじゃないよ、お医者さんでしょ、それは」と指摘されるも、広瀬は「足を大きくする方法とかあるんですかね?」と逆質問で、その自由奔放ぶりに玉木は「知らないよ!」とタジタジだった。