取材:記事・写真/RanRanEntertainment
6月13日、映画『ジョン・ウィック:チャプター2』のジャパンプレミアが、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、キアヌ・リーブスが舞台挨拶に登壇しファンを熱狂させた。前作に続いてメガホンをとったチャド・スタエルスキ監督も一緒に来日した。
本作は、キアヌ演じる元殺し屋ジョン・ウィックの復讐劇が描かれる。前作に続いて、新たな戦いに巻き込まれたジョン・ウィックが世界中の殺し屋たちと死闘を繰り広げるさまが活写される。2月10日に全米公開された同作だが、前作の2倍以上の成績を上げる大ヒット。さらには8日間で前作のトータル興収を超えるなど、大ヒッを記録トしている。
キアヌの来日は、前作『ジョン・ウィック』から約1年9カ月ぶり。黒のスーツ姿で颯爽と登場したキアヌは、「コンニチハ、今日はすごくワクワクしているよ!」と笑顔で挨拶。ファンからの黄色い声援に応えた。
ご機嫌な様子のキアヌは、「この作品には独特な世界観、魂、そして他の作品と違ったテイストがある。とにかく楽しい映画だよ!」と自信を持ってPRした。
本作のお気に入りシーンを聞かれると、キアヌは「オーマイゴッド!とにかくこの作品が大好きなのでどれか1つに決めるのは難しい」と困り顔。「いろんな種類の銃(ガン)を次々と使うアクションシーンがあるんだけど、そこが最大の見どころかな」と説明した。
一方、チャド監督は、「前作よりレベルアップさせるためには、キアヌ自身がレベルアップする必要があった。5カ月間柔術、柔道、サンボ、ガンフー(銃とカンフーを組み合わせたもの)、カーフー(車とカンフーを組みあわせた格闘術)など、みっちり訓練してもらった」とキアヌの入念な役作りを明かした。さらに、「高いところから落としたりもしたのに、キアヌはまだ生きているよ!(笑)本当にキアヌは強靭だよ」とハードな役作りに挑戦したキアヌを称賛した。
続編(第3弾)について聞かれると、キアヌが「もちろん作れたらいいと思っている。それは観客の皆さんに懸かっています」と話すと、会場からは大きな拍手が沸き起こった。続編を撮影するとして、日本での撮影は?との質問には「皇居での撮影は可能かな?もちろん外側だけ!お堀に飛び込んだり……」と妄想を膨らませて会場を沸かせた。
イベントの終盤には、黒のロングドレスでドレスアップした歌手の和田アキ子が花束を持って応援に駆け付けた。大ヒットを祈願して和田の楽曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」にちなみ、3人が鐘を鳴らし、イベントを締めくくった。和田は、昔、キアヌがバンドを組んでいて、ベースマンだと聞き、「今度、一緒にやりましょう!」とキアヌに一緒のセッションをオファーしていた。
映画『ジョン・ウィック:チャプター2』は7月7日TOHOシネマズみゆき座ほか全国公開